サイト終了のお知らせ

平素より「OneNews」をご利用いただき、誠にありがとうございます。本サイトは2024年5月15日をもってサービスを終了いたします。
サービス終了後、OneNews掲載の一部コンテンツ(ビジネス記事、マネー記事)は、
当社運営メディア「ウォーカープラス」に引き継がれますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。

チケット転売に関するアンケート結果が発表!容認派・否定派の声も紹介

2023/11/11 11:30
SHARE

株式会社迅が運営する「どこで買うどこに売ってる?オススメ販売店|dokodekau [ドコデカウ]」は、全国の年齢・性別問わず293人に、ライブ・コンサートチケットの転売についての調査を実施した。

調査概要

調査対象:20代から60代の男女
調査日:2023年9月
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
調査人数:293人(男性49人女性244人)

調査結果サマリー

20代から60代の男女293人に、ライブチケット転売をした・購入した経験があるかアンケートを実施した。

ライブのチケット転売をしたまたは転売者から購入した経験がある?
ライブのチケット転売をしたまたは転売者から購入した経験がある?

43.3%の人がライブチケット転売をした・購入をした経験があると回答し、56.7%が経験がないという結果に。ライブチケット転売をした・購入をした経験がない人のほうが多いようだ。昨今、転売という行為についてあまり良くないイメージを持っている人も多いのではないだろうか。

アンケート結果

(Q)経験者に聞いたライブ・コンサートチケットの転売を購入・受け渡した媒体は?

【画像】ライブのチケット転売をした、または購入・譲渡を受けた取引媒体は?
【画像】ライブのチケット転売をした、または購入・譲渡を受けた取引媒体は?

結果は「X(旧Twitter)」が37.9%で1位、「知人や家族」での取引が28.2%で2位となった。X(旧Twitter)は取引手数料がかからないことから、利用されることが多いようだ。「知人や家族」での取引であれば安心して取引ができる。

一方、「Yahoo!オークション」「メルカリ」「チケジャム」などの個人間売買ができるサービスでは、不正転売を管理する明確なルールなどを設けていることもあり、利用割合が少ない結果になったと思われる。

(Q)ずばり、ライブのチケット転売を容認できる?

ライブのチケット転売を容認できる?
ライブのチケット転売を容認できる?

ライブチケット転売について「容認できない」が63.1%、「容認できる」が36.9%という結果に。ライブチケット転売を容認できない人のほうが多いようだ。

昨今、ライブチケットに限らずさまざまなものが転売により高額で取引されることが問題視されることも多く、「転売ヤーは許せない」という声もよく耳にする。

下記ではライブチケット転売を「容認できる派」「容認できない派」それぞれの理由を聞いてみた。

(Q) チケット転売を「容認できる」理由は?

チケット転売を容認できる理由は?
チケット転売を容認できる理由は?

容認できる派の理由としては、「仕事や家族の病気など、どうしても行けなくなってしまったときは仕方がないから」が最多という結果に。ライブのチケットは数カ月前に購入することが多く、急な用事や体調不良などで、どうしても予定が合わなくなるということもあるため、こういった意見が多いようだ。

また、転売自体は容認できるという人たちのなかでも、高額での転売は容認できない・やめてほしいという声も多くあった。

■「容認できる派」の人たちの声
・行きたいアーティストが人気すぎてチケットが取れなかったら、定価以上の金額でも1回でも行けるなら購入しようと思うから。(20代女性)
・どうしても行けなくなった場合なら転売してもいいと思う。席が空いてるのはもったいないから。(30代女性)
・仕方のない事情で行けなくなったなら、定価+手数料での転売ならOKだと思う。それ以上は断固反対。(40代女性)
・お金を出して購入している限り、チケットの所有権はその人、だからその人が転売しようがその人の勝手。規制を強くしすぎて、その他大勢が不利益を被るのであれば、目をつぶった方がいい。(30代男性)
・チケットに限らずどんなものでも、自分に必要なくなったら、捨てずに必要な人に譲ったりリサイクルに出したりするのと同じだと思う。基準はわからないが、著しく高い料金でなければいいと思う。どんなものを手に入れる場合でも、転売者は必ずと言っていいほどいる。それによって商売をしている人はいるのだから。法外な値段を付けるのが問題だというのなら、然るべき施設などで基準を設けるといいのではないかと思う。(20代女性)
・チケットの当選確率は低いことが多く、ライブに行くためには多くの名義を使い申し込む必要がある。しかし、そうすると複数当選することもあり公式からのチケット譲渡アプリがない場合困ってしまうためチケット転売は仕方がないことだと考えた。(20代女性)
・チケットを複数枚買って、1番いい席を選びたいファンの気持ちもわかるから。(30代女性)
・海外のコンサートはステージに近い良席は高額、遠い席は低額という仕組みになっています。日本のチケット制度は良席も遠方の席も同じ金額であるため、良席の場合はお得感はありますが、遠方席の場合は気持ちが萎えてしまうときが多いです。平等を重んじる日本の制度も一理ありますが、お金を出した分だけ特別な待遇を受けられる制度の方が個人的にいいです。(20代女性)
・結局名義を何個も入っていても人気のグループだと当たらないことも多々ある。ダブった人が転売してくれることにより当たらなかった人もいける。結局クレカ払いとかにしておくと自動引き落としで払い戻しもできないから転売することによってチケットが無駄にもならないしそれなりにWin-Winな関係だと思う。あまりに高額転売はちょっとアレだけど。(20代女性)
・どうしても行きたい気持ちは止められないから。(20代女性)
・詐欺は良くないが、抽選に落ちてライブに参加できないファンに何か救済措置があってもいいのではないか、という点ではチケットの転売について容認派です。(20代女性)
・人気公演のチケットは抽選での当たるか外れるかの運ゲーであり、また会場内の座席も同価格でアーティストへ近い遠いが出てくることから、お金で時間と空間を買ってもいいと思っている。(20代女性)

チケット転売を「容認できない」理由は?

チケット転売を容認できない理由は?
チケット転売を容認できない理由は?

容認できない派の理由としては、「本当にライブに行きたい人が行けないから」が最多という結果に。人気アーティストのライブは行きたい人も多く需要が高いため、高額で取引されることもあるようだ。

このように、自身が行く予定がないにもかかわらず、人気アーティストのライブチケットを購入し、高額で転売されることがあることから、転売目的でのチケット購入はやめて欲しいという声が多く聞かれた。また、「無関係の人が便乗して金儲けをするのが許せない」「マナー違反だと感じる」という声もあった。

■「容認できない派」の人たちの声
・アーティストが好きなファンの気持ちをダシにして儲けるという、モラルの欠けた行動だから。(20代女性)
・アーティスト側も転売を禁止しているから転売者から買わないようにしたいと考えている。(20代男性)
・自分が行きたかったけど外れてしまったライブのチケットについて検索をかけたときに、ありえないほど高額で売られていると悔しい気持ちになるからです。(30代女性)
・ライブに行く予定で購入したが、どうしても行けなくなって譲るなどの理由ではなく、最初から高額転売を目的とした人によるチケットの買い占めにより、本当に行きたいファンが購入するのが困難になっているため。(40代女性)
・悪質な高額取引もあるし、そのお金が犯罪組織に流れるリスクもあるから、転売や個人取引は基本的にすべきではない。(30代女性)
・違法な転売でなく、公式が提案する譲り方があるのであれば、それを利用して譲り合えるのがいいと思う。(30代女性)
・行きたいとも思ってない転売ヤーに利益を与えたくない。いろんな人にライブに来て欲しいはずなのに、規制を厳しくしないといけなくなるアーティスト側がかわいそう。また規制が厳しくなると個人情報の確認などに時間が取られてしまうから。(20代女性)
・行きたい気持ちは十分にわかりますが、第三者が不当な利益を得るということは社会的問題であり、これを主催者側も黙認していることがおかしな話です。(30代女性)
・人気のグループや歌手であるほど、転売価格も高騰し転売目的の購入も増え競争率が上がっしまう。本当に好きな人が参加できないことが悲しい。諸事情で参加できない人のチケットを取りまとめるシステムを考えることが1番だと思う。(30代女性)
・推しているグループの利益になるならいくらでもお金を払いたいけど、関係ない人が私腹を肥やすのが許せないから。(20代女性)
・正規価格で見たい人が見るのが正しい。だから転売はだめ。(60代男性)
・折角運営側が頑張って作り上げたライブやコンサートなのに何の関与もしてない部外者が悪意を持って金儲けをする行為が許せません!(10代女性)

チケットの入手や仕組み・転売についてライブの運営に求めることは?

チケットの入手や仕組み・転売についてライブの運営に求めることは?
チケットの入手や仕組み・転売についてライブの運営に求めることは?

「どうしても行けなくなったとき、公式からキャンセル・再販など仕組みを作ってほしい」という意見が最多となった。

転売自体は認めるものの、転売目的でチケットが購入され、高額で取引されるなどの問題から、より公平に安心して取引ができるような仕組みを求める人が多い。すでに公式定価で売買を行う制度を取り入れている運営会社もあるようだ。

一方で、一切転売は認めないという「断固として転売は撲滅して欲しい」という意見も3位に入った。

■運営側に求める声
・どうしても直前で予定が変わったり、体調の急変などがあるため、公式にはリセールの仕組みの徹底をお願いしたい。(20代女性)
・公式がリセールの仕組みを作れば、ダブってしまった人も、チケットが外れた人双方が助かる。公式が仕組みを作れば転売に頼る必要がなくなり、転売屋をやろうとする人が減ると思う。(30代女性)
・開催日のある日程までのキャンセル払い戻しと 一般再抽選をしっかりアナウンスすることで、常識ある方々の、公平な参加は促せると考える。(30代男性)
・購入者以外は失効するID式にすればこの問題はなくなると思います。(30代男性)
・1人が何公演も当たるのではなく、平等にチケットを割り振って欲しい。ファンクラブとかに加入しているのであれば比重が変わるのはしょうがないことだとは思うけど。(20代女性)
・1名義にしてほしい、また転売している人に対しては公演に入れないようにしてほしい。(30代女性)
・アーティストによっては、リセールの制度が導入されているのでそれを開催の5日前くらいまでにできたら行きたい人が行くことができるのにと思います。(20代女性)
・ある程度倍率が高いのがわかっているグループは1名義1枚のみの申し込みにしてほしい。興味ないのに友達に誘われたからってコンサートに行ける人間がいるのに、ファンクラブの年会費を払っているの人間が落選するのは納得いかない。(30代女性)
・オンラインライブをもっと実施してくれれば、チケット落選した人も見れるので高額転売に手を出さなくなると思います。(20代女性)
・このまま転売が禁止や本人確認強化が進むなら、公式からキャンセルでき当日再販したり落選などでグッズ購入のために来た人たちが自由参加の抽選でチケットが取れるチャンスを得れるのも一つの案だと思います。そうすることで、空席を少なくでき音漏れ観客も減ると思うからです。(20代女性)

どうしても行きたい、ライブチケット転売にいくらまで出せるか、許容上限の調査結果

どうしても行きたい、ライブチケット転売にいくらまで出せるか
どうしても行きたい、ライブチケット転売にいくらまで出せるか

「定価+手数料まで」が38.6%で最多となった。システム利用料・郵送代などは購入者側が負担して問題ないという人が多いようだ。

また「定価まで」という人も16%おり、半数以上の人が定価で取引を行うことを望んでいることが判明。一方で「0円」といくらでも転売チケットは購入しないという人も18.1%いたが、なかには「定価の10倍以下」「それ以上」という、どうしても行きたいライブチケットであれば高額でも払うという人も。

まとめ

今回は、20代から60代までの男女に「ライブ・コンサートチケットの転売について」アンケートを取った。

その結果、ライブチケット転売をした・購入をした経験がある人は43.3%と、転売や購入をしたことがない人のほうが多いことが判明。背景には、定価よりも高額でチケットの取引がされる転売が容認できないという人が多いようだ。

そのため、運営側に行けなくなったチケットのキャンセルや再販の仕組みを作ってほしいという声も。こういった仕組みが世の中に広がり、安心してチケットの取引ができる世の中になることを願いたい。

【調査レポート】ライブ チケット転売容認派も?293名に聞いたライブ・コンサートチケットの転売についての調査結果:https://dokodekau.jp/live-concert-ticket-tenbai-survey/

■dokodekau [ドコデカウ]
公式サイト:https://dokodekau.jp/

■株式会社迅
公式サイト:https://jins-partners.co.jp/

あわせて読みたい

人気ランキング

お知らせ