恋人が“推し活”をするのはあり?調査の結果、「金額の条件」や「許せる・許せないのボーダーライン」が判明

東京ウォーカー(全国版)

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「推し活」という言葉を耳にしたことがある人も多いのではないだろうか。

「推し活」とは、自分の好きなアイドルやキャラクターなどをさまざまな形で応援する活動のこと。例えばその「推し」のCDやグッズを購入したり、ライブやイベントに参加して会いに行ったりするのも推し活のひとつ。

今回、株式会社ネクストレベルが運営するマッチングアプリ大学では、恋人や夫婦のどちらかが推し活をしている203人の男女に「推し活してるのはありなのか?」、許容できる範囲などについてアンケート調査を実施した。

恋人の「推し活」にどんな印象を抱いているのか


恋人の推し活「あり派」92.1%!拒否はたったの7.9%

恋人(夫婦を含む)が推し活をしていることについて「実際どう感じているのか?」を調査したところ、以下のような結果になった。

【写真】好きな人の「推し活」あり?なし?


「推し活」について「全然あり(自由にしていい)」「条件付きであり」と意見はわかれるものの肯定的な回答が多く、恋人が「推し活」することに92.1%が同意している。

否定的な意見として、全体の7.9%が「やめてほしい」「嫌だ」と思っている人もいることがわかった。それぞれの回答者の理由を見ていこう。

【推し活あり派】趣味のひとつとして認識

「推し活」に対して「あり」と回答したのは全体の92.1%だった。その理由として、「推し活」は趣味のひとつとして認識している人が多くいることがわかった。恋人(夫婦を含む)が推している人・物を、自分と比べることをせず、切り分けができているようだ。

「あり」と答えた人の声


【推し活なし派】嫉妬や不安に駆られてしまう

「推し活」に対して「嫌だ」「してほしくない」と回答したのは全体の7.9%。理由として、推しに対して嫉妬してしまう、自分の優先度が下がってしまうのではないか、と不安な意見が多くあった。恋人(夫婦を含む)が推している人・物を、自分と比べてしまい、劣等感を感じてしまう人もいるようだ。

「なし」と答えた人の声


恋人の「推し活」条件付き?67.6%が推し活へ使う金額を気にしている

好きな人の「推し活」あり?なし?

恋人(夫婦を含む)が推し活をしてもいいと肯定的な意見が多くあったが、「条件付きであり」と答えていた人が半数以上いた。恋人が「推し活」をすることに対し、全面的に肯定するわけではないようだ。

推し活に対しての条件付きとは具体的にはどのようなものなのか。

好きな人の「推し活」条件付きとは?


恋人が推し活をするにあたり、条件として一番多かったのが「推し活に使う金額による」(67.6%)。前提として「推し活」は、お金が発生すると認識している人が多いようだ。そのため、趣味のひとつとして認識されているが、許容範囲内で推し活を楽しむことが重要だといえるだろう。

以下について詳しく説明していく。

・【推し活に使う金額】69.6%が1万円までと回答<br />・【推し活の内容】許せる・許せないのボーダーラインは「推しに会いに行く」だった<br />・【推し活ジャンル】推しに近づける可能性が高いほど、NGな傾向に

【推し活に使う金額】69.6%が1万円までと回答

好きな人の「推し活」いくらまで許せる?

恋人(夫婦を含む)が推し活で使う金額について、1万円以内と答えた人の割合は69.6%。そのなかでも「できれば0円」「5000円まで」「1万円まで」と意見が分かれていた。

回答した人のうち、夫婦関係でパートナーが推し活をする場合、「お小遣いの範囲内なら自由にしていい」という意見が多かった。しかし「子供の将来を考えるとできればお金を使ってほしくない」という反対の声も見受けられた。

恋人の場合も、将来を考えるからこそ、相手の金銭感覚には敏感になる傾向にあるようだ。

「推し活に使う金額による」と答えた人の声


【推し活の内容】許せる・許せないのボーダーラインは「推しに会いに行く」

推し活の内容はさまざまだが、熱量も人それぞれ違う。恋人(夫婦を含む)が推し活をしていた場合、どこまで許容できるのかを調査した。

好きな人の「推し活」どこまであり?

推し活内容の具体例


調査の結果、恋人(夫婦を含む)がしていても「あり」とされる推し活と、「なし」とされる推し活があることがわかった。そのなかでも意見が半数にわかれたのが「推しに会いに行く」という行動。推している対象にもよるが、より身近に感じてしまうため、嫉妬心・不安感を抱く人もいるのではないだろうか。

【推し活ジャンル】推しに近づける可能性が高いほど、NGな傾向に

好きな人の「推しジャンル」どれならあり?

推し活の対象になるジャンルでは、99%の人が動物は許容範囲と答える人が多く、「一緒にかわいがれるから」など一緒に共有できる対象として捉えている人がいることがわかった。

スポーツ選手・アニメ・俳優は、恋人(夫婦を含む)が推し活をしていても「あり」と回答する人が多く、反対に店員・一般人などは「なし」と回答する人が多かった。

グラフを確認すると、推しが身近になるにつれて否定的な意見は多くなっている。理由として、安易に近づける可能性が高く、恋愛に発展してしまう怖さから否定的な意見が多いことが推測される。

「推し対象者による」と答えた人の声


【まとめ】推し活は「趣味」。お金も時間も程々に、恋人を大切にしよう

アンケート調査から、推し活は「趣味」のひとつとして認識されていることがわかった。しかし趣味だからこそ、好きな人(恋人・夫婦関係)には、お金の使い方や活動内容についてちゃんと考えてもらいたいようだ。

「自由にしていい」「やめてほしい」の極端な意見もあることから、恋人・夫婦間で「推し活」の許容範囲については話し合った方がいいだろう。

恋人・夫婦の時間を割いてまで「推し活」へ没頭することは嫌がられる傾向にあり、一度嫌がられてしまうと、その後の推し活を制限される可能性もある。相手のことを思いやり、話し合いながら推し活をすることをお勧めしたい。

調査方法:インターネットアンケート
アンケート母数:女性109人・男性94人【合計203人】
実施時期:2023年7月21日~8月4日
調査実施主体:マッチングアプリ大学
調査会社:株式会社ネクストレベル

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