「体調を崩した夫の行動が理解できません。私(43歳・女性)の夫は、風邪で喉が痛いのにタバコをいつもよりたくさん吸うんです...」
アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?


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■風邪をひくと喫煙者の夫はタバコの本数がなぜか増えて...


私の夫(54歳)には、ちょっと変わった「健康になったかどうかを確かめる習慣」があります。
夫は北国育ちのため、結婚当初は寒さに強いと勝手に思っていました。
冬は雪が大量に降り、最高気温もずっと0℃以下という地域です。
最初に私が義実家に帰省したときは、長袖や厚手の服ばかり持っていったのですが、義実家のみんなは半袖1枚でした。
半袖の理由は、家中を暖房で温めているから。
そして「暑いからアイスクリームでも食べるべ」などと言い出します。
まずは暖房の設定温度を下げないの? とちょっとびっくりした記憶があります。
冬でも屋内は暑い環境で育ったからか、夫は「俺は寒さにはむしろ弱いんだ」と言います。
現在、私たちが住んでいる地域は、冬になると山からの風が強い地域です。
雪はほとんど降らないものの、夫にとっては「こんな寒い風が吹いていたらすぐに風邪ひく」らしく、実際によく体調を崩しています。
夫は喉が弱いため、風邪をひくとまず喉からきます。
ところが喫煙者の夫は、風邪をひくと1日に吸うタバコの本数が明らかに増えるのです。
私は喘息疾患があるため、夫の喫煙場所は住んでいるマンションのベランダです。
風邪をひいているのに寒いベランダに1日に何度も行き、咳き込みながらも夫はタバコを吸うのです。
「ゴホゴホ」と咳をしていて食事も辛そうなのに、ベランダに行ってはタバコを吸う夫に最初はびっくりしました。

■風邪でもタバコを吸う理由を聞いたら仰天!
夫に「なんで風邪ひくと、わざわざタバコを増やすの?」と聞いたところ、夫の答えは意外なものでした。
「〇〇(私)はタバコを吸わないから分からないかもしれないけど、タバコの味って元気なときとそうでないときで味が変わるの。風邪ひくとタバコが不味くなるんだよ」
「だからタバコが健康なときの味に戻ると『ああ、もう大丈夫だ。風邪が治ったんだ!』って分かるから、吸って確かめてるってわけ。健康のバロメーターなんだよ!」と力説されました。
う〜ん、まったく理解できません。
「いや...だったら、食べ物とかで分からない? 味覚が風邪で鈍ってしまうってことでしょ? ゴホゴホと咳しながら、寒いベランダに行かなくてもいいんじゃないの?」
「いや! タバコが最も味覚が分かる基準だから!」
別の方法を見つけたほうが、寒いベランダに行かなくなるので風邪も早く治るのでは?
そう思わずにはいられないのですが、夫はいまだにこのタバコ鑑定法を続けています。