サイト終了のお知らせ

平素より「OneNews」をご利用いただき、誠にありがとうございます。本サイトは2024年5月15日をもってサービスを終了いたします。
サービス終了後、OneNews掲載の一部コンテンツ(ビジネス記事、マネー記事)は、
当社運営メディア「ウォーカープラス」に引き継がれますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。

「Twitter(X)離れ」が加速?移行を検討する人は4カ月で1.5倍。新SNS「Threads」も候補に

2023/07/27 18:00
SHARE

ナイル株式会社が、スマートフォンユーザー向けアプリ情報メディア「Appliv(アプリヴ)」にて、Twitter(現『X』。以下、Twitterと表記)を利用する全国の10代~60代の男女534人を対象に、「Twitterの利用状況」に関するアンケート調査を実施。Twitterから、ほかのSNSへの移行を検討した人は、過去4カ月で約1.5倍に増えた。

25.7%がサービスに不満

【画像】Twitterを利用する頻度
【画像】Twitterを利用する頻度

イーロン・マスク氏によるTwitter買収(2022年10月)以来、Twitterの仕様変更が相次ぎ、今後の動向に注目が集まっている。そんななか、Applivは2023年2月、4月、7月に「Twitterの利用状況」に関する調査を実施。4月の調査でTwitterを「毎日利用している(1日1回以上)」と回答した人を対象に、利用頻度を調査したところ、全体の94%が現在でも毎日利用していると回答した。

Twitter以外のSNS利用時間
Twitter以外のSNS利用時間

Twitter以外のSNS利用時間については変わらないと回答したのは60.3%。一方で、Twitter以外のSNSを利用する時間が増えたのは、「とても増えた」(7.7%)と「まあまあ増えた」(21.3%)をあわせた29.0%だった。

Twitterの満足度
Twitterの満足度

Twitterに対する満足度については、「少し不満」が19.7%、「かなり不満」が6.0%で、調査開始以降、不満を感じている人の割合が最も高い結果となった。

新SNS「Threads」も移行先の候補に

他SNSへの移行検討
他SNSへの移行検討

「SNSへの移行を検討したことがある」または「既に移行先SNSを利用している」と回答した人は全体の39.5%で、4月に比べて6ポイント増。一方で、「検討したことはない」と回答したのは、前回調査から10.4ポイント減の46.3%と、過去最も少ない結果になった。ほかのSNSへの移行を検討する人が少しずつ増加し続けている状況から、徐々に「Twitter離れ」が進みつつある状況が見てとれる。

移行を検討した理由
移行を検討した理由

ほかのSNSへの移行を検討した理由については、「サービスが有料化する可能性」が25.3%と最も多い。「サービスが終了する可能性」(22.2%)、「新しい機能が使いづらい、好みではない」(15.7%)と続く。

移行先候補のSNS
移行先候補のSNS

移行先の候補は、1位が「Instagram」(37.4%)、2位は「LINE」(16.2%)という結果に。米Meta(旧Facebook)の新SNS「Threads(スレッズ)」も候補に上がっており、7月6日のサービス開始直後から移行先候補として選ばれていた。

一時的な閲覧制限時に取った行動
一時的な閲覧制限時に取った行動

7月に行われた一時的な閲覧制限を受け、どのような行動をとったのか質問したところ、何かしらの行動を取った人は全体の29.1%。そのうち20.0%が「Twitter Blueに加入した」と回答しており、有料でもTwitterを利用したいと考えるユーザーは一定数いることもわかった。

移行を検討、移行先SNSを利用している人は1.5倍

今回の調査について、ナイル株式会社の担当者に話を聞いた。

「(今回の調査の狙いは?)4月の調査以降の仕様変更、調査直前に行われた一時的なAPI制限が、利用者(利用頻度が1日1回以上)にどの程度影響したのかに着目しました。Instagram版Twitterと称される『Threads』がサービス開始されたことで、ほかのSNSへの移行状況にも変化があると予測しました」

「(今回の調査結果のポイントは?)他SNSへの移行検討者の増加と、移行先候補の状況です。調査を開始した2023年2月に比べ、移行を検討している、また移行先SNSを利用していると回答した人は1.5倍という結果でした。検討理由には『サービスが有料化する可能性』や『サービスが終了する可能性』が挙げられましたが、『新しい機能が使いづらい、好みではない』という回答もありました。7月1日以降のTwitterの仕様変更が要因のひとつだと考えられる結果となりました。7月24日現在、DMの仕様が変更され、未認証アカウントの1日あたりの送信件数に制限がかかりました。こうした変更は今後も恐らく続くと予想されていることから、さらに増えていく可能性があるのではないかと考えます」

「(移行について、今後の動きは?)移行検討者による移行先候補の回答を見るに、Twitterに代わる有力なSNSはまだ見つかっていないと考えられます。調査期間中に、Metaの『Threads』がリリースされたことから、次回の調査時にどのくらい伸びてくるのか注目しています」

「(ユーザーにメッセージは?)Applivではスマホユーザー向けに役立つ情報を日々提供しています。移行を検討しているユーザーに向け、各SNSの特徴や機能の解説、人気ランキングも公開しておりますのでぜひご覧ください」

7月23日(日本時間24日)には、新しい「X」のロゴマークが発表され、青い鳥との“別れ”を惜しむ声も多い。今後のユーザーの動きに注目したい。

■調査概要
調査方法:インターネット調査
調査の対象:全国の10代から60代以上の男女
有効回答数:男女534人 ※Twitter(現『X』)を毎日利用する人を抽出
調査期間:2023年7月6日~7月10日

出典元:https://app-liv.jp/articles/142971/
Appliv(アプリヴ)
https://app-liv.jp

あわせて読みたい

人気ランキング

お知らせ