ネスレ日本株式会社は、職場やコミュニティにコーヒーを提供する「ネスカフェ アンバサダー プログラム」において、コーヒーメーカーの実機が手元になくてもスマートフォンを使って“試し置き”シミュレーションができる拡張現実(AR)を活用した新サービスの提供を2023年6月より開始した。
ARで手軽にシミュレーションが可能に！
ここ数年、テレワークやハイブリッドワークなどの新しい働き方が広がり、オフィスを取り巻く環境は大きな変化をみせた。『月刊総務』が全国の総務担当者を対象に2023年2月に行った調査によると、約6割がこの3年で「レイアウトの変更」をはじめとしたオフィスの見直しを実施。新しいオフィスづくりで重要視していることは「コミュニケーション」で、テレワークより「オフィスの方が生産性高く働ける」と考えている担当者が多いことがわかった。
「ネスカフェ」のコーヒーメーカーを無料で貸し出し、専用のコーヒーカートリッジやコーヒーカプセルを定期購入する「ネスカフェ アンバサダー プログラム」。同プログラムにおいても、出社して勤務する「オフィス回帰」を検討する機運が高まった2023年4月ごろから、コミュニケーションのきっかけづくりが目的での申し込みが増加。プログラム導入後に“社員間のコミュニケーションがよくなった”という声が多数集まった。
職場でのコミュニケーション活性化のためには“きっかけづくり”が必要なことから、多くの人が行き交う場所にコーヒーメーカーを設置することを提案していたが、“実機がない状態でコーヒーメーカーをどこに置くか検討するのが難しい”という声もあった。そのため、より手軽にかつ簡単に実際のオフィスに合った環境でコーヒーメーカーの設置場所を検討できるよう、新しい手段として3Dデジタルコンテンツを提供するbestat株式会社の拡張現実(AR)機能を活用したコーヒーメーカーの配置シミュレーションサービスを開発し、提供を開始した。
ARサービスの使用方法
スマートフォンから、「ネスカフェ アンバサダー」募集ページのARのボタンをクリックすると、スマートフォンのブラウザ上でカメラが起動。コーヒーメーカーを設置したい場所にカメラを向け、3D空間の補正を行うと、スマートフォン上に仮想のコーヒーメーカーが表示される。
2023年6月より「ネスカフェ ドルチェ グスト GENIO S(ジェニオ エス)」が選択可能に
カプセル式のコーヒーメーカー「ネスカフェ ドルチェ グスト」は、利用者から“バラエティ豊かなメニューの中から自分好みの一杯を選べるので利用人数が多い職場での満足度が高い”“飲みたい時に一杯ずつ、毎回開けたてを楽しめるので、日によって出社人数が異なる場合でも助かる”と、以前より人気を集めていた。2023年6月上旬からは同プログラムで提供する機種が、「ネスカフェ ドルチェ グスト」の中で最もコンパクトでスリムなモデルの「ネスカフェ ドルチェ グスト ジェニオ エス」となった。スケジュールブリュー(予約抽出)機能や、職人が淹れたような味わいを楽しめる“ハンドドリップモード”の選択もでき、簡単な操作でこだわりの一杯を楽しむことができる。
■「ネスカフェ アンバサダー プログラム」概要
・人気のコーヒーメーカーを無料で使用
※「ネスカフェ アンバサダー」専用定期便でコーヒーなどの商品を購入する必要あり
・ブラックコーヒーなら1杯約20円から。カフェラテ、宇治抹茶などもリーズナブルに楽しめる
・利用中、コーヒーメーカーの修理、交換費用は一切かからない
・選べるコーヒーメーカーは2種類。職場に合ったコーヒーメーカーを選択して利用することができる
コーヒーメーカーがあれば、おいしい飲みもので気分転換ができるのはもちろん、普段あまり接点がない人との交流の場になり、新たなビジネスが生まれる可能性も。自然とコミュニケーションを取れて、笑顔が生まれる本プログラム。ARサービスでシミュレーションして、職場に取り入れてみて。
