外国人観光客の訪日が増えてきている今、民泊が「稼げる副業」として盛り上がっている。かつてはニュース等で近隣住民とのトラブルが報じられたりもしたが、2018年に民泊新法が施行されてからはルール化され、クリーンなビジネス環境の中、年間1000万円以上を稼ぐことも夢ではなくなっているという。そんななか、民泊18軒を経営し民泊ツイッター No.1のOL ・ぽんこつ鳩子さんが、初の著書『民泊1年生の教科書――未経験、副業でもできる！』を出版。民泊を始めるのに必要な情報の、わかりやすい優しい入門書として民泊初心者の注目を集めている。著者が語る今、民泊が熱い理由とともに、本書について紹介しよう。
一度に100万円の予約が決まることも！
著者ぽんこつ鳩子さんの民泊では、ひとつの物件・一度の予約で100万円超の売上があがることもある。それだけ、“民泊に波がきている”ようだ。
なぜ今、民泊が“最強の副業”なのか？
1．インバウンド復活＆足りない宿泊施設
2019年の訪日外国人は3188万人。コロナ禍の2021年は25万人。今、この差の分以上の観光客が続々と戻ってきている。しかし、コロナ禍でホテルがたくさん廃業し、宿泊場所が足りていない。ホテルの値段も軒並み高騰する今、民泊を選ぶ旅行客が一層増えているのだ。
その他、本書では、今民泊が最強な理由について紹介している。
2．比較的、低リスクではじめられる
3．日本にいながら、海外水準の物価で収益を得られる
4．訪日外国人のゲストはロングステイしてくれる
5．集客の労力がかからない
6．参入障壁があるからこそ、ライバルが限られる
7．回るようになったら、自動化も可能
民泊は“東京”だけじゃない！
民泊で稼ぐことができるのは、東京や大阪だけではない。自然が豊かな地方には大きな可能性が広がっている。では、どんな要素があれば、地方での民泊で稼げるのか？地方の活性化や、空き家減少にもつながる“地方民泊の可能性”について、鳩子さんの知見や、鳩子さんの知人・サロン生の方の例も踏まえて、書籍の中で伝えている。
今回の新刊について担当者に話を聞いてみた。
「(今回の新刊の狙いは？)インバウンド復活で、時事性のあるテーマであり、今稼げる副業であること、近隣トラブル等ネガティブイメージが報じられた民泊(闇民泊)はかつてのもので、現在は新しく法律も施行されて非常にクリーンなビジネスとなったことを伝えたいです」
「(今回の新刊のイチオシは？)素人には難しい株式投資に比べて再現性があり、数千万円の初期費用が必要な不動産投資に比べて低リスク(民泊は初期費用100万円台)な民泊を始めるためのひと通りのノウハウが、この本1冊でわかります。また、著者自身も2018年6月に民泊をはじめるまでは、ごく普通のOLであり、そこから5年で18軒を運営(コロナ前は30軒)し、2000万円超を副業から稼げるようになったことは、多くの会社員読者にとって、夢のある話になりえると思う」
「(ユーザーへのメッセージは？)インバウンド復活の今、この本で"民泊"の波に乗りましょう！」
観光客が増える夏休みを前に、副業民泊に興味がある人は本書を参考にしてみてはいかがだろうか。
【本書のコンテンツ】
●民泊ってどうしたらはじめられるの？
●いい物件はどうやって探す？
●どんな立地がいいとかってある？
●自治体への届出ってどんなことするの？
●英語できなくても平気？
●民泊の部屋はどんなふうに作ればいい？
●予約が入る民泊、入らない民泊の違いって何？
【著者プロフィール】
商社勤務のフルタイムOL。副業で都内に民泊14軒、シェアハウス4軒を経営。29歳のときに仕事に行き詰まり、仕事を休職して700日間の世界一周の旅に出る。そこで民泊ビジネスに出合い、帰国後民泊経営をやることを決意。当時の1カ月の給料は約20万円であったが家賃18.5万円の一軒家を借りて家主居住型の民泊をスタート。家賃と生活費を民泊の収益で賄う。その後、どんどん物件を増やしていくが、2020年からのコロナ禍により経営は大打撃。「インバウンドの復活」を信じ、規模を縮小しながら民泊を続ける。現在はコロナ禍の影響からも立ち直り、再び物件を増やして収益も上げ続けている。「民泊新法」に則った民泊ビジネスを得意とし、2022年10月から民泊を立ち上げるコミュニティ「令和の民泊サロン」を主宰。ノウハウを伝授している。
ツイッターアカウント@goro2_traveler
