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遠距離介護の帰省頻度は「最低でも月に1回以上」、介護経験がある人に介護状況に関するアンケートを実施

2023/10/09 12:00
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株式会社Speeeが運営する「ケアスル 介護」は、介護経験がある250人に対して、現在の介護状態や介護の知識の情報源に関するアンケートを実施した。


調査サマリ

・現在または介護していたときの状況を聞いた結果、「介護施設に入居」が34.8%、「在宅介護」が32.4%、「遠距離介護」が総計29.2%とほぼ三等分される。
・「遠距離介護」と回答した人に介護のための帰省頻度を聞くと、「週1〜3回程度」が47.9%で最も多く、全体の9割以上が最低でも月に1回以上は帰省している。
・「遠距離介護」の人に交通費を聞くと、1時間未満の場合は「5000円未満」が最も多かったが、3時間以上の場合は「3万〜5万円以内」が最も多いことがわかった。 
・74.8%の人が「ケアマネジャー」から普段、介護の知識を得ていることが判明した。

調査背景

少子高齢化に伴い、自分の両親や祖父母など、親戚で介護に関する問題に直面している人も多いのではないだろうか。介護に関する悩みや不安は、プライベートな事柄でもあることから、気軽に周りの人に相談しづらいこともあるだろう。

今回、介護施設のマッチングプラットフォーム「ケアスル 介護」では、現在の介護状況などに関して、事前調査で「介護の経験がある」と回答した250人を対象にアンケートを行った。

調査結果

Q1.現在の介護の状況(または、介護していた時の状況)は?

調査の結果、回答が最も多かったのは「介護施設に入居」の34.8%であり、次に「在宅介護」の32.4%、「遠距離介護(1時間未満)」の19.2%が並んだ。

現在の介護状況(介護していた時の状況)
現在の介護状況(介護していた時の状況)


Q2.遠距離介護の際、介護のためにどれくらいの頻度で帰省したか?

Q1で「遠距離介護」と回答した人に対して、介護のためにどれくらいの頻度で帰省したのかを聞くと、最も多かったのは「週1〜3回程度」の47.9%であり、半数以上の人が最低でも週に1回は介護のために帰省していることが判明した。

【画像】遠距離介護の帰省頻度
【画像】遠距離介護の帰省頻度


なお、被介護者との距離が遠くなるほど、帰省頻度は少なくなる傾向がある。

遠距離介護の所要時間と帰省頻度の関係
遠距離介護の所要時間と帰省頻度の関係


Q3.遠距離介護の際、1往復にかかる費用(交通費など)は?

Q1で「遠距離介護」と回答した人に対して1往復にかかる費用(交通費)を聞くと、最も回答が多かったのは「5000円未満」で67.1%だった。

遠距離介護の費用(1往復の交通費)
遠距離介護の費用(1往復の交通費)


ただし、被介護者との距離が3時間以上かかると回答した人の半数以上が、1回の交通費に3万〜5万円かかることも見受けられる。

遠距離介護の所要時間と費用の関係
遠距離介護の所要時間と費用の関係


Q4.介護の知識(利用できるサービスや日常的な困りごとの解決策など)を、普段どこから得ているか?(複数回答可)

介護の知識を得るための情報源として、74.8%の人が「ケアマネジャー」に尋ねており、次に「病院・医者」(32.0%)、「家族・親族」(23.2%)が並んでいる。

介護の知識をどこから得るか
介護の知識をどこから得るか


今回の調査について、担当者に話を聞いてみた。

「(今回の調査の狙いや目的は?)介護は、周りの人がどういう感じで行っているものかわかりづらいもので、近所の人の介護体制や介護にかけているお金についても意外とわからない場合がほとんどだと思っています。実際、介護施設を探している方と相対していると、ご実家に両親を残したまま親元を離れており、介護が必要になったけれども仕事の都合で実家に帰れない、という声をよく聞きます。そこで、周りの人はどのくらいのペースで帰っているのか、どのくらいお金がかかっているのかを参考にしてもらうことで、ご自身が介護する際の参考にしてみてほしかったので、本調査を行いました」

「(今回の調査結果の注目ポイントは?)遠距離介護をしている人が約3割もいた点と、全体の9割以上が最低でも月に1回以上は介護のために帰省している点」

「(遠距離介護とは具体的にどのような介護が該当するか)自分が住んでいる場所と別の場所に親が住んでおり、親の住居に通いながら介護をするケースを指します。たとえば、東京都に在住しておりご実家が静岡県にある方が、ご実家の静岡まで帰って親の介護をするといったようなケースが該当します」

「(ユーザーへのメッセージは?)介護は右も左もわからず、デリケートな内容ゆえ周りの人にも聞きづらいテーマだと思います。『ケアスル 介護』では、そんななかでも周りの人がどのように介護をしているのか、さまざまな観点から調査をして記事をリリースしていますので、参考にしてみてください」

調査概要

<調査目的>
介護状況に関するアンケート

<調査手法>
・調査実施機関:インターネットリサーチ
・調査期間:2023年7月10日
・調査対象:250人(アンケート回答者は、事前アンケートで「介護経験がある」にチェックをつけた人を対象とした)

<調査内容>
質問内容は下記の4つ。

・Q1.現在の介護の状況(または、介護していた時の状況)を教えてください
・Q2.遠距離介護の際、介護のためにどれくらいの頻度で帰省しましたか?/Q1でいずれかを選択した選択肢:2.遠距離介護(1時間未満の距離)〜4.遠距離介護(3時間以上の距離)
・Q3.遠距離介護の際、1往復にかかる費用(交通費など)を教えてください/Q1でいずれかを選択した選択肢:2.遠距離介護(1時間未満の距離)〜4.遠距離介護(3時間以上の距離)
・Q4.介護の知識(利用できるサービスや日常的な困りごとの解決策など)を、普段どこから得ていますか?(複数回答可)

「ケアスル 介護」とは

理想の介護施設を探すユーザーと介護施設のマッチングプラットフォーム。専門家監修のコラム記事など、介護について理解を深めるコンテンツを配信している。

「株式会社Speee」について

「解き尽くす。未来を引きよせる。」というコーポレートミッションのもと、データドリブンな事業開発の連鎖でデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する企業。不動産DX事業、マーケティングDX事業、その他事業など幅広い領域に展開している。

<詳細>
【介護アンケートVer.14】遠距離介護の帰省頻度は?介護状況に関するアンケート:https://caresul-kaigo.jp/column/articles/19482/

■ケアスル 介護
公式サイト:https://caresul-kaigo.jp/

■株式会社Speee
公式サイト:https://speee.jp/

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