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男性の飲酒頻度は「ほとんど毎日」が約4割!お酒の情報入手先は「店頭」が「TVCM」に大差でトップという結果に

2023/09/23 10:00
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株式会社mitorizは、消費者購買行動データサービス「Point of Buy(R)(以下、POB)」の会員3008人に「お酒に関する調査」を実施した。

昨今、コロナ禍を経ての生活様式の変化や、続く値上げにより消費意識に変化が起きている。さらに2023年10月には酒税法改正が控え、酒類市場にも小さくはない影響が生じることが予想されるなか、消費者のアルコール商品の購入や飲酒の実態をアンケート調査とレシートデータで分析する。

<調査サマリー>
・「週1日以上」の頻度で飲酒をする人、外食は17.2%、自宅は64.0%
・男性の39.4%は自宅において「ほとんど毎日」の高い頻度で飲酒をしている
・お酒を購入する際に重視する点、男性は「価格」「容量」、女性は「味」「アルコール度数」「糖質」
・よく飲むお酒は「ビール(69.8%)」「チューハイ・サワー(57.3%)」が上位
・お酒の情報を得る先は「店頭(72.4%)」がもっとも多く、次点の「TVCM(46.3%)」と大きな差
・アルコール商品の購入はこの1年で「コンビニエンスストア」が減少、「ドラッグストア・薬局」が増加
・2023年10月の酒税法改正後に「ビールの購入が増える」と回答した人は34.5%

男性の39.4%は自宅において「ほとんど毎日」の高い頻度で飲酒をしている

普段の「飲酒頻度」を尋ねたところ、「外食」においては「月1日未満」が46.2%でもっとも多く、週1日以上の頻度で飲酒をする人は「ほとんど毎日(5.1%)」「週1日以上(12.1%)」を合わせても17.2%という結果となった。

一方、「自宅」での飲酒頻度については「ほとんど毎日(32.0%)」「週1日以上(32.0%)」を合わせて64.0%の人が週1日以上の飲酒をしており、自宅での飲酒頻度は外食よりもかなり高いことがわかった。

また、自宅での飲酒頻度を男女で比較すると週1日以上の頻度で飲酒をする人は、男性が「ほとんど毎日(39.4%)」「週1日以上(33.3%)」を合わせて72.7%で、約4割が自宅でほとんど毎日飲酒をしている状況に対し、女性は「ほとんど毎日(26.4%)」「週1日以上(31.3%)」を合わせて57.4%と、15.3Ptの差異が生じており、男性の飲酒頻度の高さがうかがえる。

外食・自宅の飲酒頻度
外食・自宅の飲酒頻度


お酒を購入する際に重視する点は「味」「価格」「アルコール度数」が上位も男女で差

「お酒を購入する際に重視する点」を尋ねたところ、「味(77.1%)」がもっとも重視され、次に「価格(68.0%)」「アルコール度数(29.7%)」「容量(22.4%)」が続き「ブランド・メーカー(18.7%)」を上回った。

男女で比較すると、男性は「価格」「容量」「ブランドメーカー」を重視するのに対し、女性は「味」「アルコール度数」「糖質」「カロリー」「果汁量」といった項目を重視している傾向がある。

【画像】お酒の購入時に重視する点
【画像】お酒の購入時に重視する点


よく飲むお酒は男女ともに「ビール」が最多で、女性は「ワイン」「カクテル」「果実酒」の比率も高め

「普段飲んでいるお酒の種類」は「ビール(69.8%)」がもっとも多く、次に「チューハイ・サワー(57.3%)」「新ジャンル(30.6%)」と続いた。

男性は「ビール」「新ジャンル」「発泡酒」のビール類、「焼酎」「ウイスキー」の飲用率が高く、女性は「チューハイ」「ワイン」「カクテル」「果実酒」などの飲みやすいお酒を好む傾向が出ている。

また、ビール類は男性の飲用率が高いものの「糖質ゼロビール」は女性の飲用率が高く、男性よりカロリーや糖質を気にしてお酒を選んでいることがわかる。

よく飲んでいるお酒の種類
よく飲んでいるお酒の種類


お酒の情報を得る先は「店頭」が「TVCM」に大差でトップ!女性は口コミの比率も高めに

「お酒の情報をどこから得ているか」を尋ねたところ「店頭(72.4%)」がもっとも多い結果となり、次に「TVCM(46.3%)」が続いた。

上位の項目で男女差が大きい点としては、「家族・友人・知人からの口コミ」は男性が8.6%に対して、女性は16.3%と2倍ほど高い結果となっており、男性よりも女性は口コミによる情報収集が活発なことがわかる。

お酒情報の入手先
お酒情報の入手先


【レシートデータ】アルコール商品の購入は「ドラッグストア・薬局」が増加

2022年5月から2023年5月にPOB会員が投稿したレシートデータをもとに、アルコール商品の購買行動の変化を分析。各業態の購入金額の構成比は、「総合スーパー、食品スーパー」「コンビニエンスストア」「ドラッグストア・薬局」の順となった。

2022年5月と2023年5月で比較すると「総合スーパー、食品スーパー(プラス0.1Pt)」の変化は大きくないが、「コンビニエンスストア(マイナス3.6Pt)」が減少し、「ドラッグストア・薬局(プラス3.7Pt)」が上昇している。

価格の高いコンビニではなく、価格が安く、ポイントも貯められる「ドラッグストア・薬局」の利用が増えている様子がうかがえる。

レシート分析:購入金額構成比
レシート分析:購入金額構成比


■株式会社mitoriz
公式サイト:https://www.mitoriz.co.jp/

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