大学生考案のメニューがホテルに!?湯快リゾートに新たに並ぶ“環境にやさしい”コラボメニューとは？

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今回取り上げるのは、大阪成蹊大学と湯快リゾートのコラボメニュー。大阪成蹊大学の学生が開発したメニューが、2023年12月1日から2024年2月29日(木)の期間限定で湯快リゾートが運営する29のホテルで提供される。

環境への配慮がポイントで、食を通じて環境問題をより身近に感じることができるメニューになっているとのこと。今回のコラボメニューについて担当者に話を聞いてみた。

――新たに“環境にやさしい”コラボメニューを提供する狙いについて教えてください。
昨今のSDGsの浸透もあり、食に関わる考えや取り巻く環境が変わってきています。そのなかで、今回、大阪成蹊大学様との取り組みの話があり、学生の方々の研究内容や考え、想いに共感でき、湯快リゾートでもお手伝いをさせていただくことで、従業員はもちろん、お客様にも環境問題について興味を持っていただけるのではないかという想いで、取り組みを実施させていただきました。

――コラボメニューのイチオシポイントを教えてください。
大阪成蹊大学の学生が、“環境やお客様のことを考えて一生懸命作った”というところが一番のポイントです。提供する4品のメニューは、学生の方々が考えたメニューをほぼそのまま再現しています。学生の想いが詰まった料理をご賞味ください。

――今回のコラボメニューは、どのような点で環境にやさしいのでしょうか？
メニューに使われている「ソイチキ(R)」は大豆ミートのことであり、家畜を育てるときの約1/8の二酸化炭素排出量で生産することが可能です。また、カナダ大麦豚は、生産している企業がエネルギーや水の使用量の削減、廃棄物の削減、より持続可能な環境への還元と影響の中和を同等に行うよう取り組んでおり、カーボンニュートラルを達成しています。

――最後にユーザーへメッセージをお願いします。
大学生の方々の想いが詰まったメニューとなっており、あらためて環境問題を考えるきっかけになる取り組みだと思っています。この取り組みが環境問題を考える第一歩になることを願っています。湯快リゾートとしてもSDGsを含む環境問題に今後も積極的に取り組み、直面している環境問題の解決に少しでも役に立てればと考えます。

コラボメニュー概要

■対象ホテル
湯快リゾート29ホテルにて提供
※湯快わんわんリゾート矢田屋松濤園を除く

■提供期間
2023年12月1日～2024年2月29日(木)
※夕食バイキングにて提供

■コラボメニュー
韓国風ソイチキ巻き寿司
韓国の家庭料理「チュモッパ」と日本の巻き寿司を融合させた自慢の一品。環境にやさしい大豆ミートのソイチキ(R)を使用しており、マイルドな味わいを楽しむことができる。

カナダ大麦豚入りミネストローネ
サイコロ状に小さく切った具材を使ったかわいらしいミネストローネ。野菜たっぷりで冬の寒さにも負けない一品。

カナダ大麦豚のジェノベーゼグラタン
豚肉を使用した、食べ応えのあるマカロニグラタン。ジェノベーゼソースで香りよく仕上げている。通常のホワイトソースグラタンとは一味違う、見た目・香り・味を楽しむことが可能だ。

カナダ大麦豚のヤンニョムテジ
韓国料理で定番のヤンニョムソースに、テジ(日本語で豚)のから揚げを絡ませた一品。甘辛い味付けが豚肉との相性が抜群でやみつきになること間違いなし。

学生考案！食を通じて環境問題について考えるきっかけを

コラボメニューの開発に携わった学生のひとりは、「環境にやさしいお肉を使った食事を通して、地球の未来について考えるきっかけを作ること」をテーマに研究を行っている。今回のコラボメニューはそんな学生の研究成果が詰まった一品で、湯快リゾートへのインタビュー調査や幾度にわたる試作を経てホテルでの提供が実現した。

大豆ミートやカナダ大麦豚が使用されており、環境問題や日本の未来について考えるきっかけを与えてくれるようなラインナップ。気になる人は、チェックしてみよう。