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2000人に聞いた「アフターコロナの仕事探し」、希望条件で変化があった項目1位は?

2023/09/01 09:00
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エン・ジャパン株式会社が運営する“派遣型のアルバイト”を集めた求人サイト「エンバイト」上で、サイト利用者を対象に「アフターコロナの仕事探し」に関するアンケートを実施した。2006名の回答から、新型コロナウイルスの5類移行による仕事探しの変化を探った。

2000人に聞いた「アフターコロナの仕事探し」意識調査
2000人に聞いた「アフターコロナの仕事探し」意識調査


【調査概要】
■調査方法:インターネットによるアンケート
■調査対象:「エンバイト」を利用しているユーザー
■有効回答数:2006名
■調査期間:2023年6月27日~7月26日

約3割が、コロナ5類移行によって仕事探しの希望条件に「変化があった」と回答。変化があった条件、第1位は「勤務地」

【画像】新型コロナウイルスの5類移行によって、お仕事探しをする際の希望条件に変化はありますか?
【画像】新型コロナウイルスの5類移行によって、お仕事探しをする際の希望条件に変化はありますか?

新型コロナウイルスの5類移行によって、仕事探しをする際の希望条件に変化があったかを聞くと、27%が「ある」(ある:11%、どちらかと言えばある:16%)と回答した。

「ある」「どちらかと言えばある」と回答した方に伺います。5類移行後に、新しく”追加した条件”や”内容を見直した条件”を教えてください(複数回答可)
「ある」「どちらかと言えばある」と回答した方に伺います。5類移行後に、新しく”追加した条件”や”内容を見直した条件”を教えてください(複数回答可)

「ある」「どちらかと言えばある」と回答した人に、5類移行後に新しく“追加した条件”や“内容を見直した条件”について聞くと、トップ3は「勤務地」(56%)、「通勤時間」(39%)、「時給など給与額」(38%)だった。第1位は男女ともに「勤務地」だったものの、第2位以降は男女別で異なる結果に。男性のほうが「時給など給与額」を、女性のほうが「通勤時間」に関する条件で変化があったことがわかる。その他、男女別で大きな差があった希望条件は「在宅など働き方」(男性:14%、女性:26%)、「具体的な仕事内容」(男性:9%、女性:19%)だった。

新しく“追加した条件”や“内容を見直した条件”についての具体的な理由はこちら。

▼「勤務地」と回答した人
・コロナの5類移行により規制緩和されたので、勤務地の幅が広がり仕事も選びやすくなった。(40代男性)
・個人的にはむしろ5類となり、マスクを外す人が多くなったことで感染リスクが上がり、警戒するようになった。通勤もなるべく電車かバスを使わないルートが1番良い。 (40代女性)

▼「通勤時間」と回答した人
・オンラインやオンデマンドではなく通常通り講義があるので、通勤時間が長くなってしまった。(10代女性)
・コロナ禍では家から近い職場を希望し、時給や職種にはこだわっていなかったが、世の中が動き出した現在、もっと私らしく働ける場所があるかもしれないと考えるようになった。(40代女性)

▼「時給など給与額」と回答した人
・物価高により、出費が増えたので給与額を重視したい。(30代男性)
・今の会社では給料アップしないので、お給料が上がる仕事がしたいと思うようになった。(40代女性)

コロナ流行後に選ぶようになったバイト、トップは「自宅の近くで働ける」。物価高の影響などで「時給が高い」バイトも第2位にランクイン

新型コロナウイルス流行前と後で、選ぶバイトは変わりましたか?
新型コロナウイルス流行前と後で、選ぶバイトは変わりましたか?

新型コロナウイルス流行前と後で、選ぶバイトに変化があったか聞くと、22%が「変わった」(変わった:10%、どちらかと言えば変わった:12%)と回答した。

「変わった」「どちらかと言えば変わった」と回答した方に伺います。どのようなバイトを選ぶようになりましたか?(複数回答可)
「変わった」「どちらかと言えば変わった」と回答した方に伺います。どのようなバイトを選ぶようになりましたか?(複数回答可)

「変わった」「どちらかと言えば変わった」と回答した人に、どのようなバイトを選ぶようになったか聞くと、トップ3は「自宅の近くで働ける」(38%)、「時給が高い」(36%)、「副業・Wワークができる」「人との接触が少ない」(同率31%)だった。男女別でみると、男性と女性で差がある項目もいくつか見受けられた。

バイト選びの変化についての具体的なコメントはこちら。

▼「自宅の近くで働ける」と回答した人
・家族の体調が悪い時に、仕事終了後にすぐ帰宅できる職場を探すようになった。(40代女性)
・パンデミック中に、多くの時間を家族とともに過ごすことができ、大切な時間だということを痛感。生活のためにお金は必要だが、両立できる職場環境を見つけたいと思うようになった。(40代男性)

▼「時給が高い」と回答した人
・外で遊ぶ機会も増えたため、安定して稼げるようなバイト先を選ぶようになった。(20代女性)
・物価高により、出費が増えたので給与額を重視したい。(30代男性)

▼「副業・Wワークができる」と回答した人
・コロナ以前はこだわっていなかったが、収入を増やしたいため、ダブルワークの職場を積極的に選ぶようになった。(40代女性)
・コロナ前は時給や時間、勤務地などが優先順位の高いポイントだったが、今は在宅でできるもの、副業としてできるものを探すようになった。(40代女性)

▼「人との接触が少ない」と回答した人
・コロナ禍で大学はオンライン授業になり、なるべく人に会わないように少人数で過ごす時間を長く過ごしたことで今は一人で黙々と作業できる単発バイトのほうが好きになった。(20代女性)
・接触する人数が少なく、時給のいい副業をより重視して探すようになった。(20代男性)

今回の調査について、「エンバイト」事業責任者の小用秀明(こよう・ひであき)さんに話を聞いてみた。

「(今回の調査の意図や狙いは?)求人倍率もコロナ以前に戻り、『ただ求人を出すだけ』では採用が難しい昨今。企業は、その時々のユーザーの関心に合わせて、待遇やアピール方法を改善し続けなければなりません。コロナが5類に移行し、アフターコロナへ転換しつつある時期。ユーザーの仕事探しにおいても変化があるのではないかと考えていました。また、こういった変化をリアルタイムで捉え、情報提供することが、企業の意志決定の一助になると思い、今回の調査実施に至りました。結果、就業決定の確率も上がり、ユーザーと企業双方にとってプラスになると考えています」

「(今回の調査結果の注目ポイントは?)『コロナ5類移行による、仕事探しの多様化』です。約3割の人々が、新型コロナウイルスの5類移行によって仕事探しの条件が変わったと回答し、そのなかで特に変化が大きかったのは『勤務地』でした。具体的な理由には『勤務地の幅が広がり、仕事が選びやすくなった』という声があがりました。規制が緩和されたことで、最寄り駅を広げて仕事探しをすることができ、選択肢を増やせているようです。一方で、『感染リスクの高まりを懸念している』というユーザーは徒歩圏内や在宅案件を選んでいます。今回の調査は、個人の判断に委ねられることが増えたことで、仕事選びの選択肢も多様化していることを示唆しています」

「補足として、コロナ禍・アフターコロナという観点ではないのですが、『物価高による影響』も着目すべき点だと捉えています。コロナ禍で変わった仕事探しの軸を聞くと、2位に『時給が高い』3位に『副業・Wワークができる』がランクイン。具体的な理由にも『収入を増やしたい』という言葉があり、物価高による支出の増加が、仕事探しにも影響を与えていると読み取ることができます。実際、『エンバイト』においても高時給求人の人気がさらに高まっています」

「(『エンバイト』の人気求人の傾向にはどんな変化が?)規制緩和により、イベントスタッフ、花火大会での警備などの対面での求人が増加しており、特に若手ユーザーからの人気が高い傾向です。一方で『完全在宅』などコロナ禍で導入された働き方は、自身の時間を最大化できるという側面からも引き続き多くの応募が寄せられています」

「(ユーザーへのメッセージは?)コロナ5類移行により、仕事選びの選択肢が広がっている状態です。『エンバイト』では“派遣バイト”という求人を掲載しており、派遣会社のコーディネーターが『理想の働き方』が実現できるバイトを紹介してくれます。自分では見つけることができない職場・働き方に出会うチャンスがあるため、うまく活用することで、理想の仕事を見つけることができると考えています」

オフィスワークなど“派遣バイト”中心のアルバイト情報サイト「エンバイト」
オフィスワークなど“派遣バイト”中心のアルバイト情報サイト「エンバイト」

■オフィスワークなど“派遣バイト”中心のアルバイト情報サイト「エンバイト」
https://hb.en-japan.com/

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