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電気料金値上げ、節電に自信がある人は半数以下。メーカーがエアコン節電術を紹介

2023/06/27 12:15
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大手電力10社のうち7社で、6月から家庭向けの電気料金が値上げとなった。本格的な夏到来を前に、節電に関心が集まっている。空調大手のダイキン工業が、20歳~59歳までの全国の男女528人を対象に「電気代値上げとエアコンの節電に関する意識調査」を行ったところ、約9割の人が節電に取り組みたいと思う一方で、節電に自信がある人は半数以下という結果だった。

電気代値上げ、8割の人が「負担が高まる」

「6月からの電気代値上げにより、家計への負担が高まると感じていますか」という質問には、「強く感じている」が52.3%、「やや感じている」が33.9%。8割を超える人が家計への負担が高まると感じていた。

Q.6月からの電気代値上げにより、家計への負担の高まりを感じていますか?
Q.6月からの電気代値上げにより、家計への負担の高まりを感じていますか?

「今回の電気代の値上げを踏まえ、ご家庭で『節電』に取り組みたいと思いますか?」と聞いたところ、「積極的に取り組みたい」が40.2%、「どちらかというと取り組みたい」が50.4%と、全体の約9割の人が節電に意欲的だった。一方で、「この夏、節電が上手にできると思いますか?」という質問に「あまり上手にできないと思う」「上手にできないと思う」と回答した人は合わせて62.1%。節電について自信が低いことがうかがえる。


「節電をする上で、課題となるものは何ですか」という質問については、1位が「節電よりも便利さや快適さを優先したい」(35.8%)。次いで「節電の上手なやり方がわからない」(31.3%)、「節電の効果がわからない」(25.9%)と続く。

Q.節電をする上で、課題となるものは何ですか?
Q.節電をする上で、課題となるものは何ですか?

この夏に節電したいと思う家電として最も多かったのがエアコン(68.8%)だった。電気代の高騰を受け、エアコンを使用することにためらいを感じている人は75.2%。さらに、エアコンの使用自体を控えようと思っている人は61.7%もいることがわかった。

Q.あなたのご自宅にある家電製品のうち、この夏節電したいと思う家電は何ですか?
Q.あなたのご自宅にある家電製品のうち、この夏節電したいと思う家電は何ですか?

Q.電気代高騰により、エアコンを使用することにためらいを感じますか?(写真左)、Q.電気代高騰により、エアコンの使用自体を控えようと思いますか?(同右)
Q.電気代高騰により、エアコンを使用することにためらいを感じますか?(写真左)、Q.電気代高騰により、エアコンの使用自体を控えようと思いますか?(同右)

経済産業省のWebサイトによると、エアコンは家電のなかで夏場の電力消費割合が最も高い。だが、熱中症対策としてもエアコンは夏の生活に欠かせない。快適な生活を送りながら少しでも節電するにはどうすればいいのか。

フィルター掃除は2週間に1度

同社が公開したWebコンテンツ「エアコンの電気代を節約する方法」では、フィルター掃除の頻度は2週間に1度を推奨している。エアコンの冷房運転は、室内機が部屋の中の空気を吸い込み、室内機の中で冷やしてから戻すことで室温をコントロールしている。そのため、フィルターにホコリが堆積すると、冷やされる空気の量が減り、室温が設定温度に到達するまでに時間がかかってしまう。

【画像】フィルターを1年間掃除しないと、約25%の電気代の上昇につながる場合もある
【画像】フィルターを1年間掃除しないと、約25%の電気代の上昇につながる場合もある

室外機にカバーをかけたり、周辺に荷物を置いたりせずに、室外機周辺の風の流れを妨げないようにすることも節電につながる。室外機周辺が高温になるのを防ぐため、日影が作れて風通しもよい「よしず」などを、室外機から1メートルほど離れたところに立て掛けることも効果的だという。

また、帰宅したときに部屋の中が外よりも暑いと感じたら、まずは窓を開けて換気を。熱気を部屋の外に逃がしてからエアコンをかけることで、効率的に部屋を冷やすことができる。

帰宅したら、まず部屋を換気して熱を逃がす
帰宅したら、まず部屋を換気して熱を逃がす

そのほか、エアコンの風量を「自動」にしたり、30分程度の外出であればエアコンはつけっぱなしにしたりといった節電方法もある。同社は「節電のために無理に使用を控えると、熱中症を引き起こすリスクも考えられます。そのため暑さ対策としてエアコンを適切に活用しつつ、節電しながら上手に使用することが重要となります」とコメントしている。電気代を節約しながらも快適に過ごせるよう工夫を凝らしたい。

<調査概要>
調査名:電気代値上げとエアコンの節電に関する意識調査
調査期間:2023年5月24日~5月26日
調査対象:全国の男女528人
調査方法:スマートフォンリサーチ

■ダイキン「エアコンの電気代を節約する方法」:https://www.daikin.co.jp/air/life/electricbill

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