5歳上の会社員の夫と、2人の小学生の子どもと暮らすアラフォー主婦のナミさんが描く絵日記ブログ『ナミの「まぁ、いっか」絵日記』には、子育て中のママにおすすめしたい漫画がたくさん!なかでも「コンビニで働いていた時の話」は、初めての育児に悩みつつもワーママとして働き始めたころのエピソードが描かれている。これからワーママデビューしたい人におすすめの漫画だ。
ナミさんは20代半ばで勤めていた会社を結婚退職。その後は子どもが生まれ、専業主婦として家事をこなしていたが、長女が2歳になるころに再び働き始めることを決意。ただ、前職の正社員に戻るのではなく、パート勤務を希望していた。まずは保育園が決まっていなければ面接を受けても落とされてしまうと考えたナミさんは先に保育園探しを開始し、無事に入園内定までこじつけた。

しかし、大変なのはここから!保育園入園から1カ月以内に仕事が決まらなければ、残念ながら退園になるとのこと。当時のことについてナミさんに話を聞いてみた。
――市町村によって期限は異なるかと思いますが、1カ月以内に仕事を見つけなければいけないのは、焦りますね。
はい、しかも、入園後1週間は“慣らし保育”でした。お昼前にお迎え、お昼後にお迎えなどだんだん延びていきますが、1カ月のうちの1週間はとても貴重なので正直焦りました。「えー!」と思いましたが、子どもも初めての保育園で“慣らし”は必要なので、自分の都合で考えてはよくないなと反省しました。

――いざ仕事探しが始まるわけですが、どのように進めていきましたか?
事前に応募と面接の予約をして、長女を預けるとすぐに向かっていました。最初はスーパーのレジの募集に応募しましたが、いざ行くと“手作り惣菜部門”を勧められて…おおざっぱな性格と盛り付けのセンスのなさを自覚していたので正直に話し、「別の部門でしたら何でも!」と申し出てみましたが、結局、後日合否の連絡が来るはずが数日待っても来ず…落ちたってことですよね。

次に受けたのが、コンビニです。たまたま、保育園の近くのコンビニに募集の張り紙があって興味があったので電話をして面接予約を取っていました。
――コンビニの面接はどうでしたか?
朝に出勤できる人を探しているとのことでした。早朝保育の特別料金はかかってしまいますが、朝の時間帯に出ることは可能でしたので、すぐにそう答えました。

また、バックヤードで面接を受けたんですが、バックヤード独特のせまーくて、右を向けばみんなの洋服収納、左をむけば在庫の棚という、事務所・休憩室・着替え・倉庫すべてを兼ね備えた空間が、学生時代のバイト先とよく似てて落ち着きました!

ナミさんにとって保育園のすぐ近くという立地も魅力で、「ここで働きたい」と思ったという。“自分の出勤可能な時間帯はすべて提出してシフトはおまかせするので、雇っていただけませんか”と強く働きたい熱意を伝えたところ、無事にコンビニスタッフとして採用されたという。

ナミさんの場合はフルタイムの正社員狙いではなく、最初からパート希望ということもあり、1カ月で無事に仕事を決めることができたが、一度仕事から離れていた人が期限内に仕事を見つけるのは至難の業!ナミさんのブログ『ナミの「まぁ、いっか」絵日記』では、今回紹介した話のほかにも、“子育てあるある”や日々の料理や趣味のことなど、子育て中のママには共感できる内容がズラリ!ナミさん曰く、「できるだけ毎日更新を目指しながらマイペースに更新しています」とのことなので、子育て中の人はぜひ覗いてみて!
画像提供:ナミ