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位置情報共有アプリ「Jagat」で所属大学の交流を促進!「がっこうの惑星」機能の活用方法を社長自らが語る

2024/02/23 10:00
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みなさんは、「Jagat」をご存知だろうか。2023年3月に登場した位置情報共有SNSで、リリースからわずか半年で1000万ダウンロードを達成した人気のアプリだ。もっとわかりやすく伝えるとしたら、サービスを終了した「Zenly」の代わりとなるアプリ、である。

位置情報共有SNSアプリ「Jagat」に、「がっこうの惑星」機能が登場した
位置情報共有SNSアプリ「Jagat」に、「がっこうの惑星」機能が登場した

【写真】「がっこうの惑星」は、Z世代向けの新サービス
【写真】「がっこうの惑星」は、Z世代向けの新サービス


このたび、Z世代から支持されるこの「Jagat」が、新たに「がっこうの惑星」なる機能を追加した。大学を中心に、学校という単位で交流できるのが特徴だ。親しい友達だけにとどまらず、学内で同じ志を持つ個人やグループを発見できる、画期的なサービスとなる。位置情報共有SNSとしては初めての機能となる「がっこうの惑星」について、「Jagat」の共同設立者兼社長のBarry Beagen(バリー・ビーゲン)さんに詳しくお話をうかがった。

ーー「がっこうの惑星」は2024年1月からサービス開始となりました。現在の利用者状況を教えてください。
「サービス開始以来、世界中で3000以上の惑星(※)が構築され、承認済みのユーザーから利用されています」

※各校ごとのコミュニティを“惑星”と呼ぶ。惑星に参加するためには、学生証や卒業証明の認証プロセスを経る必要があり、全くの外部の人物は侵入できないので安心だ。原則として特定の学校関係者のみが交流できる仕組みだが、近隣のキャンパスの情報も得られる。同じ志、同じ趣味といった、属性の似たグループを見つけることに特化している。

大学を中心に、学校単位のコミュニティを“惑星”に見立て、交流を促進する
大学を中心に、学校単位のコミュニティを“惑星”に見立て、交流を促進する


ーーどのような利用方法を想定しているのでしょうか。
「『がっこうの惑星』はまだいくつかの機能が構築中です。私たちはユーザーがそれぞれの限られた『がっこうの惑星』内で情報を共有し、お互いに新しい発見をもたらしたり、学生同士が簡単につながったりすることを描いています。このビジョンは、同じ興味を持つ仲間とつながりたい、活動やイベントを簡単に組織したい、と感じているユーザーの要望から着想を得ました。私やJagatのチームのメンバーもそれぞれの学生時代を振り返ると、より豊かな学生生活を送るために、人や活動、興味関心に基づいて仲間とつながり、新しい発見ができることを求めていました」

アプリでは、キャンパス内のソーシャルマップや話題、さらにはイベントを公開するほか、グループチャットの機能も備える。学生たちはマップを通じ、大学や学校ごとに自分のまわりのグループや活動を見つけ、そして参加のきっかけにすることができるのだ。もちろん、参加を呼び掛けたい際にも役立つ。すでに仲良くなれた友達だけでなく、交友の範囲を拡大したいという意欲的な学生の力強い味方なのだ。

「近くのグループ」機能
「近くのグループ」機能

「キャンパストーク」機能
「キャンパストーク」機能


ーーユーザーはどのように活用していますか?実際の活用事例を教えてください。
「『がっこうの惑星』に参加した学生は、自分自身の情報を発信するために使用しています。最も人気なのが、学校内における日常生活の投稿で、多くの学生は授業の合間にクラスの様子を投稿しているようです。ネットワークが成長し、機能が発展するにつれて、より創造的な使用方法が見られるようになると信じています」

ーー卒業後、参加した惑星の登録はどのような扱いになるのでしょうか。
「登録は永続的です。『がっこうの惑星』を卒業生と現在の学生がつながる場所にすることを推奨しています。これは非常に貴重なことだと考えています。将来的に、よりステータスの確認を進め、卒業バッチや年度を区別する機能を開発する予定です」

たった今その場だけ、の関係で終わらないのはありがたい。一度惑星に参加できれば、のちの就職活動や、就職後に人脈をたどりたい場合にも役立ちそうだ。同窓生という共通点を活かすためにも、在学中の活発な利用が望ましいと言えるだろう。

現時点では個人SNSと同様に使っている学生が多いとのことだが、よりコミュニケーションを促進するために、「がっこうの惑星」ではさまざまな施策をめぐらせている。そのひとつが「Ocat(オーキャット)」というゲームで、かなりの高難度だという。

ーー「Ocat」とはどんなゲームなのでしょうか?また、反響についてもお聞かせください。
「画面からすべてのタイルを完全に削除するために、戦略的にタイルをマッチングするゲームです。平均して1万人にひとりがゲームをクリアできます。キャンパス単位でポイントを競います」

「たとえば、キャンパスAから1名のユーザーがゲームをクリアした場合、ポイントはキャンパスAのために集められます。このように、同じキャンパスのユーザーがプレイすればするほど、キャンパスが勝つ可能性が高くなります。『Ocat』には、自然と学生たちが集まっている様子が見られます。世界中で1000を超える学校が参加していて、ベトナムでは2週間で176以上の学校が学校間競技に参加しました。日本では34校が参加しており、今も増加し続けています」

学校対抗型のゲーム「Ocat」は、日本だけでなく世界中の学校と競い合える
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難易度が高いので、クリアするのもひと苦労!同じ惑星の仲間たちと協力して、上位を目指そう
難易度が高いので、クリアするのもひと苦労!同じ惑星の仲間たちと協力して、上位を目指そう


ーー最後に、読者やユーザーに向けて、メッセージをお願いします。
「私たちは『がっこうの惑星』のさらなる改良とサポート機能の構築を続けます。現サービスは早期段階で導入したため、まだまだ進化の途中です。ユーザーが自然と集まり、自由にサービスを活用している様子を見るのが楽しみです。『がっこうの惑星』機能を追加する過程は、私たちにとって、とてもワクワクするものです。多くの機能と同様に、私たちは常に最初にテストを行います」

「『がっこうの惑星』の前に、私たちは興味・関心に基づく“惑星”機能を展開しました。それによりエンゲージメント率が大幅に増加し、ユーザーがより多くの友人を見つけはじめたことを確認しました。『がっこうの惑星』においても同様に、学生たちが自由に活用して楽しんでいくことでしょう。私たちJagatの使命は、SNSにソーシャルの要素を取り戻すことです。『がっこうの惑星』は、学生がキャンパス内外でコミュニティを築くための新しい機能だと信じています」

位置情報の共有に、所属大学という要素を加えるという、ありそうでなかったSNSの機能。直接話しかけるのは憚られても、Jagatで先につながっておけば、親しくなるためのハードルも下がる。突然の休講で時間を持て余したとき、友達が欠席してひとりでランチすることになってしまったとき、惑星の中の“近くのグループ”機能や“キャンパストーク”機能を活用して、新たな交流の場に参加してみてはいかがだろうか。

■Jagathttps://www.jagat.io/

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