サイト終了のお知らせ

平素より「OneNews」をご利用いただき、誠にありがとうございます。本サイトは2024年5月15日をもってサービスを終了いたします。
サービス終了後、OneNews掲載の一部コンテンツ(ビジネス記事、マネー記事)は、
当社運営メディア「ウォーカープラス」に引き継がれますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。
※OneNewsからウォーカープラスへのリダイレクトとなります。

相続税調査から見えた、富裕層に共通する3つの「お金を生む習慣」

2023/07/31 19:00
SHARE

宝くじに当たるといったことがなければ、まとまったお金を貯めるには長い時間が必要だ。その時間をどのように過ごすのか、つまり日々の「習慣」が、お金を貯められるかどうかを大きく左右する。お話を聞いたのは、かつて東京国税局の国税専門官として多くの億万長者の税務調査を行ってきた小林義崇さん。お金持ちはどんな習慣によって大きな財産を築いたのだろうか。

元国税専門官の小林義崇さんにインタビュー
元国税専門官の小林義崇さんにインタビュー【撮影=樋口涼】


ペットを飼えばお金持ちになれる?

国税専門官として富裕層の相続税調査をするなかで、多くのお金持ちに共通する習慣というものが見えてきました。もちろん、それらのなかには直接的にお金を生むことにつながるものもありますが、なかには「一見お金を増やすことにつながらないように思えるものの、実はお金を生むことになる」といった習慣もあります。

そのひとつが、「ペットを飼う」というもの。それこそ意外に感じた人も多いでしょう。

ペットを飼うにはもちろんお金がかかりますし、手間、つまり時間もかかります。ペットに使う時間を仕事にあてるなどしたほうが、お金を増やせそうなものですよね。

しかし、ペットを飼うことが結果的にお金を生むのです。私が相続税調査を担当した家庭には、大型犬を飼っているケースがよく見られました。話を聞くと、ペットを飼うことで生活習慣が整うといいます。犬であれば朝晩の散歩が必要です。また、犬でなくてもペットには決まった時間にエサをあげたり、飼育ケージを掃除したりするといった世話をしなければなりません。

そうすることで生活習慣が整うと、心身ともに健康になれるのです。考えてもみてください。健康でなければ満足に仕事をすることができません。そして仕事ができなければお金を稼ぐことができないのですから、ペットを飼うことがお金を生むことにつながるといえるのです。

このことと関連していうと、富裕層はある程度名の通った病院に通っていたということもよく見られました。それも、生涯元気でいなければしっかり稼ぐことができないというふうな意識を持っているからなのかもしれません。

生活習慣が整うことも、「お金を生む習慣」として大切だと語る小林義崇さん
生活習慣が整うことも、「お金を生む習慣」として大切だと語る小林義崇さん【撮影=樋口涼】

自己流でなんとかしようとせず、専門家を頼る

富裕層の多くが共通して持つ習慣には、「トラブルを専門家の力で解決する」というものもあります。富裕層の多くは、広いネットワークを持っています。ただ、それはお金持ち同士のネットワークといったものではありません。実に多様なジャンルのネットワークを持っているのです。

そして、まさに「餅は餅屋」という言葉どおり、「法律のことで困ったらこの弁護士さんに相談しよう」「体のことで困ったらこのお医者さんに相談しよう」というふうに、「この分野ならこの人だ」というネットワークを持っていて、実際にそういった場面が訪れたときには迷わず専門家に頼ります。

逆にそうしなかった場合を考えてみましょう。体の調子がよくないのに診療代がもったいないからと病院に行かなかった場合、大きな病気が進行して結果的により多くのお金がかかることもあるかもしれません。私が専門としていた相続税の場合なら、申告が少し間違っていると税額が大きく変わることだってあります。

目の前のお金を惜しんで自己流でなんとかしようとした結果、逆にたくさんのお金を使わなければならなくなることもあるのです。

そのため、富裕層は必要なときには専門家に頼ります。必要な場面ではお金をかけたほうが最終的にお得だというふうに考えているからです。

あるいは、専門家に任せることで自分の時間を確保することもできます。その時間を仕事に使ってさらにお金を稼ぐことだってできるはずです。

『元国税専門官がこっそり教える あなたの隣の億万長者』
ダイヤモンド社(2023)
小林義崇 著

【プロフィール】小林義崇(こばやし・よしたか)
1981年8月14日生まれ、福岡県出身。西南学院大学商学部卒業。2004年、東京国税局の国税専門官として採用され、都内の税務署、東京国税局、東京国税不服審判所において、相続税の調査や所得税の確定申告対応、不服審査業務等に従事。2年連続で東京国税局長より功績者表彰を受ける。2017年に東京国税局を退局し、フリーライターに転身。マネージャンルを中心に書籍や雑誌、ウェブメディアにて執筆。朝日新聞社運営のサイト『相続会議』をはじめ、連載記事多数。2021年に一般社団法人かぶきライフサポートの理事に就任し、相続に関する問題の解決をサポートする活動も行っている。『元東京都国税局職員が教える お金の基本』(幻冬舎)、『会社員のための節税のすべて』(PHP研究所)、『領収書のズルい落とし方がわかる本』(宝島社)、『絶対トクする節税の全ワザ』(PHP研究所)など著書多数。

あわせて読みたい

人気ランキング

お知らせ