300種の香りから自分好みのフレグランスをつくれる「THE NOTE BAR」って?プレゼントや推し活にもおすすめ!

東京ウォーカー(全国版)

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今回取り上げるのは、オーガニックコスメ原料の輸入販売を手掛けるmono株式会社が運営する「THE NOTE BAR」。2022年、フルオーダーフレグランス専門店としてオープンし、オンラインでの販売のほかに徳島店、自由が丘店をかまえる。そして2024年2月3日(土)には、第3号店となる東京 表参道店がグランドオープンするという。

東京 表参道に2024年2月3日(土)グランドオープン


自身でイチから作り上げる“体験型パーソナライズ香水”とは一体どのようなものなのか?立ち上げの経緯から今後の展望まで、mono株式会社代表取締役、青木陽子さんに話を聞いた。

【画像】フルオーダーフレグランス専門店『THE NOTE BAR』


化粧品メーカーの強みを活かした、新しい販売形態

香水は好きな香りを纏い気分を上げてくれるアイテム。しかし、どのような香りのものを選べばいいのかわからなかったり、種類がありすぎて決められなかったり…と購入までのハードルが高いように感じる人もいるだろう。

「THE NOTE BAR」では、約300種という日本でトップクラスの天然香料を取りそろえており、そのなかから自分の好きな香りを選んで調香できるのが特徴だ。そんなに多いとよけいに迷ってしまうのでは?と思うかもしれないが、心配無用。専門の資格を取得した調香師がコミュニケーションをとりながらサポートしてくれるのだ。

好みの香りやつける時間帯、香りの持続時間や目的などをヒアリングしつつ、利用者のイメージや目的にぴったり合う香水を作ってくれる。さらに調合した香水はレシピとして残しておき、再来店時に同じレシピで再調合することも可能。また香水と同じ香りで、好みのテクスチャーを選べるハンドクリームもオーダーメイドすることができる。これは化粧品メーカーである同社だからこそできる付加サービスだ。

調香師の大内さん。「忘れられない記憶に残る香りとして、新たな発見を得られる場になるよう、調香師もサポートを努めさせていただきます」とコメント


自分で香水をつくるというユニークな体験ができる「THE NOTE BAR」を立ち上げた背景について、青木さんは次のように語る。

「『オーダーメイド香水』は、弊社の強みである香料の調合技術とオンラインショップの運営スキルを活かした事業です。単に既成の香水を販売するのではなく、プロの調香師とともに、世界でひとつだけの香水を調合するという全く新しい販売形態となっています」

香水という商材を選んだ理由については、日本の香水事情が影響しているという。

「日本の香水市場規模は約400億円。人口が日本の約半分である、フランスやドイツの市場は2000億円とされており、『日本の香水市場はこれ以上伸びない』と言われています。しかしながら弊社は、むしろそこに日本の香水市場のポテンシャルがあると考えました」

「インターネット調査によると約70%の日本人は香水をつけないが、F1層(20~34歳の女性)を対象とした別のインターネット調査(※)によると、約35%の香水をつけない人の理由は自分に似合う香りや、どんな香りがあるのかわからないから香水をつけていないと回答しています。これらの統計から見えてくることは、『もし自分に似合う香水があれば、香水を使いたい』という日本の大きな香水の潜在需要です」
※サンケイリビング新聞社「OLマーケットレポート」

天然香料のみを用いたやさしい香りで、“思わず深呼吸したくなるフレグランス”を提供


持続可能な天然香料のみをカクテルのように組み合わせる

「THE NOTE BAR」はその名のとおり調香師をバーテンダーに見立て、自由自在に香りをブレンドしていく。サービスをつくるうえで特にこだわった点を聞いた。

「合成香料を使うと、天然香料では表現の難しい香りも比較的容易に作れます。しかし『THE NOTE BAR』では、天然の香料のやわらかく優しい香りを楽しんでいただくことが目的でした。そのため天然香料での表現力をさらに強化するべく、それまで保有していた天然香料100種に加え新しく200種類以上を取り寄せ、幅広い表現を可能にしました」

さらに調香から調合までのスピード感もポイントで、「調香レシピが決まったら、すぐに香水を調合してお渡しします。その時間は店内に足を踏み入れてから最短で60分。ご自分のレシピが香水になっていく過程もご覧いただき、楽しんでいただけるようにこだわりました」とのことだ。

香りの第一印象である“トップノート”、香りの芯となる“ミドルノート”、香りを纏った人のオリジナルの香り“ベースノート”。これらを調香師のアドバイスのもとブレンドしていく


香料の種類が300種と非常に多いこともあり、最初は思いどおりの香りが再現できなかったり調香に2〜3時間以上もかかったというが、「延べ200人以上の方に実際にシミュレーションしていただき、システムを最適化していきました」と青木さん。コロナ禍や世界情勢による物価の高騰などさまざまな問題により苦労もあったそうだが、それらを一つひとつ乗り越え着実に店舗を拡大している。

自然の香りを、より身近に

実際にサービスを体験したユーザーからは、
・市販の香水と違い、天然香料だけでつくられている香りなので、残り香がとてもやさしい
・周囲に気を遣うため、香水は限られた場面でしか使用しなかったがこれなら毎日でも使いたい
・香水で頭が痛くなることもあったが、香りがやわらかいため心地よい
・とてもリラックスできる
…などの声が寄せられた。

組み合わせ次第で無限に新たな香りと出合う調香体験は、思い出に残ること間違いなしだ


「合成香料の香りのイメージを強く持っていたけれど、香水の概念が覆り好印象になったというお声をいただきました。自然の香りに触れる機会を日常的に持っていただくことで、手に取ったお客様が少しでも癒やされる商品になっているとうれしく思います」

最後に、今後の展望について青木さんは次のように語る。

「今後は香水だけでなく、香りのついたハンドクリームなどもお客様ご自身がブレンドされた香りでお作りできるサービスを今春スタートできるよう進めています。ハンドクリームは男女を問わず毎日使う機会があるため、より身近に香りを楽しんでいただけるのではないかと思います。男性から女性へのプレゼントとしてもおすすめです」

「また3店舗目となる表参道店は2024年2月3日(土)にグランドオープンいたします。今まで以上にたくさんの方にご来店いただきやすい場所となります。オープンイベントも開催いたしますので、ぜひ楽しみにお待ちいただけますと幸いです」

オンラインでの調香体験も可能


好きな香りや、自分に似合う香水を探している人はもちろん、パートナーとの思い出づくりや、自分へのご褒美、大切な相手へのプレゼントにもぴったりだ。なかにはアイドルや二次元など“推し”のイメージ香水をオーダーする人も多いそう。

選ぶ香料により液色が変わるのも天然香料の魅力。好きな色や、推しのイメージなどにあわせるという楽しみ方も

完成したパルファムカクテルのラベルには記念日や名前、イメージワードなど希望の文字を刻印できる


自分で作ったレシピをもとに目の前で香水が完成していくという心ときめく体験を、ぜひ味わってみてはいかがだろうか。

文=山本晴菜

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