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GWいくら使う?4人に1人が「5000円未満」と回答、大型連休の予算調査

2023/04/27 11:30 | 更新 2023/04/27 17:08
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コロナによる規制が緩和されたなかで迎える2023年のGW(ゴールデンウィーク)。リアルでのイベント開催も多くなり、おでかけの機会が増える一方で、さまざまな物やサービスの値上げが続く。消費者はどのように大型連休を過ごし、どのくらいお金を使う予定なのだろうか。株式会社mitorizが実施した「大型連休の過ごし方に関するアンケート」によると、大型連休に使う予算について、4人に1人が「5000円未満」と回答した。

GWの予算調査
GWの予算調査


大型連休「うれしい」と感じる理由は「ゆっくり身体を休められるから」

同社の消費者購買行動レポートデータサービス「Point of Buy(R)(以下、POB)」の会員、全国のPOB会員3012人(平均年齢48.5歳)に対して行われた今回のアンケート。

結果:今年の大型連休をどう感じていますか?うれしい理由・うれしくない理由
結果:今年の大型連休をどう感じていますか?うれしい理由・うれしくない理由

「今年の大型連休をどう感じていますか?」という問いには、「とてもうれしい(24.2%)」「ややうれしい(43.6%)」合わせて約7割の人が「うれしい」と回答。「うれしい」と思う理由については、「ゆっくり身体を休めることができるから」が42.6%でトップに。以下、「家族と過ごす時間が増えるから(31.1%)」、「コロナウイルス関連の行動制限が緩和されたから(27.9%)」、「自分の時間が十分に取れるから(27.8%)」と続く。

一方、約3割の人が大型連休について「あまりうれしくない」「うれしくない」と回答。理由は「どこに行っても混雑しそうだから」が39.3%と最も多く、次いで「交通が混雑するから(29.7%)」、「特に予定がないから(24.5%)」と続いた。また、「値上げラッシュで行きたいところがどんどん制限され、趣味などの買い物を控えているため連休でも楽しく感じられない(30代女性)」といった回答者コメントが寄せられるなど、出費や値上げを懸念する理由も多く、「出費が増えるから」と回答した人は22.8%に上った。

大型連休は何をして過ごす?

「今年の大型連休に何をして過ごしますか?」という問いに対しては、45.9%の人が「何もせずゆっくり過ごす」と回答。同アンケートであわせて聞いた2022年の実際の過ごし方と比較すると減少傾向にあるものの、依然として最も多い結果に。次いで「食事を楽しむ」(21.3%)、「家の片づけ・家事」(20.6%)と続く。

外出を伴う過ごし方:2022年(51.0%)⇒2023年(63.5%)で1.25倍増に
外出を伴う過ごし方:2022年(51.0%)⇒2023年(63.5%)で1.25倍増に

「街やショッピングに出かける」「国内旅行(近場へ宿泊)に行く」「帰省する」といった、外出を伴う過ごし方をすると回答した人は、全体の63.5%。2022年実際に外出を伴う過ごし方をしたと回答した人は51.0%だったことから、昨年よりもアクティブな過ごし方をする人が増加する傾向にあるようだ。

いくら使う?4人に1人は「5000円未満」と回答

「今年の大型連休はどれぐらいお金を使うと思いますか?」という問いに対して、最も多かったのは「5000円未満」と回答した人で、25.5%に上った。次いで「5000円~10000円未満」が16.8%、さらに「20000円~30000円未満」が15.8%と続く。

結果:今年の大型連休はどれぐらいお金を使うと思いますか?
結果:今年の大型連休はどれぐらいお金を使うと思いますか?

全体で見ると、約9割(88.4%)の人が5万円未満の予算を想定しているということがわかった。また、大型連休を「うれしい・ややうれしい」と感じている人のうち、5万円以上の予算を想定している人の割合は15.3%、「うれしくない・ややうれしくない」と感じている人では3.6%という結果になった。

連休を楽しみにしている人ほど予算が高い傾向
連休を楽しみにしている人ほど予算が高い傾向


調査から見える値上げの影響

同社では、「マスク着用の個人判断に関する調査」や、「たまごの値上げに関する調査」など、生活者の実態に迫った調査を定期的に実施。その一環として今回の大型連休に関するアンケート調査が実施された。

今回の調査について、担当者に話を聞いてみた。

「(今回の調査結果のポイントは?)コロナによる制限が緩くなるなかで、昨年からさまざまな物やサービスの値上げが続いており、そのなかで消費者が大型連休をどのように考えているのかを調査しました。制限が緩くなったにも関わらず、『何もせずゆっくり』といった回答が最も多く、予算も5000円未満と財布の紐は堅く、昨年からの値上げの影響が出ているのかもしれません」

「(回答者コメントで気になったことは?)依然、『コロナを気にして出かけない』というコメントも多くありましたが、『コロナは落ち着いたが、値上げのため出かけずに家でゆっくり過ごす』や、『値上げがあるので、お金がかからないレジャーを楽しむ』というように、『値上げの影響があって出かけない』や『お金のかからない過ごし方をする』といったコメントも多く上がっており、昨年からの値上げラッシュによる影響が出ている様子です」

コロナへの規制は緩和されても、消費者に大きく立ちはだかる値上げの現実。心と家計の折り合いをつけながら、2023年のGWを過ごしたい。

■調査概要
調査期間:2023年3月17日~3月18日
調査対象:mitorizの消費者購買行動レポートデータサービス「Point of Buy(R)」の登録会員(POB会員)POB会員(平均年齢48.5歳)
有効回答数:3012件
調査方法:インターネットによる自社調査
調査会社:株式会社mitoriz

株式会社mitoriz/
マスク着用の個人判断に関する調査/
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