共働きで7歳、5歳、2歳の3人の育児に奮闘する夫婦の様子をノンフィクションで描いた漫画「とある共働き夫婦のワークライフバランス戦記」がワーママたちに共感を得ている。著者のみみたぶタレ代(@MimitabuTareyo)さんは、現役会社員。結婚当時は子どもを産むことによるキャリア中断について悩むこともあったが、先輩女性社員の「産んでも復帰してがんばればいいだけ!自分次第よ」という言葉に励まされ、仕事も子育ても頑張っている。
実家が遠く、祖父母の助けを借りにくい状況のなか、3度の育休復帰を果たし、着実にキャリアを重ねているたくましくてかっこいいワーママだ。しかし、その裏ではちょっと残念な姿もあるようで…!!

これは2度目の育休復帰を果たしたばかりのころの話。夫婦ともにフルタイムで共働き、しかも2歳差の男の子兄弟を育てていれば、毎日が嵐のように過ぎていく。体力だけでなく脳も疲れて、何も考えられず何の気力も湧かない日々が続いていた。

そんな日々のなか、子どもたちが寝静まった夜のひとときだけが“自分の時間”になるのだが、スマートフォンをボケーッと眺めていると気付けば…!!恐ろしいころに1時間も経過しているではないか!せっかくのひとり時間が台無しに!!みみたぶタレ代さんにそのころについて話を聞いてみた。

――2歳差の男の子の兄弟なので、子育てにも体力を使いますよね!
平日は体力・気力ともに回復しない毎日でした。とにかく骨身に染みた疲れが抜けない日が多くて。当時は「慣れなのかな?今がそういう時期なのかな?子どものタイプによるのかな?」といろいろ考えてみましたが、結局は長男くんの育休復帰から次男くんの育休復帰後の3年間ほどは「今は睡眠=健康を最優先★」という状態が続きました。健康最優先と言っているわりには、子どもたちの病気に二次感染しまくっていましたが…。
――仕事と育児の両立に悩んでいる新米のワーママさんにアドバイスをもらえますか?
今のままで100点満点です!出勤するのにも一苦労のなか、みんな毎日公私ともに奮闘していて偉い!!国民栄誉賞!!!オスカー賞!!!!今すでに100点なので、あとのことは全部おまけです。自分のことを減点評価しすぎず、長い目でみてなんとなく帳尻が合えばいい。それぞれの場所で一緒にぼちぼちやっていきましょう。

みみたぶタレ代さんのブログ「とある共働き夫婦のワークライフバランス戦記」には、この話以外も共感できるネタが満載。就業時間中のつわり対策や、育児と仕事の両立についてなど、ワーママならではの悩みの参考になる情報が満載なので、ぜひ読んでみよう。

画像提供:みみたぶタレ代(@MimitabuTareyo)