結婚して女として試される舞台から降りた、そのあとは?/女はいつまで女ですか?莉子の結論
妻になり、母になり、その後は? 私たちはいつまで「女」でいられるの?
結婚して7年、子どもが生まれて4年。家事や育児に追われ自分のことは後回し。どこにでもいそうな普通の主婦の一ノ瀬莉子さんは、誕生日を忘れられていたことをきっかけに、「夫に女として見られていないのでは?」と感じ始めます。今さら…と思いながらも、仕事が多忙で無関心な夫への満たされない想いを抱える莉子さん。子育てを取ると何も残らない自分への不安も抱えながら、莉子さんは「女」としての生き方を考えるようになります。
漫画家・上野りゅうじんさんが主婦たちのリアルな声を取材して描いた、自分の中の「女」を探すエピソードをお届けします。
※本記事は上野りゅうじん著の書籍『女はいつまで女ですか?』から一部抜粋・編集しました。
著=上野りゅうじん/『女はいつまで女ですか? 莉子の結論』