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カルビーポテトが、ジャガイモ新ブランド「みらいのはじめ」を本州で発売。気候変動に強い品種で持続可能な農業を応援

2023/10/12 18:00
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カルビーグループの一員であるジャガイモのプロフェッショナルカンパニー・カルビーポテト株式会社(以下カルビーポテト)が、青果新ブランド「みらいのはじめ」を新発売。2023年10月上旬より、本州エリアで販売される。

みらいのはじめロゴ
みらいのはじめロゴ


ジャガイモの病気や気候変動に対応!

生産者の減少や自然環境の変化により、年を追うごとに難易度を増しているジャガイモ生産。同社では、ジャガイモ特有の病気や気候変動に強く、育てやすい特徴をもつ今回の新ブランド「みらいのはじめ」の生産・販売を通し、ジャガイモ農業の持続性への貢献を図る。

「みらいのはじめ」ブランド特長

(1)病気や気候変動に強い
ジャガイモ特有の「そうか病」にかかりづらく、また、ジャガイモの生長を妨げる害虫「ジャガイモシストセンチュウ」に対する抵抗性をもつ。さらに、茎が太くしっかりしているので雨風に強く、生育不良のリスクが少ないため、収量の安定につなげられる。

(2)育てやすい
他品種に比べ形や大きさがそろっているため、選別にかける手間を軽減することができ、少ない労働負荷で多くの収量が見込める。また、栽培時の防疫作業や施肥などを減らせる可能性がある。

(3)契約栽培である
契約農家が栽培しているため、生育途中に異常があれば即座にカルビーポテトの担当フィールドマン(産地担当)が対策を実施。契約農家にとっても、安定した取引による安定的な収入が確保でき、サステナブル(持続可能)な農業のサポートが受けられるメリットがある。また、ジャガイモの生産時期・生産地・生産者が調べられることで、トレーサビリティの確保も可能。

ブランド名の由来

「みらいのはじめ」というブランド名には、「日本の農業の“みらい”を持続的に支えていきたい。」「今は“はじめ”に過ぎないが、実現までの長い道のりを取り組んでいきたい。」という想いが込められている。

ブランド概要

ブランド名:みらいのはじめ
価格:オープン
容量:約600グラム
発売日:2023年10月上旬
販売エリア:本州

【写真】カルビーポテトのジャガイモ新ブランド「みらいのはじめ」パッケージイメージ
【写真】カルビーポテトのジャガイモ新ブランド「みらいのはじめ」パッケージイメージ


※包装資材(フィルム・インク)にはバイオマス原料を使用
※発売開始時期は、販売店舗によって前後する場合あり。また、取扱いのない場合や売り切れの場合もあり
※容量・価格・販売期間は、販売店舗や収穫状況により変動

今回の新ブランドについて、担当者に話を聞いてみた。

「(『みらいのはじめ』発売の狙いは?)“ジャガイモを通じて日本の農業と豊かな食生活を未来へつなげたい”という想いから発売にいたりました。近年、気候変動や生産者の高齢化・人材不足から日本のジャガイモ生産量は全体的に減少傾向にあります。そこで、生産者にとって育てやすく、持続性があり、消費者にとってもおいしく食べてもらえるジャガイモ品種を広めていくことで日本のジャガイモ生産の持続性を高めたいと考えています」

「(『みらいのはじめ』のイチオシポイントは?)煮崩れしにくく、おいしくお召し上がりいただけることもさることながら、ジャガイモ生産の持続性に貢献できるというところが一番のポイントになります」

「(『みらいのはじめ』アイデアはどのようにして生まれた?また、実現に向けて苦労した点は?)気候変動や生産者の高齢化・人材不足の社会的背景から、ジャガイモ専門企業としても何か力になりたいとブランド発足にいたりました。当社としてサステナブルなジャガイモブランドを展開するのは初めてのことだったので、お客様に対し何がどうサステナブルなのかわかりやすく伝えることに苦労しました」

「(『みらいのはじめ』とほかのジャガイモとの違いは?)『みらいのはじめ』の特長は、“気候変動や病気に強いこと”、“育てやすいこと”、“契約栽培であること”の3つを兼ね備えていることです。この3つがそろった品種というのはなかなかなく、だからこそ栽培時や収穫時の作業負荷が少なく、収量が安定して作りやすいジャガイモとして、環境にやさしくサステナブルなジャガイモ生産に適しています」

「『みらいのはじめ』のほかに行っている、持続可能な農業を推進する活動は?)ジャガイモの生産をしてくださっている契約農家さんに対し、主に3つのことに取り組んでおります。(1)科学的根拠に基づいた栽培技術の推進として、土壌水分管理と土壌分析結果をもとに適正な施肥設計を生産者さんと一緒に進めております。(2)気象変動に対応する対暑性や、晩成型の品種および病害抵抗性に対する新たな品種開発に取り組んでおります。(3)ジャガイモは重労働で手間のかかる作物なので、省力化・省人化の取り組みとして生産者の作業負担の軽減をするために収穫サポートを行っております。その取り組みのひとつがコントラクター(作業請負)事業です」

「(ユーザーへのメッセージは?)ジャガイモは身近な野菜であると思われている方が多くいらっしゃるかと思いますが、実は栽培し続けることが困難な状況にあるということをこのブランドを通して知っていただき、ジャガイモ生産の持続性にともに貢献していただけるとうれしいです」

未来を見据えて発売された新ブランドジャガイモ、青果コーナーで見かけたら、ぜひ試してみては。

■カルビーポテト株式会社
公式サイト:https://www.calbee-potato.co.jp/

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