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今回取り上げるのは、ママ・パパ用休息室併設の一時預かり保育「YASMO(やすも)」。その中の、子どもの存在を近くで感じながら睡眠不足を解消したいというママ・パパのニーズに応えた休息室「Nemuro(ねむろ)」を企画した三井不動産株式会社の担当者に話を聞いてみた。
――保育施設YASMOとはどのような施設ですか？
おやすみ不足のママ・パパのために、お子さまをお預かりする施設内に「Nemuro(ねむろ)」「Komoro(こもろ)」「Hoguso(ほぐそ)」の3種類の休息室を用意しています。お子さまが保育スタッフと過ごす間に、ママ・パパはお選びいただいた休息室でゆっくりお休みいただけます。
――ママ・パパ用の休息室に「Nemuro(ねむろ)」をつくった意図や狙いを教えてください。
未就学児を持つ子育て世帯を対象としたインタビューを行うとともに、睡眠不足や産後うつに関する論文や調査結果を参照し、夜間授乳や夜泣きによる細切れ睡眠、睡眠不足が、心身に多大なる影響を与えていているにも関わらず、解決できるサービスが世の中に少ない。また使われていないことがわかりました。そこで、子育て中の親が抱えている「慢性的な睡眠不足を解消したい」というニーズと、「子どもの存在を感じられる距離にいたい」というニーズを両方満たし、育児を支援するためママ・パパ用の休息室「Nemuro(ねむろ)」を企画しました。
――「Nemuro(ねむろ)」ではどのようなサービスを受けることができますか？
リラックス効果のあるBGMが流れる、木を基調とした安らぎの空間で、快適な寝姿勢を導くリクライニングベッドにておやすみいただけます。おやすみグッズとして、「Nemuro(ねむろ)」を監修したブレインスリープが医学的知見に基づいて開発した脳が眠る枕「ブレインスリープ ピロー」、目元を温めるアイマスク、ブランケットをご用意しています。おやすみの前後に、アメニティコーナーで温かいお飲み物や、お菓子もお楽しみいただけます。
――「Nemuro(ねむろ)」のイチオシポイントを教えて下さい。
お子さまを預けたあとのママ・パパには、緊張や不安があると思います。「Nemuro(ねむろ)」では、そんなママ・パパの気持ちを少しでも軽くし、心と身体をおやすみモードに切り替えていけるよう、ブレインスリープの睡眠医学に基づいた、入眠の3ステップを表したオリジナルの「おやすみガイド」。おやすみ後に、スムーズな目覚めを促す「おめざめガイド」をご用意し、休息のコツとともにご案内しています。
――アイデアはどのようにして生まれましたか？
子育て当事者である起案者の実体験に基づき生まれました。三井不動産グループの事業提案制度「MAG！C(マジック)」を活用して、頼れない休めない孤独な子育ての解消を目指すサービスを検討し、多くの子育て中のママ・パパが抱える睡眠不足解消に応える方法を模索するなかで、子育て中の親が抱えている子どもの存在を感じながら休息したいというニーズを満たす解決策が世の中に足りていないという事実に直面したことが、「休息室を併設した一時預かり保育」のアイデアにつながりました。
――読者へのメッセージをお願いします。
最近休めていないな、眠れていないなというとき、「YASMO(やすも)」をぜひ思い出していただけたらうれしいです。当日でもふらりと、休みに来ていただけるよう一時預かり保育に必要なものは店舗に準備がございます。ご見学も可能です。ぜひお気軽にお越しください。
新しい保育施設YASMO
＜YASMO(やすも)が提供するサービス＞
・保育対象は生後3カ月から未就学児のお子さま
・制作遊びやこだわりの遊具を通して楽しい時間を提供
・ママ・パパ用休息室は3種類を用意
・料金は1650円/30分(※1)、最短30分から最長4時間の利用が可能
(※1)お子さま1名の料金。2名以降は825円/30分。
睡眠不足に悩むママ・パパは、この機会に活用を検討してみてはいかが。
文＝土屋梨夢
