サイト終了のお知らせ

平素より「OneNews」をご利用いただき、誠にありがとうございます。本サイトは2024年5月15日をもってサービスを終了いたします。
サービス終了後、OneNews掲載の一部コンテンツ(ビジネス記事、マネー記事)は、
当社運営メディア「ウォーカープラス」に引き継がれますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。

末端冷え性の救世主は、しょうが⁉体温持続効果の実験で、白湯・温浴に比べ手先が2.5℃も温まる結果に

2023/11/12 14:00
SHARE

注目のトピックスや新商品、画期的なサービスなど、今知っておきたいホットな情報をOneNews編集部がピックアップ。

今回取り上げるのは、「しょうがによる手先の体温持続効果」。冬になると気温が下がり、多くの人が悩む“冷え”。特に感じやすいのが、手先の冷えだろう。そんな手先の冷えの悩みを解消してくれるのが「しょうが」だった。ピアス株式会社ヴェーダヴィ事業部が行った実験によると「白湯」や「温浴」よりも、しょうがに含まれる「ジンゲロールとショウガオールを含む食品」を摂取したほうが手先の温度持続効果が2.5℃も高くなる(※体表面の温度)ことが判明。しょうがの体温上昇効果を明らかにした今回の実験について、担当者に話を聞いてみた。

しょうがが末端冷え性の救世主に!?
しょうがが末端冷え性の救世主に!?


――今回の実験の意図や狙いを教えてください。
冷えや代謝に悩んでいる人は多く、さまざまな冷え対策を講じる人が多い一方で、「入浴後、すぐに冷えている」、「マッサージをしても身体が温まる効果は特に感じなかった」、「運動は続かない」など満足できていないという人が多くいます。ヴェーダヴィでは、食が持つパワーに着目し、これまでもマヌカハニーやエキナセアなど食がもたらす体への効果について実験で実証してきました。今回は、さまざまな冷え対策と比較し、しょうがのパワーを実験で明らかにしようと思い、実施しました。

しょうがは手先の体温持続に効果的
しょうがは手先の体温持続に効果的


――実験結果について注目すべきポイントを教えてください。
冷え対策としてよく挙げられる、白湯や温浴よりも、「しょうがの辛味成分:ジンゲロールとショウガオールを含む食品」を摂取した方の、手先の温度持続効果が最も高く、摂取1時間後の温度は2.5℃も高くなりました。体の部位の中でも、特に「手先の冷え」を感じる人が多いため、手先まで温まり、その効果は短期的な温まりではなく、持続するというのは大きなポイントかと思います。今回の実験は1時間までの計測でしたが、「しょうがの辛味成分:ジンゲロールとショウガオールを含む食品」摂取時のみ下降傾向が見られなかったため、1時間以上、手先の温度が持続することが期待できます。また、今回実験で摂取した量は、ジンゲロールとショウガオールを含む食品たった8gです。スプーンで計測すると小さじ1杯ほどになりますので、少量で簡単にその効果を得ることができます。

――手先が温まるほか、しょうがに期待される効果はありますか?
しょうがにはいくつもの薬効があり、漢方では薬としても使用されるほど、優れた食材です。これから冬に近づくにつれて寒さで免疫力が低下し、風邪やインフルエンザなどにかかりやすくなります。体温が1℃上がると、代謝は13%上昇するとも言われているため、しょうがを摂取することは代謝を上げて免疫を高める作用も期待できます。

――ユーザーへのメッセージをお願いします。
手先の冷え対策には、しょうがに含まれているジンゲロールとショウガオールをダブルでとることがおすすめです。ヴェーダヴィは全国23店舗あり、お味見もできるので店舗へぜひいらしてください。

しょうがを食べると1時間たっても手はポカポカ

季節や加齢、ライフスタイルの変化などで生じる心身の不調を食の力でサポートする研究・開発を行っているピアス株式会社ヴェーダヴィ事業部によって行われた今回の実験では、冷え症に悩んでいる、もしくは身体の冷えを実感したことがある20代~40代の女性を対象に、「しょうがの辛味成分:ジンゲロールとショウガオールを含む食品」、「白湯」、「温浴」を実践したときの手先の温度変化をサーモグラフィーで測定した。

【画像】サーモグラフィーでみるしょうがの体温持続効果。その効果は60分後でも…
【画像】サーモグラフィーでみるしょうがの体温持続効果。その効果は60分後でも…


結果は30分を境に「白湯」や「温浴」は30分以降、下降傾向になったのに対し、「しょうがの辛味成分:ジンゲロールとショウガオールを含む食品」は30分以降も上昇して手の指先まで温まり、摂取1時間後の温度は2.5℃高くなった。実験によって、ジンゲロールとショウガオールを摂取することは、冷えやすい手の指先まで温め、その効果は短期的な温まりではなく、持続効果が高いことが明らかになった。

「しょうがの辛味成分:ジンゲロールとショウガオールを含む食品」、「白湯」、「温浴」による手先の温度変化のグラフ
「しょうがの辛味成分:ジンゲロールとショウガオールを含む食品」、「白湯」、「温浴」による手先の温度変化のグラフ


そもそもなぜ手先は冷えやすいのか?

人間の身体には重要な臓器が集まる中心部を一定の体温に保つ働きある。気温が下がると体内の熱を逃がさないように血管を収縮させるため、末端の手先まで血流が巡りにくくなり、冷えやすくなるのだ。特に、代謝の低い人は熱を作り出す力が弱く、冷えを感じやすいため、身体を温める食材を食べるなど基礎代謝を高める必要がある。

しょうがの「ジンゲロール」、「ショウガオール」って?

しょうがは世界各国で身体によい野菜として認識され、漢方では薬として使用されている。身体を温める、免疫力を高めるなど、しょうがの薬効は多岐にわたるが、特に、今回取り上げたしょうがに含まれる特有の成分「ジンゲロール」、「ショウガオール」は身体の冷え対策に効果的な成分として注目されている。ジンゲロールはしょうがの辛味成分であり、血管を拡張して、身体の隅々まで血流を促進。そのジンゲロールを蒸したり、乾燥させたりすると変化するショウガオールは、胃や腸などのお腹の壁を刺激し、筋肉を動かす運動作用により体の深部に熱を作る働きがある。

冷え解消には、基礎代謝を高めることが大切だが、低代謝の人は、運動不足や食事の偏りなどでそもそもの熱を作り出す力や熱量が少ないため、ショウガオールとジンゲロールをダブルでとることが効果的といえるだろう。

文=土屋梨夢

ピアス株式会社 ヴェーダヴィ公式ホームページ:http://www.vedavie.jp/shop/
【実験概要】
実験目的:「ジンゲロールとショウガオールを含む食品」による手先の温度変化の検証
対象者:冷え症に悩んでいる、もしくは身体の冷えを感じることがある20代~40代の女性6名
サンプル:「ジンゲロールとショウガオールを含む食品」、「白湯」、「温浴」
実験内容:冷水(15℃)に1分間手を入れて、冷えている状態を作り、それぞれの冷え対策による体表面の温度を60分後まで10分おきにサーモグラフィーで測定。
冷え対策:①ジンゲロールとショウガオールを含む食品を8g摂取
②白湯(約50℃)を100ml摂取
③温浴(38℃)のお湯に1分間手を浸す

あわせて読みたい

人気ランキング

お知らせ