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ルールを知らなければ勝てるはずもない。お金持ちだけが知っている「資本主義ゲーム」の基本ルール

2024/03/01 20:30 | 更新 2024/03/09 14:00
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お金持ちになるにはどうすればいいのか――。お金について学び、貯蓄や投資に励むこともひとつの手だろう。一方、ビジネスで稼ぎを増やすという手もある。そのために必要なこととして、仕事・恋愛・結婚・育児などに悩む女性向けの講座や執筆活動などによって成功を収めた小田桐あさぎさんは、「資本主義ゲーム」に勝つためのルールを知ることを挙げる。

株式会社アドラブル代表の小田桐あさぎさんにインタビュー
株式会社アドラブル代表の小田桐あさぎさんにインタビュー【撮影=樋口涼】


お金を稼ぐ「資本主義ゲーム」にはルールや勝ち方がある

今、私たちが暮らしているこの世の中で「お金持ち」と呼ばれる人たちは、「資本主義ゲーム」に勝っている人たちを指します。

スポーツや将棋などのゲームにルールや勝敗があるのと同様に、資本主義にも明確なルールがあり、その先には必ず勝者と敗者がいます。つまり、稼ぐということは、スポーツやゲームに限りなく近いものなのです。

たとえば、サッカーであればボールを足で蹴ってゴールに入れたら得点となり、より多くの点を取ったチームが勝ちとなります。でも、そのルールを知らずにボールを手で触ってしまったり、そもそもゴールにボールを入れようとしなかったりすれば、もちろん勝つことは不可能でしょう。

お金を稼ぐ、つまり資本主義ゲームで勝者になろうと思うのなら、まずは資本主義ゲームのルールを知り、そのルールにのっとってプレーしなければならないのです。

でも、この資本主義のルールや勝ち方については、家でも学校でも教えてくれません。もちろん、企業だって手取り足取り教えてくれるわけではありません。被雇用者に対して、労働者としての生き方しか教育しない企業がほとんどだからです。

そのため、資本主義ゲームのルールも勝ち方も知らず、「自分には稼ぐ才能がない」「会社員として生きていくしかない」と思い込んでいる人も多いのです。

資本主義ゲームで勝者になろうと思うのなら、まずは資本主義ゲームのルールを知り、そのルールにのっとってプレーしなければならない
資本主義ゲームで勝者になろうと思うのなら、まずは資本主義ゲームのルールを知り、そのルールにのっとってプレーしなければならない【撮影=樋口涼】

リスクを背負っている人が大きく儲けられる

逆にいえば、資本主義ゲームのルールを知ってきちんと練習さえすれば、簡単に勝つことができるようになることを意味します。そのルールはいくつかありますが、まず理解してほしいのは以下のふたつです。

【「資本主義ゲーム」の基本ルール】
①資本(ヒト・モノ・カネ)を出した人が儲かる
②先に出してあとで回収する

最初のルールは、「①資本(ヒト・モノ・カネ)を出した人が儲かる」です。資本主義は、実際に自分の手を動かして働いた人ではなく、人が働ける状態をつくっている人が大きく儲けられる仕組みになっています。

その理由は、人が働ける状態をつくっている人は、資本を出すことでリスクを背負っているからです。資本主義の特徴のひとつは、「リスクを背負っている人が勝つ」ということなのです。

たとえば本の場合、一生懸命に執筆した私のような著者に入る印税は基本的に10%。残りの90%は出版社や書店などに分配されます。必然的に著者である私よりも出版社のほうが取り分は多くなるわけですが、その理由は明白です。売れるかどうかもわからない私の本を、多くのお金や労力をかけてつくるというリスクを出版社はとっているからです。

『女子とお金のリアル』
すばる舎(2023)
小田桐あさぎ 著

【プロフィール】小田桐あさぎ(おだぎり・あさぎ)
1983年生まれ、北海道出身。株式会社アドラブル代表。20代は転職を繰り返すも手取り20万円以下、30代で年収500万円台となる。第1子妊娠中にはじめたブログが評判となりコンサル依頼が増え、起業。その後、仕事・恋愛・結婚・育児などに悩む女性向けの講座をスタート。8年間で1700名以上が自分らしい生き方を開花させ、副業や起業でお金の自由を得る受講生も輩出している。2021年から家族でドバイへ移住し、現在の年商は12億円。ふたりの子どもにイライラすることも夫との喧嘩もなし。著書に『私、ちゃんとしなきゃから卒業する本』『嫌なこと全部やめたらすごかった』(ともにWAVE出版)がある。

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