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紫式部ゆかりの地・京都紫野で「紫式部どら焼き」が発売!担当者が明かす、とことんこだわったポイント

2024/02/19 07:15
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今回取り上げるのは、紫式部ゆかりの地・京都紫野で、紫式部の産湯として使われたとされる大徳寺真珠庵の井戸水を使用して作る「紫式部どら焼き」。製造販売を行う京都深村の担当者に、そのこだわりを聞いた。

紫づくしの「紫式部どら焼き」(400円)
紫づくしの「紫式部どら焼き」(400円)


ーー「紫式部どら焼き」を発売する狙いを教えてください。
紫式部どら焼きの存在を認知してもらうことと、紫式部ゆかりの地「紫野」を観光地として注目してもらう狙いがあります。京都市北区紫野は紫式部が生まれたとされる大徳寺真珠庵、そしてその近所に紫式部のお墓もあります。一番近い観光地の大徳寺へ100メートル、今宮神社へ300メートル、金閣寺へは1.7キロです。

【写真】紫式部が生まれたとされる、京都市北区紫野の大徳寺真珠庵
【写真】紫式部が生まれたとされる、京都市北区紫野の大徳寺真珠庵


ーー「紫式部どら焼き」の開発のアイデアはどのようにして生まれましたか?
紫野は紫式部ゆかりの地であるので、どら焼きを製造している京都深村が紫芋を使用し、紫という漢字の連続紋様を箱のデザインにも採用し、地名である紫野、紫式部の名前、紫にとことんこだわった商品開発をしたいという想いから開発しました。

ーーイチオシポイントを教えてください。
紫式部の産湯として使われたとされる大徳寺真珠庵の井戸水を使用して、どら焼きの皮を作っているところです。1つ入り用のデザイン箱の外側には、「紫」の連続紋様を隙間なく配置しています。また箱内部には光源氏の「源」の連続紋様が配置されています。さらに3種類あるオマケのしおりの1枚には、光源氏の「光」の連続紋様が施されています。これらのデザインは、京都深村が手掛ける漢字の連続紋様をデザイン化したもので、高い技術のアート作品にもなっております。

「紫」の連続紋様
「紫」の連続紋様


ーー最後に、ユーザーへメッセージをお願いします。
紫野、紫式部、紫にこだわりをもった紫式部どら焼きですが、とてもおいしい手作りのどら焼きなので、ぜひともご賞味いただけたらと思います。

「紫」にこだわる紫づくしの「紫式部どら焼き」

京都深村が店を構える京都市北区紫野。ここは古くから朝廷の狩りの地として戦場になることもなく穏やかな土地だった。着物の染料として使用される「ムラサキ」の自生地としても知られており、まさに「紫」に縁のある地なのだ。

コロナ禍に「アマビエどら焼き」を開発し一躍有名になった同店は、「紫」の名がつく商品を紫野で製造販売したいと考え、国産の紫芋を使用した餡を作り「紫式部どら焼き」を開発。同商品の最も肝心な点は、紫式部の産湯として使われたとされる大徳寺の塔頭「真珠庵」の井戸水を使用してどら焼きの皮を焼いているところにある。なお、「真珠庵」は禅僧として著名な一休さんの寺として知られている。

どら焼きの皮には、紫式部の産湯として使われたとされる大徳寺真珠庵の井戸水を使用
どら焼きの皮には、紫式部の産湯として使われたとされる大徳寺真珠庵の井戸水を使用


この真珠庵の水を使ったどら焼きの皮に、富士山の伏流水を使用して炊いた白餡に国産の紫芋ペーストを練り込み、紫芋餡を仕上げている。富士山の水は長い年月をかけて湧水として湧き上がり、ミネラルを豊富に含んだバナジウム水となり紫芋餡の味を左右するという。仕上げに大粒の大納言鹿の子をまぶせて完成。なお、どら焼きの皮は、一枚一枚おたまから銅板に流して作っている。

白餡に国産の紫芋ペーストを練り込んだ紫芋餡
白餡に国産の紫芋ペーストを練り込んだ紫芋餡


また、紫芋と真珠庵の井戸水を使うだけでなく、専用ボックスにも「紫」にこだわり、京都深村の熊のキャラクター「ベアビーベア」を紫式部熊として採用。十二単の衣装をまとった紫式部熊をボックス表側に配置、さらにボックス内側には光源氏に扮した「ベアビーベア」の光源氏熊が描かれている。また、このボックスは食べたあとに小物入れとしても使用できる。

「紫式部どら焼き」の賞味期限は7日、化粧箱入り1個400円で販売。店舗前の自動販売機で24時間購入できる。

十二単をまとった紫式部熊
十二単をまとった紫式部熊

十二単をまとった紫式部熊
十二単をまとった紫式部熊

「京都深村」店舗
「京都深村」店舗


※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

■京都深村「紫式部どら焼き」
・購入場所:京都深村(京都府京都市北区紫野下石龍町2-8)
・京都深村公式サイト:https://fukamura.shop

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