書店がない市町村は全国の約26%!「書店ゼロの街をなくす」人と本が出合える場所づくりとは?

2023/12/03 11:30
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今回取り上げるのは、熊本・福岡・宮崎で蔦屋書店やTSUTAYA BOOKSTOREなど、26店舗を運営するニューコ・ワン株式会社(以下、ニューコ・ワン)による新たな試み。書店のない市町村をなくす取り組みとして、書店のない町、熊本県葦北郡芦北町の総合建築業者「松下組」内に、人々が集い、本に触れられ、本を購入できる「地域の本棚 松下組」を2023年10月にオープンした。

本屋のない地域で人と本が出合える場所 「地域の本棚 芦北町松下組」
本屋のない地域で人と本が出合える場所 「地域の本棚 芦北町松下組」


芦北町は、熊本県の南部に位置し、不知火海(八代海)に面した、自然が育んだ海産物や農産物が魅力の町。松下組は、芦北町を中心に、土木建築業、住宅事業、不動産業を行う2023年に創業70年を迎えた総合建築業者で長年、芦北町の地域のくらしづくりに貢献してきた。松下組の松下義一社長は「令和2年7月豪雨により町全体が甚大な被害を受け、商店や人々が集まる場所が減り、社会的なつながりの不足を感じる。この場所を子どもたちに芦北では体験できないものができる場所にしたい」と、令和2年に本社を地域の人が集えるコミュニティスペースとしてリニューアル。ワークショップやパンマルシェなどのイベントを行ってきた。

【写真】土木建築業、住宅事業、不動産業を行い、今年創業70年を迎えた松下組
【写真】土木建築業、住宅事業、不動産業を行い、今年創業70年を迎えた松下組


地域の魅力発信や地域活性化への取り組みを通してコミュニティを育む「地域コミュニティ事業」を行ってきたニューコ・ワンは、松下組と協働のイベントを行い、地域貢献を共に進めてきた。そして、さらなる芦北地域への貢献を目指し、松下組オフィス内に「地域の本棚 芦北町松下組」をオープン。定番の絵本や新刊の児童書を購入でき、芦北の子どもたちが本を実際に手に取り触れられ、読めるスペースを設けている。今後は販売だけでなく、芦北地域の読み聞かせ団体の協力で、読み聞かせイベントも行っていく。

ニューコ・ワンの担当者は、「全国1741市区町村のうち456市町村は書店ゼロで、全国の市町村の約26%が書店のない市町村となっています(2022年時点)。熊本・福岡・宮崎で複合書店を運営する弊社は、この取り組みをはじめ、本屋のない市町村をなくす取り組みを進めていきたいと考えています」と今後の抱負を語った。

■松下組 公式サイト:http://matsushitagumi.com/
■ニューコ・ワン株式会社 公式サイト:https://newco1.co.jp/

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