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無礼講とはなんぞや?「上司がより無礼になる会なのかな…?」コロナ禍を経て“飲み会の悪夢”再び!

2023/12/20 07:00
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コロナ禍になってなかなか開催されなくなっていった会社の飲み会。昨年末は行動制限こそなくされたが、まだまだ自粛モードは継続していた。今年は新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが、「2類相当」から「5類」に移行されて初めて迎える年末だ。コロナ禍前の年末から数えて実に4年ぶりとなり、飲み会が復活した会社も多いのではないだろうか?今回は飲み会でよく聞くあのセリフについての“あるある”を紹介!


ぬこリーマンの会社でも飲み会が開催されるようになった。トラ部長が乾杯の音頭を取り、「今日は無礼講だっ!」と会社の飲み会でよく聞くセリフを述べ、宴はスタートした。

飲み会でよく聞く「無礼講」だが、本当に無礼になってもOK?
飲み会でよく聞く「無礼講」だが、本当に無礼になってもOK?


宴もたけなわとなり、みんながほどよく酔っ払ってきたころ、トラ部長がぬこリーマンに「一発ギャグでもやれ!」と無茶ぶりをする。ぬこリーマンはおそるおそるトラ部長にちなんだ一発ギャグを披露。会場は大爆笑、トラ部長も「こりゃ、まいった!!」とご機嫌で、ぬこリーマンはホッとするのだが…。その翌日、ぬこリーマンはトラ部長に呼び出されて大叱責を受けるのであった。ぬこリーマンの一発ギャグの内容とは…?あのギャグは無礼講の範疇ではなかったのか…?

無茶ぶりされ、断れないのもサラリーマンのつらいところ…
無茶ぶりされ、断れないのもサラリーマンのつらいところ…


後日、また会社の飲み会が開かれ、同じくトラ部長による「今日は無礼講だっ!」のあいさつでスタートしたのだが、今度の飲み会は「無礼講とは、部長がより無礼になることなのかな?」と思わせる飲み会となるのだった。そのひどい有様は、ぜひ漫画で読んでみてほしい。

そもそも無礼講とは一体どういう意味なのか…?言葉のルーツは…?調べてみると、無礼講とは「身分・地位の上下を抜きにして楽しむ酒宴」のこと。言葉の由来は、日本古来の神事にまでさかのぼる。神事では、神に奉納した御神酒を参列者も授かって飲むように、一般的に神と人が同じものを食べたり飲んだりする。そういった神事を「礼講」と呼び、その神事のあとに行われる宴席のことを「無礼講」と呼んでいた。

また、鎌倉時代に後醍醐天皇が討幕を図った際、密議のための宴を催したとされる。その際に参加者は身分の上下がわかる烏帽子や衣は着用せず、上下関係抜きで酒を酌み交わして意見を交わし合ったと言われ、これが現在の「無礼講」の形式のはじまりという一説もある。つまりは無礼講とは、決して「無礼でも許される場」ではなく、「堅苦しくならず楽しく話そう」という意味合いに捉えていたほうがよさそうだ。

無礼講と言われても、どこまで許されるか難しいので気を付けよう
無礼講と言われても、どこまで許されるか難しいので気を付けよう

この漫画の作者は、Web広告関係の仕事をする傍らでブログやSNSにて漫画を公開しているまくべす(@maxvess3)さん。現在連載中の『目指せ!日本一の社畜!ぬこリーマン』は、社畜人間の日常を描いた漫画で、サラリーマンたちの共感を得て好評だ。今回紹介した漫画以外にも、社畜サラリーマンの“あるある”を描いたまくべすさんの漫画はSNSで随時更新中!時勢を取り入れた笑えないけど笑えるネタが多いので、ぜひ新作も読んでみて!

画像提供:まくべす(@maxvess3)

■まくべす(@maxvess3)
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