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職場の飲み会は必要?「飲みニケーション」についての最新調査、コロナ禍を経て仕事関係の飲み会は減少傾向に

2024/01/24 17:30
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今回取り上げるのは、「飲みニケーション」についてのアンケート調査。昨今、新型コロナウイルスなどの影響で、もはや当たり前ではなくなってきた「飲みニケーション」。そんな「飲みニケーション」について、総合転職エージェントの株式会社ワークポートが全国のビジネスパーソン621人を対象としたアンケート調査を実施した。今回の調査について、担当者に話を聞いてみた。

飲みニケーションに関するアンケート調査
飲みニケーションに関するアンケート調査

――今回のアンケート調査を実施した意図や狙いについて教えてください。
転職エージェントのワークポートでは、ビジネスパーソンの興味・関心に合わせて、定期的に転職やキャリア、働き方に関する調査リリースを発信しております。今回は、働き方や価値観の多様化が進むなかでたびたび話題にあがる職場の「飲みニケーション」について、より世間の注目が高まる忘年会シーズンに絡めて調査をしたいと考えました。職場のイベントやコミュニケーション方法に対する価値観は、キャリアや転職を考えるうえで大きな要素です。新型コロナウイルス感染症の5類移行後、初の年末を迎える今こそ、今どきのビジネスパーソンの価値観や等身大の意見を知り、自身の働き方について見直すきっかけになれば幸いです。

――今回の調査結果について、注目すべきポイントを教えてください。
みなさまの職場では忘年会を実施しましたか?まずは、コロナ5類移行後の今、どれぐらい忘年会が復活したのかを調査しました。また、開催される忘年会に対して「ビジネスパーソンがどのように捉えているか」についても調査を実施。実は少なくない「参加したくないが行く」人の本音は必見です。メインテーマである「飲みニケーションの必要性」については、最後に質問しました。【必要派50.9%・不要派49.1%】という結果が出ましたが、予想どおりでしょうか?それとも意外でしょうか?必要、不要と、それぞれの主張に関して述べられた「ありのままの理由」に共感する方も多いはず。さまざまな世代・職業の人に回答してもらえたのは、転職エージェントの当社だからこそ。この機会に、自身の「飲みニケーション」に対する考えを振り返りながら、調査結果をチェックしていただきたいです。

――今回の調査において、性別や年齢によって調査結果に違いはありましたか?
大きな違いはありませんでしたが、しいて言えば「忘年会に行きたくないが行く人の理由」に性別による回答の傾向がうかがえました。たとえば、女性は理由として「仕事だから」「コミュニケーションのため」というように比較的割り切っている人が多い印象でしたが、男性はその理由に加え、「上司・先輩」「後輩・自身の役職」といった縦社会的な要素があり、半強制的な雰囲気も女性より強く感じました。また、年齢による違いはほぼなかったといえます。むしろ、「忘年会に参加したくないが行く理由」では「上司」や「先輩」が原因になっている20~30代と、反対に「部下」や「自身の役職」が原因の30~40代、どちらも散見されました。

――最後にユーザーへメッセージをお願いします。
ワークポートは、あなたのキャリアを一緒に考え、ベストな企業、仕事を見つける転職エージェントです。ワークポートでは、良質で満足度の高いサービスを提供したいという思いを込め、キャリアコンサルタントを“転職コンシェルジュ”と呼んでいます。転職希望者のキャリアや人生設計に適う求人のご紹介のほか、ご要望に合わせて年収交渉や退職のアドバイスなどをいたします。少しでも転職が気になる方、キャリアについてお悩みのある方は全国のオフィスで直接ご相談に乗りますので、お気軽にご来社ください。

コロナ明けの忘年会の実施率は?

Q:今年、職場で忘年会が開かれる予定はあるか?
Q:今年、職場で忘年会が開かれる予定はあるか?

2023年末は新型コロナウイルス感染症の位置づけが5類に移行してから初となる年末だった。そんな2023年12月に対象者全員に、今年、職場で忘年会が開かれる予定はあるかを聞いたところ、「ある」と回答した人は45.7%で、半数を少し下回る結果に。コロナ禍の影響で開催されなくなった忘年会がそのまま復活しないケースも少なくないことがわかった。

忘年会に参加する人は76.8%

Q:忘年会に参加する予定はあるか?
Q:忘年会に参加する予定はあるか?

職場で忘年会の開催予定があると回答した人に、参加する予定があるかを聞いたところ、「参加したいので行く」が45.1%、「参加したくないが行く」が31.7%、「参加しない」が23.2%という結果に。大半が忘年会に参加する一方で、その中には仕方なく参加している人も一定数存在していることが判明した。

忘年会に参加したくないが行くと回答した人に具体的な理由を聞いたところ、「行かないと上司がうるさいから」(30代・男性・営業)、「人数が少なく欠席すると目立ってしまうため」(30代・男性・クリエイター)など、欠席したくてもしづらい状況にあるため、渋々参加するという意見が多く挙がった。

仕事関係の飲み会はコロナ禍前より減少傾向に

Q:コロナ禍と比較して仕事関係の飲み会は増えたと感じるか?
Q:コロナ禍と比較して仕事関係の飲み会は増えたと感じるか?

対象者全員にコロナ禍と比較して仕事関係の飲み会は増えたと感じるか聞いたところ、「減った(コロナ禍前より少なくなった)」が45.4%、「変わらない(コロナ禍と同じ)」が26.9%、「増えた(コロナ禍前に戻った)」が27.7%と、半数近くがコロナ禍前より、仕事関係での飲み会が減少傾向にあると感じているとわかった。

職場での飲み会頻度は?

【画像】Q:職場の飲み会の月平均頻度は何回か?
【画像】Q:職場の飲み会の月平均頻度は何回か?

職場の飲み会の月平均頻度は何回かについても聞いたところ、「0回」が最多で64.4%という結果になった。また、2番目に多かったのは「1回」で26.9%と、現代における「飲みニケーション」の頻度の低さを感じるような結果となった。

「飲みニケーション」の必要性については意見が割れる形に

Q:働くうえで飲みニケーションは必要だと思うか?
Q:働くうえで飲みニケーションは必要だと思うか?

働くうえで「飲みニケーション」は必要だと思うかという質問に対しては、「かなりそう思う」(11.3%)、「ややそう思う」(39.6%)と必要派が合わせて50.9%であった一方、「まったくそう思わない」(18.7%)、「あまりそう思わない」(30.4%)と不要派は合わせて49.1%と意見が二分する形になった。

飲みニケーションを必要と考えている人に、理由を聞いたところ、業務ではあまり接点がない相手と交流できる点をメリットとする意見が多く、業務外の会話によってコミュニケーションや理解が深まるといった意見も多数挙がった。

一方で、飲みニケーションを不要と考えている人にも理由を聞いたところ、仕事上のコミュニケーションにプライベートな時間やお金を使いたくない・仕事中にすべきとする意見が多く、なかには、職場の飲み会は仕事の延長だと感じており、残業代が出るならよいとする意見も多く見られた。

調査概要

調査内容 :飲みニケーションについて
調査機関 :自社調査
調査対象 :当社を利用している全国のビジネスパーソン(20代~40代・男女)
有効回答 :621人
調査期間 :2023年11月28日~12月5日
調査方法 :インターネット調査

文=吉田知生

「飲みニケーション」に関するアンケート調査詳細:https://www.workport.co.jp/corporate/news/detail/871.html
株式会社ワークポートホームページ:https://www.workport.co.jp/

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