株式会社にんべんは、東京都が実施する「江戸東京きらりプロジェクト」選定モデル事業実施第3弾として、2023年11月30日(木)まで17店の飲食店とコラボレーションし、同社の本枯鰹節や出汁を活かしたオリジナルメニュー＆限定の全19メニューを提供。本枯鰹節の風味と出汁を活かした料理を味わうことができる。今回の取り組みについて、担当者に話を聞いてみた。
ーー今回の企画の狙いは？
江戸時代から受け継がれる、東京の味ともいえる本枯鰹節や出汁を、料理店とコラボレーションして、お客様に食べ歩いていただくことが目的です。観光客、本枯鰹節や出汁をより深く味わいたい人に召し上がっていただきたいと思っています。
ーー今回の企画のイチオシポイントは？
天孝×本枯鰹節 かつお塩『季節の天婦羅 かつお塩を添えて』、更科堀井×本枯鰹節 花削り 血合い抜き『本枯鰹節の香り立つ 鬼おろしそば』、かつお食堂×特吟味 本枯鰹節『かつお食堂ごはん』の3メニューがおすすめです。
ーーユーザーへのメッセージは？
各店が考案した特別メニューは2023年11月30日(木)までの期間限定なので、ぜひたくさんの人に足を運んでいただき、本枯鰹節や出汁の味わいを堪能いただければと思います。
江戸東京きらりプロジェクトのモデル事業とは
「江戸東京きらりプロジェクト」とは、東京都が実施している江戸東京の伝統ある技や老舗の産品といった「東京の宝物」に磨きをかけ、その価値と魅力を世界に発信するプロジェクト。同社は令和3年度モデル事業に選定され、「江戸から続く“本枯鰹節”の出汁文化を、新たな食のブランドとして国内外へ発信」する活動を実施している。
江戸・東京の味「本枯鰹節だし、味めぐり。」
「江戸東京きらりプロジェクト」選定モデル事業2年目として開催される、江戸・東京の味「本枯鰹節だし、味めぐり。」は、江戸時代から現在に受け継がれてきた東京の味ともいえる本枯鰹節や出汁を、料理店とコラボレーションして食べ歩くことができるイベント。11月のイベント期間中は17店の飲食店と協力し、にんべんの本枯鰹節や出汁を活かしたオリジナルメニューや限定メニューが登場する。今回は江戸料理を提供する店、そば店、うなぎ店、天ぷら店、すし店、すき焼き店、日本料理店、洋食店、鰹節専門店が集まり、現在の東京の味を代表する個性豊かな店が参加。各店が考案した本枯鰹節や出汁の味わいを堪能できる東京らしい料理が提供される。
「本枯鰹節だし、味めぐり。」イベント期間特別メニュー
本枯鰹節の絶妙な味わいを楽しめる「かつお梅 いか巻き」
「繁乃鮨」が提供する、知る人ぞ知るメニューに期間限定で本枯鰹節をトッピング。「本枯鰹節 糸削り 血合い抜き 20g」が使用されている「かつお梅 いか巻き」(660円)は、いかと梅、本枯鰹節の絶妙な味わいを楽しめる一品だ。
旬を味わう「昼のゆかり御膳」
日本橋の中心部にある老舗割烹店「日本橋ゆかり」で提供されるのは、季節の旬の食材で作り上げた、見た目にも美しい「昼のゆかり御膳」(4950円)。「本枯鰹節 糸削り 血合い抜き 20g」が使用されている。
シンプルな料理に鰹節のうま味が引き立つ！「温玉のせかつぶしめし」
にんべん初の飲食業態「日本橋だし場 本店」が提供する、温泉たまごを人気のかつぶしめしにトッピングした「温玉のせかつぶしめし」(330円)はイベント期間限定メニュー。「本枯鰹節削りたて 50g」が使用されている。※提供時間は11時から14時。
鰹節の風味がクセになる！「伊兵衛サラダ」＆「長芋フライ かつお節風味」
「日本橋だし場 はなれ」で提供されるのは、本枯鰹節をたっぷりかけ、煎り酒と鰹酒盗、温泉たまごのドレッシングで味わう、香り踊るサラダ「伊兵衛サラダ」(1350円)と、カリッと揚げた長芋に本枯鰹節をかけた「長芋フライ かつお節風味」(990円)。鰹節の風味がクセになるメニューだ。
「本枯鰹節だし、味めぐり。」イベント参加飲食店
11月のイベント期間中は上記店舗のほかにも、江戸料理、日本料理、洋食を提供する店など個性豊かな計17店の飲食店とコラボレーション。それぞれの店舗が生み出す本枯鰹節出汁料理を楽しむことができる。
メニューに使用されているのは、上品でまろやかな味と香りが特徴の「本枯鰹節」
にんべんの「本枯鰹節」は、カビ付けと天日干しの工程を4回以上繰り返したもの。荒節から裸節、さらにカビ付けと天日干しを繰り返し、4〜6カ月かけじっくりと仕上げた本枯鰹節は、魚臭さの少ない芳醇な香り。高級料亭などでもよく使われており、本枯鰹節ならではの上品でまろやかな味と香りが特長だ。
本枯鰹節の芳醇な味と香りを存分に楽しめる本イベントの特別メニュー。この機会に鰹節の旨味を堪能してみて。
