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【漫画】男子中学生が耳かき専門店に来店。彼が抱える悩みとは?

2023/09/27 20:00
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自身の耳かき専門店で働いていた体験をベースにしたオリジナル漫画「耳かき専門店で働いて自己否定“沼”から抜け出すハナシ。」をX(旧Twitter)で発信する森民つかさ(@uouououoza1)さん。知られざる耳かき専門店の裏側や、店を訪れる個性的なお客さんたちとのエピソードを優しいタッチで描いた作品には、多くの反響が集まっている。この記事では、著者・森民さんにインタビューを行い、先日公開された第4話の見どころや裏話を聞いた。

自己肯定感が低すぎる漫画家志望が働く耳かき専門店に訪れたのは、なんと男子中学生。
自己肯定感が低すぎる漫画家志望が働く耳かき専門店に訪れたのは、なんと男子中学生。【画像提供=森民つかさ(@uouououoza1)】


訪れたお客さんは、なんと中学生!?彼が抱える悩みとは

漫画家を志望して活動するも、落選続きでパッとせず、バイトも全然長続きしない主人公。そんな生活を続けているなかで、ガリガリと自己肯定感が削られていき、気づけば自己否定の“沼”にどっぷりと浸かってしまっていた。

耳かき専門店で働き始め、少しづつ仕事に慣れてきたころ、とあるお客さんが訪れる。

お客さんは、なんと中学生。通学の途中、電車から耳かき専門店の看板が目に入り、気になって足を運んだのだという。中学生という若さや、淡々と大人びた言動に面食らいつつも森民が接客を行っていると、中学生はポロポロと愚痴を口にする。親の言いつけで勉強漬けの毎日を送っていること、気持ちが滅入って好きだったゲームも楽しくなくなってきたことなど、抱えている悩みを話すうちに、耳かきの心地よさから中学生は眠りに落ちてしまう。

目を開けると、心地よい風が吹く縁側で九州に住むおばあちゃんに膝枕をされている中学生。状況に困惑しつつ「勉強しなくては」と慌てて起きようとするも、「もう十分がんばっとるけん」とおばあちゃんに諭され、再び目をつむる…。

次に目を覚ますと、まだ耳かきの最中。夢を見ていたことに気づくも、何の夢だったかのかは思い出せない中学生。耳かきが終わるころには、少しだけすっきりとした様子で、帰路についたのだった。


人間関係・離婚・リストラ…耳かきをしながらお客さんたちの悩みを聞くことも

【画像提供=森民つかさ(@uouououoza1)】

――第4話では、中学生のお客さんがお店を訪れました。学生のお客さんも多いのでしょうか?
大学生のお客さんはけっこう多くて、高校生も稀(まれ)にいらっしゃいます。私が接客したなかだと、中学生は今回漫画に描いたひとりだけです。年齢制限のないお店なので、来ていただく分には問題ありませんが、やはり中・高校生にはハードルが高いのかもしれませんね。

レアなケースだと、小学生とそのお母さんがいらっしゃったことがあります。なんでも、お母さんが子どもの耳かきをするのが怖いとのことで、専門店に任せてみることにしたそうです。お母さんは耳かきの様子を熱心に見学して、どのようにすればよいか覚えて帰っていかれました。

――作中では、お客さんが身の上話をしていましたが、お客さんの悩みや相談を聞くことは多いのでしょうか?
もちろんこちらから聞き出すようなことはしないのですが、ご自身の話をしてくるお客さんは多いですね。相談に乗る、というよりも、一方的にお客さんが話したいことを話す感じです。基本ふたりきりの空間で、しかも身近な人間じゃないので、逆にしゃべりやすいのかもしれません。

――そういったお客さんは、どのような話をされることが多いですか?
いろいろですが、家族のことや、人間関係の悩みといったプライベートな話をする方はけっこう多いです。なかには、離婚の相談や、恋人との別れ、リストラにあったことなど、ヘビーな話もあったりして反応に困ってしまうこともあります(苦笑)。

今後、印象に残ったお客さんとのエピソードを漫画で描いていきますので、ぜひ楽しみにしていただければと思います。

画像提供:森民つかさ(@uouououoza1)
【漫画】耳かき専門店で働いて自己否定“沼”から抜け出すハナシ。を1話から読む

■森民つかさ(@uouououoza1)
Twitter:https://twitter.com/uouououoza1

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