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今回取り上げるのは、NKMネクスト株式会社が、創業111年の歴史を持つ坂栄養食品株式会社とタッグを組み、企画開発を行ったクラッカー「NOKKE(のっけ)」。北海道産チーズとの相性にこだわり、食感と味わいを追求した同商品は、北海道産小麦粉を100%使用した“ありそうでなかったクラッカー”に仕上がっているという。2022年11月21日よりECサイトでの販売がスタートしたほか、今後は飲食店や催事場、土産店などでも展開・販売予定だ。
創業111年の老舗企業とタッグ。“北海道生まれ”にこだわったクラッカーが誕生
北海道産チーズが世界的に評価を受け、国内外で盛り上がりをみせる中、それに合わせるクラッカーは北海道産でないものが大半。そんな何気ない食のワンシーンにおいて、「個性豊かな北海道産チーズを下支えするものこそ、同じく“北海道生まれ”の小麦を使ったクラッカーであるべきではないだろうか」という疑問を持ったことが、「NOKKE」誕生のきっかけになったという。
北海道産チーズの魅力を一層引き立てるクラッカーを開発すべく、NKMネクスト株式会社がパートナーに選んだのは、北海道民にはおなじみの「しおA字フライビスケット」などで知られ、“坂ビスケット”の愛称で親しまれる坂栄養食品株式会社。余計なものはなるべく使わず、製法は極力シンプルに。111年の歴史を持つ“坂ビスケット”の技術と知見を生かし、子どものおやつや大人のおつまみとして家族全員が楽しんで食べられる、普遍的なおいしさを目指した。「乳脂肪が高めなチーズが特におすすめですが、さまざまな種類のチーズとよく合うので、ぜひお気に入りの組み合わせを見つけてください」とNKMネクスト株式会社の担当者は話す。
北海道産小麦粉「ゆきんこ」を100%使用した、今までにない新食感のクラッカー
開発の裏側や商品の特徴などについて、担当者に話を聞いた。
ーー「NOKKE」の開発に込めた思いを教えてください。
全国の皆さまに地元・北海道の良さをもっと広めたい、感じていただきたいという思いで、製造過程から材料などにこだわりつつも、手に取りやすい価格で販売しています。仕事終わりの晩酌タイムをいつもよりちょっとオシャレに、休日のブランチに、家事の合間の一息に、家族みんなのおやつ時間に。「NOKKE」は、日常のあらゆるシーンに寄り添えるような商品を目指しています。
ーー「NOKKE」ならではのポイントはどこでしょうか?
創業111年の老舗菓子メーカーにしかできない職人技で、ビスケットとクラッカーの間のような食感に仕上げています。数多くある北海道産小麦粉のうち、どの品種を使うかが課題であり、配合にも苦戦しましたが、試作を重ねていく中で「ゆきんこ」という小麦粉に出合いました。色が白い点と、粒子が細かく軽いのが特徴で、これにより、今までにない食感を引き出すことができたと思います。今は昔に比べて、おやつの時間などでクラッカーを食べる機会は少なくなり、「クラッカーを食べると口の中でモサモサと残ってしまう」といったイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、「NOKKE」はそんなイメージを覆すクラッカーです。ぜひたくさんの方に手に取ってもらえたらうれしいですね。
北海道ブランドの需要が高まり、高価な商品も増えてきているというが、NKMネクスト株式会社がスローガンに掲げるのは、“みんなが手に取りやすい「Made in Hokkaido」”。今後も同社では、材料にこだわりながらも、手に取りやすい価格帯を維持し、北海道で暮らす人はもちろん、道外で暮らす人にも気軽に北海道産商品を選んでもらえるよう、各種商品の開発・販売を推進していくそうだ。北海道産チーズによく合うクラッカーとして作られたこだわりの逸品は、1箱(80g)378円。手頃な価格で購入できるので、おやつや晩酌のお供に試してみてはいかがだろうか。