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『働くのに場所も時間も関係なし!』を宣言する企業の永続的なフルリモート制度に注目

2022/10/12 20:00 | 更新 2023/04/17 00:01
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法人営業専門の営業アウトソーシング事業を展開する株式会社エグゼクティブでは2020年7月より、永続的なフルリモートに移行。勤務地は問わず、場所に関係なく働くことができるという。さらに旅をしながら出勤できるワーケーション制度も整っているため、旅行先・帰省先から勤務している社員も増加。同社のワークライフマネジメント意識向上につながる働き方を紹介しよう。

ワーケーションを活用しながら、仕事も生活も楽しく!
ワーケーションを活用しながら、仕事も生活も楽しく!

永続的なフルリモート勤務

株式会社エグゼクティブでは、「働くのに場所も時間も関係なし!」と社内外に宣言している。これを同社では「NLPT宣言」と呼んでいるそうだ(NLPT=Our company has No Limitations on the location of workPlace and working Time.)。

世の中には、能力があり、働く意欲もあるにも関わらず、子育て、介護、病気、居住地などさまざまな理由で働く機会を逸している人が大勢いる。同社では、何か事情があっても、働きたい人が自由に働ける環境づくりを心がけている。この「NLPT宣言」のひとつとして、2020年7月から、決められた出勤日もなく、出勤義務もない、永続的フルリモートワークを開始している。

旅をしながら勤務できるワーケーション制度

ワーケーション制度とは、長期休暇を兼ねてリモートワークを行う「旅をしながら出勤」ができる働き方。同社では職種・勤続年数を問わず誰でも申請可能だ(事前申請制)。勤務中は自社システム、ビジネスチャットツール、Web会議システムといったオンラインツールで確認、共有を行ないながら、緊急時にもフォローし合える社内体制を整備している。長期休暇取得へのハードルを下げ、社員のワークライフマネジメントの意識向上を重視した制度だ。

全社員フルリモート勤務に移行した2020年以降は、ワーケーション制度を利用し、旅行先・帰省先から勤務している社員が3年間で約2.5倍に増加している。

家族の赴任先である鹿児島県からワーケーション

ある社員は家族の赴任先である鹿児島県で、ワーケーション制度を約3カ月月間活用中だ。その感想を聞いてみた。

所属:テック部
仕事内容: Web/グラフィック/動画/制作、営業サポート
勤務/雇用形態:週4日(9:00〜18:00)/正社員
家族構成:夫
普段の居住地:東京都
ワーケーション地:鹿児島県

◎ワーケーションを決めた理由
「夫の鹿児島赴任が決まり、一緒に行くという選択肢もありましたが、東京の自宅マンション管理のために、東京と鹿児島を行き来することに決めました。これまでも何度か会社のワーケーション制度を活用し、鹿児島で仕事をしています。今回は最長の3カ月間のワーケーションを予定しています」

◎ワーケーション中の過ごし方
「会社のフルリモートワーク制度が整っているおかげで、東京と鹿児島では仕事の環境は何も変わりません。自社システム、ビジネスチャットツール、Web会議システムといったオンラインツールを活用しながら仕事をしています。ただ、仕事後と週末の過ごし方が全く違います。東京では週末は家で過ごすことが多いですが、鹿児島では、仕事後は地元のスーパーで新鮮な野菜や魚を購入して料理を楽しんだり、近くの海まで散歩したり、夜は星を見に行ったり、週末は九州全域を旅行したりと、東京にいるときとは全く違う生活を楽しんでいます」

「ワーケーションなので、居住半分、旅行半分の気持ちがあり、すべてのことが新鮮に映り、また、期間が決まっているからこそ、行きたいところすべてに行こう!と活動的に過ごすことができていることも、魅力のひとつだと思います」

◎ワーケーションを活用した感想
「これまでは、自分自身の充実のために、好きな仕事、楽しい仕事を探し求めていました。ワーケーションを経験してみて、仕事をしながらライフ(生活)も全力で楽しむことで、それをエネルギー源として仕事もより楽しくなる、と実感しています。
また、鹿児島を起点として九州全域旅をしていると、どの地域も素敵で、住んでいる人たちも生き生きしているので、自分自身も、もっと一日一日を大切に生きたいと強く思うようになりました。東京にいると気づけなかったことがたくさんあり、そのことがいろいろなことにつながっていくので、インスピレーションが高まっている気がします」

「ワーケーションを活用しながら、仕事も生活も楽しく過ごせているのは周りの方々のおかげなので、会社の環境や家族の状況に感謝しています」

株式会社エグゼクティブの働き方制度

NLPT宣言に基づいた6種類の働き方制度を紹介。

◯完全テレワーク制度
全国から勤務可能。オフィスへの出社義務なし。
◯フリー正社員制度
週3日でも、時短でも正社員。給与/賞与水準、業務内容の別なし。
◯D-Light制度
在職年数や勤務体型に依存せず、クライントの喜び値で給与が決定。
◯SHIP
企業内スキルを超えて、理想的な未来を実現するためのトレーニング制度。
◯プロジェクトリーダー制度
階層組織なし。いつでも誰でもプロジェクトリーダーに昇格。
◯オープンワールド制度
成長したその後をサポートする制度(役員/独立/フリーランス)

担当者に話を聞いてみた。
「(今回の施策の狙いは?)当社では『働くのに場所も時間も関係なし!』と社内外に宣言しており、何か事情があっても、働きたい人が自由に働ける環境をつくっております。世の中には、子育て、介護、病気、居住地など、さまざまな理由で、能力もあり、働く意欲もあるにも関わらず、働く機会を逸している方が大勢います。そのような方に当社のことを知ってもらい、少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです」

「(今回の施策の目玉は?)イチオシは、いつでも誰でも気軽にワーケーション制度を利用できることです。制度を利用することによって、社員に仕事とプライベートの両方を充実させてもらいたい、という思いがあります。また、気軽にワーケーション制度を利用できる理由は、2020年以降、全社員永続的なフルリモート勤務になっていることと、フルリモートワークでも複数のツールでコミュニケーションの充実を図り、お互いにフォローし合える社内体制を整備していることが大きいです」

「(ユーザーへのメッセージは?)当社には、自由に働き、自由に生きるための制度があります」
・営業職は相手に合わせなければならずフルタイム勤務や残業があたりまえ?
・営業職は販売することがゴールで、相手の課題解決ではない?
・年功序列で、給与は勤務時間や勤務年数に依存する?
・休暇や早退の理由に家族の事情を言うのはタブー?
・産休/育休をとるのがなんとなく雰囲気的にきまずい、二人目となるとなおさら?
・時短勤務だと責任のある仕事は任されない?
「この社会にあるさまざまな理不尽、会社にルールによって、心地よく働けていない方には、働き方は自分で選択していけるということを知ってもらいたいです。一度、当社の採用情報を覗いてみてください」

採用情報
https://www.executive.jp/a_recruit_index.php

株式会社エグゼクティブ
https://www.executive.jp/

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