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横川楓の「ミレニアル世代のお金の常識」 。デジタルネイティブ世代の特権を生かす、「新サービス」を活用したお金のつくり方

2023/06/20 19:00
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「やさしいお金の専門家/金融教育活動家」こと横川楓です。今回とり上げるテーマは、「お金にまつわる新サービス」です。インターネットやスマホが普及したことで、うまく活用すれば「ちょっとお得になる」サービスが続々と登場しています。逆にいうと、それらを知らなければ「ちょっと損している」ということになるかもしれません。

【やさしいお金の専門家/金融教育活動家】横川楓さん
【やさしいお金の専門家/金融教育活動家】横川楓さん【撮影=藤巻祐介】


デジタルネイティブだからこそ持つ武器を生かす

私も含む、いわゆるミレニアル世代など若い人たちの多くは、好景気という時代を知らずに育ってきました。もちろん日本の景気が上向くことが一番いいのですが、景気を自分でコントロールすることはできません。加えて、最近の物価高や増税に関するニュースを見ても、お金という観点からは、これからも厳しい時代が続くでしょう。

でも、そんな時代のなかでもいい面も見られます。たとえば、家計簿をつけるにも昔であれば紙の家計簿に自分で記入しなければなりませんでしたし、預金残高を確認するにはATMが利用できる時間帯に銀行まで記帳しに行かなければなりませんでした。でも今は、どちらもスマホ1台で完結できます。

ファストフード店など飲食店のクーポンも、かつては配られているチラシを手に入れなければ利用できませんでした。でも、今はさまざまなアプリから利用することができます。昔と比べていろいろなことが今すぐにできるというとても便利な時代になりましたし、今後はさらに便利になっていくでしょう。

幸いにも、若い人たちは、子どものころからパソコンやスマホなどデジタルデバイスに親しんできたデジタルネイティブ、スマホネイティブ世代です。その武器をしっかり生かしましょう。あらゆる媒体から情報を得て取捨選択し、自分にとってお得になるサービスを積極的に活用していくのです。

私たちは、バブル期など好景気の時代と比べると、収入は伸びていないのに税金や社会保険料など出ていくお金は増えているという、手元にお金が残りにくい時代を生きています。だからこそ、手元に残るお金を少しでも増やせるよう、自ら能動的に動いていくことが大切なのだと思います。

【写真】ミレニアル世代は「手元に残るお金を少しでも増やせるよう、自ら能動的に動いていくことが大切」
【写真】ミレニアル世代は「手元に残るお金を少しでも増やせるよう、自ら能動的に動いていくことが大切」【撮影=藤巻祐介】


『ミレニアル世代のお金のリアル』 フォレスト出版(2019)
横川楓 著

【プロフィール】横川楓(よこかわ・かえで)
1990年生まれ。経営学修士(MBA)、ファイナンシャルプランナー(AFP)などを取得。やさしいお金の専門家/金融教育活動家として、「誰よりも等身大の目線でわかりやすく」をモットーにお金の知識を啓蒙、金融教育の普及に取り組んでいる。 2022年1月には一般社団法人金融教育推進協会を設立し、代表理事となる。マネーコンテンツ制作や企業や官公庁のアドバイザー、セミナー講師、雑誌・WEB・テレビなどメディア出演多数。
Twitter:@yokokawakaede
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