広報担当が心底おすすめできる商品について聞いてみた！
「チューナーレススマートTV」に限らず、その商品コンセプトや驚きの価格などが理由でたびたびメディアに取り上げられるドン・キホーテのPB商品「情熱価格」。4000点以上もの商品が開発されているので、何から試せばいいかわからない人も多いだろう。そこで、今回は「広報がおすすめする情熱価格5選」として、広報担当の両角さんと「情熱価格」の販売促進・PRを担う中武さん、小出さんにおすすめの商品を聞いた。
■男性用インナー「ドンキ・テクノロジー」
最初に両角さんがあげたのは男性用のインナー「ドンキ・テクノロジー」シリーズだ。それぞれ男性特有の細かい悩みを解決するための商品となっており、薄さがわずか0.1mmで超軽量の「かるック」、軽失禁が気になる人に向けた吸水力がある「もれナック」、蒸れずに爽快感がある「むれナック」、どんな体型にもピッタリフィットする「のびック」、やわらかく肌触りのよい「さらテック」、フィット感抜群の「ポジテック」と、6商品を取りそろえている。
「男性のインナーで、ここまで細かく機能を謳ってシリーズで打ち出している商品を私は見たことがなくて。なかなか珍しくておもしろい商品だなと思っています。パッケージが宇宙をイメージさせるようなデザインになっているところにも、ドン・キホーテらしい遊び心もあっておすすめです」
■晩酌に！「燻製ミックスナッツSK(スモーク)」
「私の好みになってしまうのですが」という断りを入れたうえで、中武さんがおすすめしてくれたのが「燻製ミックスナッツSK(スモーク)」だ。「情熱価格」のエースともいえる「素煎りミックスナッツDX(デラックス)」の燻製版だという。
「私は、お酒は週末だけにしているので、金曜日の夜によく飲むのですが、この『燻製ミックスナッツSK(スモーク)』がすごく楽しみになっていて。ハイボールにめちゃくちゃ合うんですよ。アーモンドとカシュナッツ、くるみ、ジャイアントコーンが入ったもので、どれもしっかり燻製の香りがついています。なかでも、なぜかジャイアントコーンが一番しっかり燻製の香りがするんですよね。食感もいいので非常におすすめです。ぜひ一度食べてみてください」と中武さん。おすすめする声にも力がこもる。
■マルチに活躍！「いろいろ使えるたまねぎぽん酢」
中武さんが紹介してくれたもうひとつのおすすめは「いろいろ使えるたまねぎぽん酢」だ。社内では「オニポン」の愛称で通っている商品なのだという。刻みたまねぎがたっぷり入った、ゆず果汁入りのぽん酢だが、「本当に何にでもかけられるんですよ」と中武さんは語る。
「冷ややっこにかけてもいいし、唐揚げや餃子にかけてもいい。生野菜にかけてドレッシングのように使うのもおすすめです。唐揚げは下味をつけるのに使ってもいいですよ。1リットル入った大容量なので簡単にはなくならないですし、ポン酢なのでたいていのものに合いますから、本当に使い倒していただける商品となっています」
■大きいのに速乾なのがうれしいジャンボバスタオル
次に、小出さんが紹介してくれたのは「3時間速乾 ジャンボバスタオル 2枚組」。その名のとおり、ジャンボサイズなのに3時間で乾くのが特徴の商品だ。
「速乾に特化しているので、ポリエステルで編んだタオルになるのですが、肌が当たる部分は綿でループされているため肌触りがとてもいいんです。ジャンボタオルなのでけっこう大きくて、子どもならポフっと包んでしまえるほどです。そんなに薄いわけではないですが、かさばらないのもいいところ。我が家は家族が多いので重宝しています。2枚組なのでお買い得です」
乾きにくい梅雨の時期や冬でも短時間で乾くため、安心なのだそうだ。「早く乾くからか、部屋干し臭も少ないように感じています」と小出さん。バスタオル派の人はぜひ試してみてほしい。
■子どもにも大好評！大容量でおいしい冷凍チキンナゲット
もうひとつ、小出さんからのおすすめは冷凍の「チキンナゲット」だ。パッケージに「開発担当者が100回を超える試食の末 底なしにハマったチキンナゲット ハマチキ トースターやレンジでもサクッとジューシィな食感！ どうしよう？止まらない!!! 背徳の400g」と書かれているのも目を引く。
「400gで321円とけっこうお安く、しかもおいしいんです！我が家には娘がいるのですが、朝食やお弁当のおかずによく食べています。冷凍なので電子レンジで温めるのですが、加えてトースターで焼き上げるとよりおいしく仕上がりますので試してみてください」
ユーザーの声を反映して、改善し続ける
ここまで5品を選んでもらったが、ナンバーワンの商品があるかを尋ねたところ、「1位を決めようとするとケンカになりそうなので、おすすめの5選という形にしてほしい」と3人は口をそろえる。商品について熱く語る中武さんは、自身のことを「なんか、自分の子どもを褒めすぎる親みたいな状態になっていますが」と言いつつ、次のように話してくれた。
「自分で買って食べるのは、日常的にしていますし、本当にいいもので自信を持っておすすめできるものがたくさん増えてきています。私は販促・PRの立場ですが、『これ、おいしかったですよ〜』と、つい実体験を話しているだけになってしまうときもあるので気をつけないといけないなと思っています(笑)」
「情熱価格」は、特設サイト「ダメ出しの殿堂」で、ユーザーからの「ダメ出し」を募集し、改善するという方法を取っている。“ここを改善してくれたらマストで買うのに…惜しいな”と思っている商品があれば試しに「ダメ出し」をしてみてはいかがだろうか。自分が求めていた商品へリニューアルし、店頭に並ぶことがあるかもしれない。
この記事のひときわ＃やくにたつ
・買い物を“エンターテインメント”として楽しむ仕掛けを！コンセプト別に商品をそろえた新しい店舗づくりを行い、試してみる
・画一的な店舗づくりをせずに、商圏や立地によってユーザーにとって都合のよい“個店主義”の店舗を目指す
取材・文＝神代裕子
