「美少女図鑑AWARD2023」グランプリの佐々木満音さん / 撮影:田中隆信
【写真】「美少女図鑑AWARD2023」準グランプリの杉山日向花さん

「美少女図鑑AWARD2023」授賞式が3月18日に都内で行われ、広島県在住の12歳、佐々木満音(みろん)さんが5代目グランプリに輝いた。

二階堂ふみ、山本舞香、黒島結菜らを輩出

「街に美少女を増やそう」というコンセプトの下、全国各地にいる美少女を被写体とし、2002年に創刊したフリーペーパー「美少女図鑑」。二階堂ふみ、山本舞香、黒島結菜、馬場ふみか、桜井日奈子らが誌面を彩ってきた。

そして、全国に存在する新たな可能性と輝きを秘めたスターを発掘することを目的に、2019年にオーディション「美少女図鑑AWARD」がスタート。5回目となる今回は、北海道から九州まで全国9カ所の会場で行われたオフライン審査と、全国どこからでも参加可能な「ミクスチャ」で行われたオンライン審査による予選を実施。約3500人の応募者の中から45人のファイナリストが選出され、この日行われた最終審査でグランプリが決定した。

授賞式には、2022年のグランプリ受賞者・菅原夕亜がプレゼンターとして、さらに“最後のファイナリスト”としてお笑いコンビ・ニッチェの江上敬子と近藤くみこがサプライズで登場。江上がランウエーで“トトロ”の物まねを披露すると、緊張気味のファイナリストたちも笑顔を見せた。

グランプリ・佐々木満音さんさん / 撮影:田中隆信

ニッチェ近藤「活躍したら仕事で読んで」

トロフィーを受け取りったグランプリの佐々木さんは「最高でーす!」と、3月16日の「ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)日本対イタリア戦のヒーローインタビューで岡本和真選手を彷彿(ほうふつ)とさせるコメントで喜びを伝え、これからやってみたいことについて「雑誌のモデルです」と夢と答えた。

ファイナリスト45人に向け、江上は「このオーディションに参加した皆さん、今までの頑張りが評価されるわけですから、頑張った自分たちにぜひ拍手を送っていただきたいです」と、近藤も「またどこかでお会いすることがあれば、お仕事一緒したいですし、それ以外のところでご活躍されるのであれば、ぜひお仕事で呼んでいただきたいです」と笑いを誘いながらエールを送った。

また、準グランプリには岐阜県在住の杉山日向花さん、審査委員特別賞には広島県在住の寿理さん、新潟県在住のゆりあさん、宮城県在住の宮嶋くるみさんの3人が選ばれた。

グランプリの佐々木満音さん(写真中央)と、ニッチェの江上敬子と近藤くみこ / 撮影:田中隆信

目標にしている人は「山本舞香さん」

授賞式の後、佐々木さんがニッチェの二人と一緒に囲み取材に応じた。「今の気持ちは?」という質問には、壇上で答えたのと同じように「最高でーす!」と笑顔で返答。「いろんな賞をもらえてうれしかったです」と、グランプリ以外にも4つの賞を受賞した喜びも語り、受賞の喜びを伝えたい人については「今まで支えてきてくれた人たち」と回答した。

江上は「ういういしさ! その美しさがまぶしすぎるくらい。これからどんなふうに成長していくのが楽しみ」と期待を言葉にしつつ、「あんまり変なところに染まってほしくないなぁ」と心配すると、近藤から「早いんだよ、心配が(笑)」とツッコミ。「まだ15分ぐらいしか一緒にいないんですけど、親心が芽生えしまって」とすっかり保護者目線になってしまっている様子を見せた。

目標にする人を聞かれると、「山本舞香さん」と返答。山本舞香と仲のいいニッチェは「『最高でーす!』って答え方、山本舞香っぽいよね」と共通点を挙げた。さらに、「どんなことをやってみたいか?」と聞かれた佐々木さんは、「しゃべるのが苦手なので、雑誌のモデルとかやってみたいです」と答えた。

ニッチェがサプライズゲストとして登場

江上は「ここからがスタートラインというか、いろんな道が開けていくので、自分がどういう選択をするかで将来が変わってくるので、周りの大人と話し合いながら。ゆっくり自分で考えて」と応援メッセージ。

最後に、佐々木さんが「佐々木満音、これからいろんなことに挑戦して頑張ります。応援よろしくお願いします。最高でーす!」と意気込みを伝えて締めくくった。

◆取材・文=田中隆信

囲み取材も和やかな雰囲気で / 撮影:田中隆信