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借金したことはある?借金の理由1位はダントツで「生活費」、人には言いづらい借金について調査!

2023/05/05 11:30
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お金のこと、特に借金についてはなかなか人に言いづらいものがある。借金をした経験があるのか、どんな理由で借りたのか、どれくらいの額なのか。借金にまつわる意識をウェブスターマーケティングが調査。過去に借金をした経験を持つ全国の男女322人から回答を得た。

借金_メイン


借金の理由第1位はダントツで「生活費」。「ちょっとお金が足りない」から借金が生まれる

借金をした理由は?トップ10
借金をした理由は?トップ10

借金経験のある人に、なぜ借金をしたのかアンケートを取ったところ、ダントツの1位は「生活費」(92人)。大きなイベントや買い物ではなく、日々の積み重ねから借金が生まれるというのは、想像よりも借金というものが身近な存在であることを感じさせる。

第2位はギャンブル(39人)。「もう少しお金をかければ負けを取り返せる」というギャンブラーの心理が、借金につながってしまうことがうかがえる。

その他の少数意見では、「引越し」「冠婚葬祭」「旅行費用」「留学費用」などがあげられた。さらに、「年金の未払い」や「親しい人に騙されて」という回答も含まれていた。

【画像】いくら借金をした?金額別の調査結果
【画像】いくら借金をした?金額別の調査結果

次いで、借りた額を聞くと、1位が「100万〜200万未満」(60人)、2位が「5万〜10万円未満」(43人)、3位が「10万〜30万円未満」(41人)という結果に。少額の借金をしている人は、借金の理由第1位である「生活費」のための可能性が高そうだ。

使用用途別の借入金額
使用用途別の借入金額

使用用途別に借金をした理由の上位10位までの項目で、それぞれ一番人数が多かった借入額を見ると生活費理由の借金が少額であるというのがわかる。それに対し、ギャンブルの場合は「100万円〜200万円未満」(10名)と、高額の借金であることに驚かされる。ちなみに、今回のアンケートで一番高額だったのは「5000万円〜1億円未満」だが、こちらは住宅の購入が理由だった。

なお、「騙された」などの不本意な理由で借金を背負ってしまった人に、どんな理由でいくら借りたのか聞くと「彼氏にねずみ講に誘われて“30万円〜50万円未満”」「以前交際していた男性に騙されて借金を重ねてしまった結果“300万円〜400万円未満”」「知人に騙されて“100万円〜200万円未満”」という回答だった。

借金はどこから借りて、どうやって返す?身内を巻き込む場合はトラブルに要注意

借金をどこからした?
借金をどこからした?

借金をする場合、どこから借りたかによって借り方や利子が異なる。借金経験者に「借金をした時の手段」について質問をしたところ、全体の約4割が「カードローン」という回答だった。24時間いつでも申し込みができ、コンビニATMなどからも手軽に借入・返済が行えるという利便性が理由だと考えられる。

続いて「親・家族からの借入」が全体の4分の1を占める回答に。親や家族、友人などの親しい人から借金をした場合、利息が付かなかったり、返済の期限が緩かったりすることから、身内を頼るケースがあると推測できる。

借金はどうやって返す?
借金はどうやって返す?

借金の返済方法を見ると、一番多い回答が「身内から借りる」(27.6%)となった。(その他を除く)。「友人から借りる」という回答も合わせると、約3割が「借金の返済を身近な親しい間柄」に頼っていることがわかる。借金の手段にも家族や友人の割合が少なくない。親しいがゆえに、融通してくれるというメリットはあるものの、借金が理由で縁が切れてしまうような事態は避けたいところだ。

なお、「その他」の回答では「働いて返済した」という意見が大多数を占めており、「節約をして返済」「家や土地を売って返済」「まだ返済中」「リボ払い」「投資で得た利益・副業して返済」という回答もあった。

借金の返済方法で驚くのは、「ギャンブル」(1.9%)が借金の返済方法としてとられていること。借金をギャンブルで返済できてしまうところが、ギャンブルをやめられない理由なのかもしれない。

過去に何度借金をしたことがある?
過去に何度借金をしたことがある?

「過去に何度借金をしたことがあるか」という質問には、多い回答から順に「1回」が50%、「2回」が22.7%、「5回以上」が16.8%と続いた。また、「1回」と回答した人の割合と「2回以上」と回答した人の割合が、それぞれ50%という結果に。借金には心理的ハードルがつきものだが、1度経験をするとそのハードルがなくなって、2回目以降につながりやすいのかもしれない。

過去、借金には取り立て業者の嫌がらせや、高圧的な回収方法などのダークなイメージがつきものだった。しかし、貸金業法の改正、クリーンなイメージCMなどでカードローンが身近な存在になり、世の中の借金に対しての抵抗感は減ってきているのかもしれない。自分の懐事情を把握し、適切な範囲内で借り、きんとした返済プランを立てる。借金のハードルが下がった分、借金との上手な付き合い方がより一層求められている。

文=西連寺くらら

◾️ウェブマスターマーケティング株式会社
公式ホームページ:https://webstar-marketing.co.jp/

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