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「節約のために取り組んでいること」ランキング、リアルな節約術が明らかに

2023/06/22 18:00
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光熱費の高騰や物価高がジリジリと生活を圧迫する昨今、節約に取り組んでいる人も多いのではないだろうか。そんななか、株式会社ビズヒッツが全国の男女498人を対象に、「節約のために取り組んでいることに関する意識調査」を実施。ランキング形式で結果をまとめた。多くの人が実行している節約術を明らかにすることで、「みんなはどんな方法で節約しているのか」「どんな節約方法が効果的なのか」といった疑問を解決する狙いがあるという。


節約を意識している人の割合は97.0%

まず、「節約を意識していますか」と聞いたところ、「とても意識している」「やや意識している」と答えた人が合わせて97.0%という結果に。

「節約を意識しているか」
「節約を意識しているか」

この結果について、株式会社ビズヒッツの担当者は「物価高が続く昨今。『家計の負担が増している』『お金に余裕がない』といった理由から、節約しようと考える人が多いのだと思います」と語る。

実際にみんなが節約のために取り組んでいることは?

光熱費高騰の影響からか、「節約のために取り組んでいること」で最も多かった回答は、「水道光熱費を減らす(214人)」だった。以降、2位「安い商品を選ぶ(118人)」、3位「外食を減らし自炊する(92人)」、4位「無駄遣いを減らす(65人)」、5位「まとめ買いする(55人)」と続く。

【写真】「節約のために取り組んでいること」1位~10位
【写真】「節約のために取り組んでいること」1位~10位

なお、「節約への取り組み」に関しては、性別によるランキング項目の大きな違いはなかったという。ただ、「安い商品を選ぶ」「まとめ買いする」「食品や日用品を使い切る」といった日々の出費を抑える節約については、女性のほうが男性よりも割合が高かったそうで、「実際に家計をやりくりする機会が多いのが女性であるからだと考えられます」とした。

「具体的な節約方法」を口コミで紹介

今回の調査では、ランキングだけでなく、アンケートに回答した人が実際に行っている「具体的な節約方法」を口コミで紹介。回答者から寄せられた声をいくつかピックアップしたい。

・電気はこまめに消す。冷暖房の温度設定に気をつける(32歳 男性)
・ヘアーコンディショナーは毛先だけにつけて、すすぎ時間を短くしている(46歳 女性)
・特売品を買ったり、複数店舗を比較して値段の安いほうで買う(42歳 男性)
・飲み物を家から持っていく(23歳 女性)
・夜は自炊をし、昼食はなるべくお弁当を持参する(33歳 女性)
・無駄なものを買わないよう、買い物前に購入リストをつくっています(40歳 女性)
・安いスーパーやドラッグストアを利用してのまとめ買い。肉は安い大容量で購入して冷凍保存(32歳 女性)
・支払いをキャッシュレスやカードでの支払いにして、ポイントが貯まるようにしている(29歳 男性)
・ブロッコリーの芯やキャベツの芯など、野菜の捨ててしまいそうな可食部分をできる限り料理に使うようにしている(46歳 女性)
・食費にかかったお金をメモして、月末に計算する(24歳 女性)
・家計簿アプリで支出を把握し、無駄な支出をあぶり出す(45歳 男性)
・格安SIMに乗り換えたり、こまめに保険を見直したりしています(37歳 女性)

このほかには、スーパーで「おつとめ品」や「夕方に半額シールが貼られている商品」を狙って買うという意見や、ネット通販では、まとめ買いをすることで送料を無料にしているという意見、ポイ活やクーポン利用という意見も見受けられた。

節約している理由には世代差が!?

「節約をしている理由」
「節約をしている理由」

「節約している理由」の項目では、1位「投資・貯蓄にお金を回したいから(153人)」、2位「物価高だから(90人)」、3位「収入が少ない・減ったから(64人)」と続いている。

「節約してお金を貯めたい」「貯めたお金を投資に回したい」という声が多く、貯金をしておきたい理由は「予備費として」「将来の教育費に備えて」「早期リアイア・老後のため」などだった。また、「食品の値段が上がった」「電気代やガス代が高い」と答えた人も多数。3位の「収入が減った」理由としては「残業ができなくなった」「転職して給料が下がった」などがあるようだ。このTOP3は、どの年代においても3位までにランクインしているという。

年代別で差が大きかった点を問うと、「『娯楽にお金を回したいから』と回答した割合です。10代~20代では15%近くいたのに対し、40代以上ではわずか3%前後にとどまりました』との回答が得られた。

「節約している理由」に寄せられた具体的な口コミをピックアップ

・ある程度の貯金をしておくことで、突然のケガや病気に備えるためです(29歳 男性)
・節約したお金を投資に回して、老後資金を貯める(52歳 男性)
・最近の物価高騰がひどすぎて、節約しないと生活が成り立たなくなります(54歳 男性)
・転職して、給料が7万円ほど下がるから(32歳 女性)
・習い事や自分のやりたいことに使うため(28歳 女性)
・お金がないから節約せざるを得ない(22歳 男性)
・子どもが成長するにつれて、教育費がかさむようになってきたから(43歳 女性)
・息子の部活代にかなりお金がかかるから(45歳 男性)

このほかにも「残業ができなくなり収入が減ったから」「子どもの塾代が高いので」「何かあったときの予備費として」といった回答も目立つ。

担当者からのメッセージ

今回の調査結果から、「将来が不安なので、貯蓄や投資にお金を回したい」と節約に取り組んでいる割合が高いこと、「物価高や収入減」など生活苦が色濃く影を落としていることが見て取れた。

最後に、担当者から次のようなメッセージが寄せられた。

「あまり節約ばかり気にしていては、日々の生活に『我慢』が多くなってしまいます。ですから、頑張って節約するのではなく、『節約を習慣にする』『お得感を楽しみながら節約する』などがおすすめです。
・節約を習慣にする(こまめに電気を消す、水を出しっぱなしにしないなど)
・お得感を楽しみながら節約する(特売やおつとめ品の購入、ポイ活、クーポン利用など)
ランキングでは下位だった『固定費の見直し』も、節約方法としては侮れません。携帯電話のキャリアや電力会社の変更、利用頻度が低いサブスクの解約などは、月に数千円、年間にして数万円単位の大きな節約につながるからです。契約変更や解約は面倒に感じるかもしれませんが、一度行えば節約効果がずっと続きます。細々とした節約術を毎日行うよりも節約効果が高いことも多いので、ぜひ検討してみてください」

今一度「節約」と向き合い、自分に合った節約方法を見つけてみてはいかがだろうか。

【調査概要】
調査対象:全国の男女
調査期間:2023年3月4日~3月5日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:498人(女性341人/男性157人)
回答者の年代:10代 0.4%/20代 20.1%/30代 40.5%/40代 23.9%/50代 12.7%/60代以上 2.4%

株式会社ビズヒッツWebサイト:https://bizhits.co.jp/
「節約のために取り組んでいることに関する意識調査」:https://ebookspider.co.jp/setuyakujyutu/

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