身体が温まるかき氷!?川崎生まれの「香辛子」を使用した新感覚のかき氷「香辛子のホットなチャイかき氷」とは？

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今回取り上げるのは、川崎のかき氷専門店「白熊堂」の新メニュー「香辛子のホットなチャイかき氷」。2024年1月30日から2月29日(木)まで期間限定での販売が行われている同商品は、川崎生まれの燃焼系野菜「香辛子」が使われた、身体が温まる新感覚のかき氷だ。そんな「香辛子のホットなチャイかき氷」について、担当者に話を聞いてみた。

――「香辛子のホットなチャイかき氷」の期間限定販売を行う狙いについて教えてください。
かねてより、白熊堂では季節の旬の食材や店主自らが厳選した日本各地の野菜や果物などを使用した新メニューの開発を定期的に行っており、取引先様とのご縁で「香辛子」と、香辛子を使用した「香がらしろっぷ」をご紹介いただきました。「香がらしろっぷ」は、香辛子のさらなる知名度向上を目指し、川崎信用金庫、川崎市、明治大学(生田キャンパス)など、川崎の関係者が市内事業者(美遊JAPAN有限会社)を支援して開発した商品で、今回は川崎信用金庫よりこの商品を使ったメニューが楽しめるお店として協力依頼を受け、販売することとなりました。

川崎に店を構える白熊堂としても、川崎で生まれた野菜ということで素材の魅力も十分に感じたことや、農家の方や関係者の方々に少しでも喜んでいただけるのであればということで、ご依頼を受けてメニュー開発にいたりました。

――「香辛子のホットなチャイかき氷」の特徴、イチオシポイントを教えてください。
フルーティーな香りと繊細な辛味が特徴の香辛子を使用した、かき氷なのに身体が芯から温まるホットな味わいの新感覚かき氷です。白熊堂の特製ミルクソースをベースに、甘くてスパイシーなチャイ風味の香辛子シロップをかけ、最後にふんわりと軽い口あたりの香辛子ホイップをのせ、仕上げにパプリカパウダーを用いて彩りを加えています。

――かき氷に「香辛子」を使うというアイデアはどのようにして生まれましたか？
このお話をいただく前から、味わいに深みを持たせるために、甘みだけでなく辛味を持った食材でソースを作れないかと思っていたので、唐辛子は注目の素材でした。もともと頭の中に構想があったことや、枝豆やアボカドなどの野菜を使ったかき氷を季節ごとにメニュー化していたこともあり、香辛子を紹介していただいたあと、すぐに具体的なイメージが湧き、メニュー開発に取り組みました。

――「香辛子のホットなチャイかき氷」の開発の際に苦労した点はありますか？
唐辛子をスイーツであるかき氷にマッチさせるには、辛味のバランスが難しく、今までメニュー化にいたりませんでした。辛味が強すぎると、おもしろメニューやチャレンジメニューのようになってしまうので、それは避けたいという思いがありました。そんななか、香辛子を紹介していただいたことで、香辛子の持つフルーティーさと繊細な辛味によって、甘みと辛味がお互いのおいしさを引き立て合う、スイーツとしての「唐辛子かき氷」を実現することができました。

――最後にユーザーへメッセージをお願いします。
白熊堂のかき氷をきっかけに、より多くの方に新品種である香辛子の魅力が伝わってほしいと思っています。

川崎生まれの「香辛子」とは？

川崎で生まれた香辛子は、ハバネロやブートジョロキアから生まれた唐辛子の一種で、香りがフルーティーで辛みが少ないのが特徴。一般的な唐辛子と比べても辛みが1000分の1に抑えられており、そのまま食べることもできる。辛みが少ないのに唐辛子と同等の脂肪燃焼作用があると言われており、身体にもいい影響をもたらす燃焼系野菜だ。

そんな「香辛子」をふんだんに活用したのが、「香がらしろっぷ」。炭酸水で割ればクラフトコーラ、温めたミルクで割ればSPICY HOT MILKになる。そのままかき氷やバニラアイスにかけることもできる、とても万能なシロップだ。「香がらしろっぷ」という商品名は、商品開発支援を行った明治大学の学生たちにより名づけられたもので、「幅広い世代の方々に多種多様な使い方をしてほしい」という想いが込められている。