サイト終了のお知らせ

平素より「OneNews」をご利用いただき、誠にありがとうございます。本サイトは2024年5月15日をもってサービスを終了いたします。
サービス終了後、OneNews掲載の一部コンテンツ(ビジネス記事、マネー記事)は、
当社運営メディア「ウォーカープラス」に引き継がれますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。

「起業」で儲けるのは意外と簡単?注目するポイントは、「人がお金を払う場面」

2023/11/15 19:30
SHARE

新卒で入社した会社に定年まで勤め上げるという時代でなくなった今、「起業検討者」が増えている。一方で、「起業なんて自分には無理そう」と二の足を踏む人もいるだろう。そこでお話を聞いたのは、各SNSで「#世界最速で日経新聞を解説する男(セカニチ)」として活動し、自身も6年間のサラリーマン生活を経て起業したセカニチ(南祐貴)さん。「起業して稼ぐのはそう難しくない」と南さんは語る。

「#世界最速で日経新聞を解説する男(セカニチ)」として活動し、就活やキャリア形成関連のセミナーでも人気のセカニチ(南祐貴)さんにインタビュー
「#世界最速で日経新聞を解説する男(セカニチ)」として活動し、就活やキャリア形成関連のセミナーでも人気のセカニチ(南祐貴)さんにインタビュー【撮影=藤巻祐介】


本当のお金持ちになるには、起業するしかない

年功序列制度や終身雇用制度が崩壊したともいわれる今、「起業」を考える人も少なくないと思います。私自身も、大学卒業後に就職した大手広告代理店を6年で辞めて起業しましたし、起業を考える人にはぜひ実行に移してほしい。「今より稼ぎたい」と考えている人ならなおさらです。

世の中には上には上がいます。もちろん、企業に勤める会社員で高収入の人もいるでしょうけれど、やはり上には上がいます。

高収入の会社員以上に稼いでいる人の正体は、自分で起業した人です。「本当のお金持ちになろう」と思えば、起業するしか選択肢はないのです。

一般のビジネスパーソンからすると、起業することに対して「難しそう」「自分には無理だろう」といったイメージを持ちがちです。でも、私としては、起業して儲けることはそれほど難しくないと思っています。

ただし、実際に起業して儲けるためには、あることを正しく認識しておかねばなりません。それは、「人がお金を払う場面」です。誰かにお金を払ってもらって儲けるために、人がお金を払うのはどんな場面なのかを把握しておくことは必須です。

「『本当のお金持ちになろう』と思えば、起業するしか選択肢はない」と話すセカニチ(南祐貴)さん
「『本当のお金持ちになろう』と思えば、起業するしか選択肢はない」と話すセカニチ(南祐貴)さん【撮影=藤巻祐介】

「楽をしたい」という心理により、人は「時短」にお金を払う

では、肝心の「人がお金を払う場面」とはどんなものでしょう?私が特に有用だと考えるのは、「人は『時短』にお金を払う」「人は『祭り』にお金を払う」のふたつです。

最初に解説するのは、「人は『時短』にお金を払う」です。これは、簡単にいうと「楽をしたい」という人間の心理に着目するものです。

みなさんにも、これまでの人生のなかで「時間を無駄にしてしまった」と後悔した経験があるでしょう。私もこれまでにたくさんの後悔をしています。あることを知ろうとしてさんざんネット検索をして何時間もかけてようやく答えにたどりついたときは、「わかりやすく整理された記事が最初からあれば……」なんて思うものですよね。

つまり、そこには需要がある。すなわち、商売になるのです。この視点から生まれるお金を儲けるツールのひとつが、「ランキング記事」です。たとえばみなさんがなんらかの商品を欲しいというとき、そのジャンルのなかでどの商品が一般的に人気なのか、どういう点が優れているのかが気になるはずです。

でも、多くの商品の情報をチェックするには膨大な時間がかかりますし、実際の使い勝手は商品情報どおりではないかもしれません。だからこそ、「買ってよかった時短アイテム10選」「ビギナー向けおすすめ投資本ランキング1~5位」といった記事に大きな需要があるのです。

自分が熱中している趣味など、ランキング記事を書けるジャンルがみなさんにもあるのではないでしょうか。ランキングをnoteなどで紹介して商品URLをAmazonアソシエイトにすれば、その記事を介して商品が売れるたびに収益を得られます。

これはあくまで一例に過ぎませんが、「時短」が商売の大きなキーワードであることは間違いありません。

『未来がヤバい日本でお金を稼ぐとっておきの方法』
ダイヤモンド社(2023)
南祐貴(セカニチ) 著

【プロフィール】南祐貴(みなみ・ゆうき/セカニチ)
1989年生まれ、東京都出身。Koru-workers株式会社代表取締役。2012年に大手広告代理店に入社。6年勤めて、自由になるために退職・起業。クラウドファンディング等で資金を集めて高輪ゲートウェイ駅の近くに宿泊施設「Koru Takanawa Gateway」をオープン。同時に、X(旧Twitter)等で、経済や投資をわかりやすく解説する「#世界最速で日経新聞を解説する男(セカニチ)」を開始。マイナビやジチタイワークス等の就活・キャリア・資産運用セミナーにて満足度90%を超える人気講師でもある。年間のセミナー視聴者数は延べ5万人以上。各SNSで毎日発信中。著書に『世界一面白くてお金になる経済講座』(ダイヤモンド社)がある。

あわせて読みたい

人気ランキング

お知らせ