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新感覚のビジネスブック「推し活経済 新しいマーケティングのかたち」、「推し活」のパワーを実感する現役女子大生が執筆した本書ならではの見どころは?

2024/01/27 11:00
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今回取り上げるのは、プチ・レトル株式会社が2023年12月22日に発売した書籍「推し活経済 新しいマーケティングのかたち」。著者の瀬町奈々美(せまち・ななみ)さんは、現在、立教大学経営学部国際経営学科に通う現役女子大生。推し活歴10年以上、推し活ビジネスアドバイザーとして活動する彼女が教える、新しいビジネスのノウハウを凝縮した1冊だ。

著者と出版本
著者と出版本


本書の見どころについて、担当者に話を聞いてみた。

ーー今回の書籍の意図や狙い、ターゲットは?
世間のみなさんが持つ「推し」という言葉に対する疑問を解決するとともに、「推し」から考える現代、そして未来のビジネスに必要な“新しいマーケティングのかたち”の学びを得られる本となっています。特に「推し」という言葉を知ってはいるがよくわからないというビジネスマンや、企業の経営をされている方、マーケティングに携わる人に読んでいただきたいです。ビジネス書ではありますが、なるべく難しい言葉を簡単な言葉へと置き換えて書かれているため、普段ビジネス書を読まない「推し」を持つ多くの人にとっても、自身の行動や心理が解明されていくという意味で楽しんで読んでいただけると思います。

ーー今回の書籍のイチオシポイントは?
今ホットなワードである、「推し」を当事者視点からまたビジネス視点から解説した今までにない新しいジャンルの本です!ここ数年ホットなワードとなっている「推し」について社会的な経済効果、人々の推し活習慣、「推し」に対する行動心理、海外での影響力、ファンとの違いなどについてさまざまなデータ、図解を使いひも解くことで誰にでもわかりやすく、納得感の高い内容となっています。また、推し活やエンタメとしても大きく取り上げられることの多い「応援上映」や「コラボカフェ」などの人気の理由を、Z世代女子大生ならではの分析を入れながら解説しています。

ーー今回の書籍のアイデアはどのようにして生まれた?
メディアにおいても身近な人においても、注目度、熱狂度の高い「推し」という概念をテーマにした本の出版をしたいと考えていました。そんななかで代表である谷口恵子が兼任講師として働く立教大学の授業で著者と出会い、インターンとして働いてもらうなかで「長年推し活を行いながら、大学では経営学を学んでいる。かつエンタメ×ビジネスに興味を持ち大学で吉本興業さんとのコラボ企画の立ち上げ、成功へと導く力を持つ」といった観点から「推しをテーマにした本の企画」を著者である瀬町奈々美さんへお任せすることにしました。

ーー実現に向けて苦労した点は?
著者は大学生ながら執筆のみならず、企画、取材、校閲、本の販促活動まで本を作るほぼすべての行程に携わりました。その過程では、なるべく客観的になるようにと執筆にあたり自らさまざまなジャンルの「推し活」を行う人にアンケート、インタビューを行ったほか、推し活関連事業を行っている企業のみなさんにも自らアポイントメントを取り取材を行っていました。また、著者の「普段ビジネス書を読まない人にも本を手に取ってほしい」という想いから、経営学の難しい言葉はなるべく使わず、また難しい概念の部分はわかりやすい挿し絵を持いながら読者へと伝えることを意識した本作りを行っていました。

ーーユーザーへのメッセージは?
今まで「オタク」に関して書かれた本は多く存在していましたが、「推し」に関する出版本は少ない傾向にあります。その中でも「推し活」の当事者であるZ世代の著者が解説する「推し」の解説は納得感が高く、メインターゲットである多くのビジネスマンの方に新しいマーケティングの学びを得ていただけると感じています。

現役女子大生の著者が、ビジネス書を書くまで

幼少期からテレビなどのメディアに強い関心があった著者。大学で経営学を学ぶうちに「メディア×ビジネス」のおもしろさに魅了され、ビジネスの観点からメディアに携わりたいという思いが芽生えたという。

そんなとき、大学の授業を通じて知り合った出版社の人から「興味があることをするように」と助言され、「推し活」を一般的なビジネスへ活用することに可能性を感じていた著者は本書の出版を企画立案した。

「推し」という言葉をテーマに、現代を席巻する世の中の「推し」に関する疑問を解決!

推しの歴史や推しとファンの違い、推しを持つ人の行動心理、海外にも広がる推し文化など現役女子大生で推し活の当事者がさまざまなデータを用いながら解説。また、現代で人気のエンタメ「応援上映」「コラボカフェ」「Produce101」などをテーマに、なぜこれらの熱狂の秘密をエンタメ以外の事業にも活用できるようにかみ砕いて解説している。

現代のビジネスで「推してくれる人」を作るためのビジネス構造を、実際の成功企業例とともに紹介。この本を見れば現代の教養になりつつあるテーマ「推し」についての学びを得られるだけでなく、ビジネスに取り入れる方法までわかる。「推し」がいる人もいない人も「今」読むべき、未来のビジネス思考を学ぶ教養としての1冊となっている。

第1章:推し活を制する者はビジネスを制する
この章では「推し活とはそもそも何なのか」「推しとファンは何が違うのか」などの疑問への答えや、社会現象となっている「推し活」の事例を紹介。

【画像】推しを持つ人とファンの違いって何なの?
【画像】推しを持つ人とファンの違いって何なの?


第2章:推しの思考には、ビジネスで使える要素があふれている
「PRODUCE101」の成功事例をはじめ、身近な「推し活×ビジネス」の例を参照。ビジネスの観点から「推し」と人々の生活や購買意欲との相関性について解説している。

第2章の本文(一部)
第2章の本文(一部)


第3章:エンタメ力はビジネス力 〜あなたのビジネスに推しを作ろう〜
第1章、第2章の内容をふまえ、ビジネスにおける「推し」の重要性や、実際のビジネスにおいてどのように「推してくれる人」を作ることができるのかについて解説。

第3章の本文(一部)
第3章の本文(一部)

ユーモアあふれる著者の21年間

過去10年にわたってK-POP、J-POPのアイドルグループ、ボーカロイドなど多様なジャンルでの「推し活」を行ってきた著者。自身の中高時代の不登校から立ち上がるきっかけになったのは「推し活」。言語の壁がある高校での海外留学で、友人を作るきっかけになったのも「推し活」だった。これまでの経験から、人一倍「推し活」のパワーを実感している。

大学ではエンタメやメディアとビジネスをかけ合わせることに関心を持ち、その興味を具現化する取り組みを行ってきた。2023年には研究室の仲間とともに「吉本47都道府県住みます芸人」とのコラボ企画、WEリーグ決勝大会の場外イベントなどの運営に携わり、成功を収めた。

<こんな人におすすめ>
・「推し活」という単語を聞いたことはあるが、詳しくは知らない人
・“推される”技術を身につけたい人
・あまりビジネス書を読んだことがない若者
・応援されるビジネスのノウハウを学びたい人
・ビジネスに興味がある学生

■推し活経済 新しいマーケティングのかたち
著者:瀬町奈々美
定価:1980円
発売日:2023年12月22日

Amazon:https://amzn.asia/d/fF2g6Rs
楽天:https://books.rakuten.co.jp/rb/17654780/?variantId=17654780

■【不登校からの高校留学で人生を変えた】大学生で推し活をテーマにしたビジネス書を出版!瀬町奈々美さん(立教大学経営学部3年生)インタビュー:https://www.youtube.com/watch?v=wYRbJBvA0pw

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