今年に入ってから相次ぐ物価の値上げで、12月は電気料金やガス料金、食品・日用品などの値上げが発表されている。また2023年も値上げが予定されているものが多いそうだ。経済的状況は厳しいとはいえ、街はクリスマス一色で、時期的に気になるのがクリスマスプレゼント事情。
そこで、デジタル保険代理店「コのほけん!」を運営するSasuke Financial Lab株式会社は、全国の20歳以上の男女を対象に「クリスマスプレゼントに関するアンケート調査」を実施。どのくらいの人がクリスマスプレゼントを贈る予定があるのだろうか?1人あたりの予算はいくら?など、インターネットリサーチによって得られた361名の有効回答を集計した。

Q1:あなたの世帯年収(家族全員の年収を合算した金額)を教えてください。

世帯年収の中央値は「500万円~600万円未満」という結果に。世帯年収の質問に対して、「答えたくない・わからない」が20.8%と最も多く、次点で「300万円~400万円未満」11.9%、「500万円~600万円未満」10.5%と続いた。
Q2:今年(2022年)、クリスマスプレゼントを贈る予定はありますか?

今年(2022年)のクリスマスプレゼントを贈る予定を尋ねたところ、「ない」と回答した人が53.2%、「ある」と回答した人は30.2%、「未定(贈る可能性がある)」と回答した10.2%と合わせると、40.2%の人がクリスマスプレゼントを贈る見込みとなった。下記は、世帯年収別のクリスマスプレゼントを贈る予定の有無のグラフ。世帯年収が上がるほど、クリスマスプレゼントを贈る予定ありと回答している人の比率が高くなっている。

Q3:誰に贈る予定ですか?(複数回答、Q2で「ある」「未定(贈る可能性あり)」と回答した人)

クリスマスプレゼントを贈る相手で最も多かったのが「子ども」45.9%、「配偶者・パートナー」33.6%、「孫」16.4%。その他では、「犬」「好きな歌手」「叔父」「甥と姪」「姪」「姉と甥」といった回答が寄せられた。
Q4:クリスマスプレゼントの1人あたりの予算はいくらですか?(Q2で「ある」「未定(贈る可能性あり)」と回答した人)
クリスマスプレゼントの予算の中央値は「5千円~1万円未満」。1人あたりのクリスマスプレゼントの予算に対する質問に対して、最も多かったのは「5千円~1万円未満」34.9%、「3千円~5千円未満」23.3%、「3千円未満」14.4%となっている。下記は、世帯年収別のクリスマスプレゼントの1人あたりの予算のグラフ。クリスマスプレゼントの予算は、世帯年収とはあまり関係がないことがうかがえる。

Q5:プレゼントの選び方はどう選びますか?(Q2で「ある」「未定(贈る可能性あり)」と回答した人)
クリスマスプレゼントの選び方で、最も多かった回答は「相手の欲しい物を買う」44.5%、次に「相手の欲しい物を考慮しつつ、予算内の物を買う」36.3%となっており、約8割の人ができるだけ「相手の欲しい物」を考えて買う予定であることがわかった。また、その他には、「喜んでもらえそうな物事を考える」「2人で楽しめるもの」といった回答も寄せられた。
Q6:クリスマスプレゼントを贈る予定がない理由はなんですか?

クリスマスプレゼントを贈る予定がない理由でもっとも多かったのは「必要性を感じない」30.7%、次に「贈る(もしくは、贈りたい)相手がいない」27.1%、「経済的に余裕がない」22.9%となっている。また、その他の理由として、「クリスマスはやらない」「クリスマスは外食」といった回答も寄せられた。
世帯年収が上がるにつれて「経済的余裕がない」と回答する人の比率が下がる傾向がある一方で、世帯年収とは関係なく、「贈る相手(もしくは、贈りたい)相手がいない」「必要性を感じない」といった理由を回答する人が一定層いるようだ。
今回の調査について担当者は次のように語っている。
「新型コロナも収束する見込みがなく、物価も上昇し、国内外の情勢が落ち着かないですが、クリスマスプレゼントを贈る人・贈らない人がどのくらいいるのか、クリスマスプレゼントを贈らない理由は何であるのか、収入との関係があるのかを調査しました」
【調査概要】
・調査名:クリスマスプレゼントに関するアンケート調査
・調査対象:全国の20歳以上の男女
・調査期間:2022年11月25日の1日間
・調査方法:インターネットリサーチ