サイト終了のお知らせ

平素より「OneNews」をご利用いただき、誠にありがとうございます。本サイトは2024年5月15日をもってサービスを終了いたします。
サービス終了後、OneNews掲載の一部コンテンツ(ビジネス記事、マネー記事)は、
当社運営メディア「ウォーカープラス」に引き継がれますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。

令和夫婦「ふたりで一緒に家計管理したい」が約9割、でも実際は…見えてきた価値観と課題

2023/07/22 11:30 | 更新 2023/07/27 16:12
SHARE

株式会社スマートバンクが、直近3年間に結婚した20代~30代の夫婦(有効回答数:426人)を対象に「令和夫婦のお金の価値観調査」を実施。約9割が、ふたりの家計を一緒に管理したいと考えていることがわかるなど、令和夫婦が持つお金の価値観が見えてきた。 

令和夫婦のお金の価値観は?
令和夫婦のお金の価値観は?

多様化するお金の価値観

今回行われた「令和夫婦のお金の価値観調査」の狙いについて、株式会社スマートバンクの担当者は次のように語る。

「物価高が続くなか、お金の節約や家計管理に関心が高まっています。過去の時代では、旦那さんが働いて収入を得て、専業主婦の奥さんが現金で家計簿をつけることが一般的でした。一方で、最近は共働き世帯が増えて、世の中にキャッシュレスも広まるなかで、お金の価値観が多様化してきています。今回は、そんなお金の価値観の変化を明らかにするため、過去3年間に結婚した令和夫婦に対してふたりのお金の管理方法や大事にしたいことを聞きました」

令和夫婦のお金に関する価値観は?

まずは、ふたりのお金をどのように管理したいかを尋ねたところ、生活費と個人の支出も含め「ふたりの家計をまとめて管理したい」が最も多く46.0%、「ふたりの生活費を共同で、個人の支出のみ別で管理したい」が43.9%となり、あわせて約9割が、ふたりの家計を一緒に管理したいと回答している。

「令和夫婦のお金の価値観調査」ふたりのお金をどのように管理したいですか?
「令和夫婦のお金の価値観調査」ふたりのお金をどのように管理したいですか?

共働き夫婦が増えるなかでも、「ふたりの生活費も個人の支出も別で管理したい」と考え“夫婦別財布”を望む人は9.6%で、約1割にとどまった。

ふたりの家計管理に関する価値観については、「(現金よりも)キャッシュレスで管理したい」(45.8%)、「何にどれだけ使ったか正確に管理したい」(30.5%)、「家計の負担が偏らないようにしたい」(28.6%)と続き、何に使ったか正確に管理したいものの、キャッシュレスでお互いに負担を少なくやりくりしたいという価値観が明らかになった。

「令和夫婦のお金の価値観調査」ふたりの家計管理の価値観TOP5
「令和夫婦のお金の価値観調査」ふたりの家計管理の価値観TOP5


約9割がふたりの家計を一緒に管理したいと回答したことについて、担当者は「ひとつは、共働き夫婦として、お互いに対等な関係で、一緒にお金を管理したいという価値観が背景にあります。もうひとつは、今の時代ではひとりの収入で暮らすことは難しく、将来のライフプランを見据えるとふたりの収入でお金を管理して貯めていく必要性が高まっていると言えるでしょう」と分析している。

実際に管理しているのは…?家計管理の課題TOP5

一方で、実際のふたりのお金の管理方法について尋ねたところ、「ふたりで管理している」は47.9%で、実際にふたりで管理している夫婦は5割以下。

「令和夫婦のお金の価値観調査」ふたりの家計をどのように管理していますか?
「令和夫婦のお金の価値観調査」ふたりの家計をどのように管理していますか?

「女性側が管理している」が23.9%、「男性側が管理している」が22.5%となり、男女どちらかへの偏りは少ないようだ。

家計管理の課題について尋ねたところ、「どのように支出を改善すればいいかわからない」(30.1%)と「家計管理に時間がかかる」(30.1%)が最も多く、その他TOP5には「家計簿が続かない」(28.5%)、「現金でやりくりするのが面倒」(28.0%)、「支払いの負担額を平等にできていない」(28.0%)がランクインした。

「令和夫婦のお金の価値観調査」ふたりの家計管理の価値観TOP5
「令和夫婦のお金の価値観調査」ふたりの家計管理の価値観TOP5


こうした現状について、担当者は次のような考えを寄せた。

「ふたりで家計を一緒に管理したいと答えた夫婦が9割にのぼる一方で、実際にふたりで管理しているのは5割以下ということが明らかになりました。令和夫婦は、お互いに収入があるなかで、家計の負担が偏らないようにしたい、家計の負担額を平等にしたいというふうに対等な関係も築きたいと思っています。そのため、ふたりで家計管理をしたいと思っていますが、実際にはお互いに複数の支払い手段で払っていたり、レシートを保管できていなかったり、お金のことを言い出しづらかったりするなど、ふたりで管理する難しさがあることが想像できます」

株式会社スマートバンク:https://smartbank.co.jp/
家計簿プリカ「B/43」
https://b43.jp/
プリペイドカードと家計簿アプリがセットになった新しい支出サービス。「B/43」では、毎月の予算をプリペイドカードにチャージして支払いを行うだけで、アプリに支出の明細がリアルタイムで反映される。また、夫婦や同棲カップルで使える「B/43ペアカード」では、ひとつの口座でふたつのカードが作れるため、面倒な割り勘や現金のやり取りが不要になり、ふたりで一緒に支出を確認することがより手軽になる。

あわせて読みたい

人気ランキング

お知らせ