「トクメイ!警視庁特別会計係」第9話より / (C)カンテレ
【写真】橋本環奈“円”が、前野えま“美和”を抱きしめる

橋本環奈主演のドラマ「トクメイ!警視庁特別会計係」(毎週月曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)の第9話が12月11日(月)に放送となる。

経費から事件解決に導く

同作は、経費から事件解決の糸口を見つける新しい警察エンターテインメント。緊縮財政を強いられた警察組織は、かねて警視庁のお荷物所轄と呼ばれる万町署で、捜査費などにメスを入れる“経費削減”テストを行うことを決めた。そんな経費削減の“特別命令(トクメイ)”を背負って本庁から派遣された特別会計係の女性警察官・一円(はじめまどか/橋本)だったが、そこで待ち受けていたのは無駄な器物破損やいかがわしい情報屋との交流、使途不明な経費などがまかり通ってきた所轄署のひと癖もふた癖もある個性豊かな刑事たち。「捜査に金は必要だ!」と話す刑事たちと、時にぶつかり合い時に協力して、次々と起こる事件を解決へと導いていく。

第9話あらすじ

「トクメイ!警視庁特別会計係」第9話より / (C)カンテレ
注目の第9話では――

警察のスキャンダルを追っていた新聞記者・芹沢詩織(石井杏奈)の転落事故死の真相が、脅迫者Xの正体につながるかもしれないと捜査を進めていた湯川班。そのさなか、湯川(沢村一樹)の情報屋で、転落事故について探っていた片桐(米本学仁)が何者かに殺された。死亡推定時刻に現場にいたことから、遺体の第一発見者となった湯川は容疑者となり、そのことに納得がいかない湯川班は、捜査からあっさり外される。信頼する上司が犯人扱いされたことに怒りがおさまらない中西(徳重聡)は、湯川の無実を証明しようと、上の命令に背いてでも捜査すると宣言。しかし、冷静さを欠いた行動をたしなめるさゆり(松本まりか)と険悪なムードになり、湯川班はバラバラになってしまう。

その頃、円もまた、片桐を殺害し、美和(前野えま)を悲しませた犯人に激しい怒りを覚えていた。さらに、約束通り経費20%削減を達成したにも関わらず、榊山官房長(福井晶一)から万町署が予定通り統廃合されると告げられ、ショックを受ける。自分が署員たちを巻き込み、本庁からの特命を断ったせいだと責任を感じる円は、万町署を守りたい一心で、ある人物のもとを訪ねる。

一方、殺人の容疑をかけられた湯川は、「Xの正体がわかった」と片桐が言い残して死んだことから、警察の監視下を抜け出し、Xについて独自に調べを進めていた。そのことを知った円は、同じくXが起こした1億円盗難事件を足がかりに、Xの正体を暴こうと動き出す。すると、1億円が盗み出された当日、署内で予定とは違う怪しい動きをしている人物がいて…。

――という物語が描かれる。

万町署のため円が動き出す

公式ホームページなどで見ることができる予告動画では、「どうして店長が殺されなきゃいけないの」と悲しむ美和を円が抱きしめるシーンからスタート。一方で、犯人だと疑われている湯川は取り調べを受けるも、不本意なことを言われ掴みかかる。捜査から外されてしまった湯川班も分裂状態に。

万町署を守りたい円は、須賀から「大人の悪知恵を教えよう」と言われ、湯川からも「お前にできることをやれ」と告げられて動き出す。湯川班も再度真犯人確保のために立ち上がる。動画の最後には、「まさかよろずくんがXだったとは」と言われ驚く円の姿も。よろずくんの着ぐるみを被った誰かが怪しいようだ。

この動画の視聴者からは、「どうして湯川さんが容疑者に…」「湯川班どうなるの?」「ここにきて急展開!」などの声が寄せられている。