サイト終了のお知らせ

平素より「OneNews」をご利用いただき、誠にありがとうございます。本サイトは2024年5月15日をもってサービスを終了いたします。
サービス終了後、OneNews掲載の一部コンテンツ(ビジネス記事、マネー記事)は、
当社運営メディア「ウォーカープラス」に引き継がれますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。

選択肢に悩む時間を行動時間に!“三択思考”の普及を目指す日本三択協会とは?

2024/03/27 07:00
SHARE

注目のトピックスや新商品、画期的なサービスなど、今知っておきたいホットな情報をOneNews編集部がピックアップ。

今回取り上げるのは「日本三択協会」。三択を通して、情報化社会で増加する「選択にかかる負荷」の軽減と、日々の体験の豊かさの向上を目指す日本三択協会の設立経緯や先日開催された展示について担当者に話を聞いてみた。

日本三択協会は悩む時間を行動する時間に変える「三択思考」の普及を目指す
日本三択協会は悩む時間を行動する時間に変える「三択思考」の普及を目指す


――「日本三択協会」を設立した意図や狙いについて教えてください。
情報が日々増え続ける社会において、選択肢は豊富になっているにもかかわらず人々の生活が幸せになっていない、というひとつの問いから始まりました。そんな情報の海から自分に最適なものを提案してくれるはずのAIリコメンドも、過去の自分の選択をもとにしているので、似たようなものばかりが提案に並び、選択肢がたくさんあるはずなのになぜか新しい出会いがない。世の中、「選択難民」で溢れている。こうした課題背景から『楽しく悩めるような選択の範囲から自分の意志でひとつを選ぶ』という選択体験が必要だ、という想いから設立しました。

選択に悩んでもはや“選べない”という状態から、「三択」によって自分で“選べる”状態にすることで、悩む時間を減らし体験の時間が増える、多くの新しい発見の機会が増える、そんな時代にしたいと思っています。無駄に多すぎる選択肢を、さまざまな観点から最適な「三択」に絞って提案する・考える「三択思考」を、世の中の役に立てていきたいと考えています。

――「日本三択協会」に関して実現に向けて苦労したことを教えてください。
実現に向けて苦労したことはあまりにシンプルな考え方ゆえに「どのようなアウトプットにしていくべきだろう…」という点です。ここは未だに手探りではありますが、まずは日本三択協会の考えていることをストレートにみなさんに感じていただこうと、今回のような展示を企画しました。

――メインキャラクターのさんたクンについて教えてください!
POOL DESIGN inc.のデザイナー・桑原加菜さんによるマスコットキャラクターです。さんたクンは三本指を立てたときの手をイメージした「三本耳」が特徴のウサギです。また、さんたクンの隣にいる犬は、数字の「3」をモチーフにしています。

【画像】眉毛がよく動き表情が豊かなマスコットキャラクター「さんたクン」
【画像】眉毛がよく動き表情が豊かなマスコットキャラクター「さんたクン」


――三択が広がることで効率化されることを教えてください。
「三択」という考え方を持つことは、体験のさらなる充実や、精神的な豊かさにつながると考えています。選択肢が豊富であることは必ずしも豊かさにはつながらず、むしろ人は選択肢が多いほど不幸を感じてしまうというパラドックスがあるそうです。また、「選択すること」に予想外に多くの時間を使ってしまい、肝心の体験の時間がなくなってしまった、という経験をしたことがある人も少なからずいらっしゃると思います。「三択」はそういった「選択」に関わるマイナスの事象を軽やかに解決するための、ひとつの提案です。

たとえば、レストランで悩んだときは店員さんにおすすめの三品を聞いてみたりするなど、日常の些細な場面で「三択」を取り入れることで、日々の体験や気持ちが少し豊かになるのではと思っています。

――読者へのメッセージをお願いします。
先日の展示は、情報化社会で上昇する「選択にかかる負荷」の軽減と、日々の体験の豊かさの向上を目指して、誰もがすぐに判断して行動に移しやすい「三択」に着目し、さまざまな形の「三択」を提示しました。「三択」を取り入れることが、日々の悩みを少しだけ軽くするきっかけになれたらうれしいです。

少しだけ贅沢な体験を。『究極の三択』展

先日、開催された『究極の三択』展では映画監督・樋口真嗣さんが選ぶ「見たくても見ることのできない映画」といったマニアックに興味をそそる展示のほか、漫画編集者・林士平さん(担当作品『SPY×FAMIRY』『チェンソーマン』など)が選んだ短編漫画三選や、くるり・岸田繁さんが選んだワールド・ミュージックアルバム三選などの展示は、実際に読んだり聞いたりすることができる「体験スペース」となっていた。プロが選んだ「究極の三択」を垣間見つつ、その中から自分なりの一番を選ぶという、少しだけ贅沢な体験を楽しむことができる展示会になったそう。

先日開催された「究極の三択」展
先日開催された「究極の三択」展


あなたの生活にも一度、三択の考え方を取り入れてみてはいかがだろうか。

日本三択協会ロゴ
日本三択協会ロゴ


文=土屋梨夢

日本三択協会ホームページhttps://japan3taku.studio.site

あわせて読みたい

人気ランキング

お知らせ