ギフトの企画や販売を行うリンベル株式会社が、20代から60代のビジネスパーソン500人を対象に「ビジネスギフトに関する調査」を実施。取引先や自社の社員などに贈るビジネスシーンでのギフトについて、Z世代ではカタログギフトが購入商品の1位に、全世代でも3位に選ばれた。


カタログギフトは双方にメリット

春は人事異動の季節。ギフトを贈って感謝を伝える機会も多いのではないだろうか。同調査によると、「もらって嬉しかったビジネスギフト」は、食事や宿泊などの体験ギフトが73.7%でZ世代の1位に。全世代ではカタログギフトが最も多く、45.4%だった。

【画像】今までにあなたご自身が他人や勤め先、顧客や取引先から贈られた「ギフト」の中で、嬉しかった「ギフト」はどのようなものですか。(複数回答可)
【画像】今までにあなたご自身が他人や勤め先、顧客や取引先から贈られた「ギフト」の中で、嬉しかった「ギフト」はどのようなものですか。(複数回答可)


実際に購入しているギフトは、カタログギフトがZ世代で1位、全世代でも3位に選ばれた。結婚式の引き出物などのイメージが強いカタログギフトだが、ビジネスシーンでも人気が高いことがわかる。「贈られた方が好きなものを選べるから」「商品選びに悩まなくていい」など、贈る側と贈られる側の双方にメリットがあることが、選ばれるの理由のようだ。

あなたの勤務先において、ビジネスギフトを購入される際に、どのような商品を購入していますか。それぞれお知らせください。(それぞれいくつでも)
あなたの勤務先において、ビジネスギフトを購入される際に、どのような商品を購入していますか。それぞれお知らせください。(それぞれいくつでも)

あなたの勤務先において、以下のギフトをお選びになる際に、どのようなことを重視されますか。それぞれお知らせください。(それぞれいくつでも)
あなたの勤務先において、以下のギフトをお選びになる際に、どのようなことを重視されますか。それぞれお知らせください。(それぞれいくつでも)

あなたは、ビジネス向けの「カタログギフト」をご存知ですか
あなたは、ビジネス向けの「カタログギフト」をご存知ですか

あなた、もしくはあなたのお宅で、「カタログギフト」を贈ったのはどのような理由からですか。次の中からお知らせください。(いくつでも)
あなた、もしくはあなたのお宅で、「カタログギフト」を贈ったのはどのような理由からですか。次の中からお知らせください。(いくつでも)


カタログギフトで普段味わえない楽しみを

今回の調査について、担当者に話を聞いてみた。

「(今回の調査の狙いは?)ビジネスにおけるギフトの需要や可能性を探るためのマーケット調査として実施いたしました。コロナ禍でさまざまな社内イベントが中止になった代わりに、企業側から従業員に向けてギフトを贈る需要が急加速に膨らみました。これを機に、ビジネスギフトが活性化することを感じ、マーケット調査に乗り出した次第です」

「(コロナ禍でビジネスシーンのギフトに変化は?)リモートワークなどが増えて、社員同士の関係が希薄になっているなかで、飲み会や懇親会がないので、それに代わる需要も最近は多くありました。そうしたときに、現金だと利用用途が広すぎてしまうのでカタログギフトだと皆さんが満足できる商品が掲載されているという点での評価もいただいています」

「(カタログギフト、体験ギフトの人気商品は?)最近ではお取り寄せのようなグルメ商品が人気です。なかでもブランド牛や高級フルーツ、老舗ブランドのお菓子などの贅沢品と言われるものへの申込が多い印象です。体験型カタログギフトにおいては、コロナが落ち着いている状況下では食事券が圧倒的に人気です。宿泊ではシティホテルなどの都市型施設より温泉宿など郊外施設の方が人気は高いです。グルメでも体験でも共通して非日常を味わえる商品の人気が上がってきています。なかなか普段味わえない楽しみを感じていただけることができるのがカタログギフトのひとつの強みだと思っています」

「(ビジネスシーンではどのようなカタログギフトが選ばれていますか?)『リンベル スマートギフト』や『リンベル ザ・プレミアム』といったカタログギフトは、掲載商品へのこだわりだけではなく、カタログ本体、ギフトボックス、ラッピングなど装丁が非常に高級感のある仕上がりとなっているため、お世話になっている取引先様への贈答品や、大切な従業員への気持ちとして贈るのに適しているとのお言葉をいただき、多くのご採用をいただいています。また、分割利用や加算利用(クレジットカードで足す)などの今までになかった機能も評価いただいている気がします」

「(ユーザーへのメッセージは?)カタログギフトは結婚式の引き出物など、個人としてもらうケースが多く、ビジネス用途で使用するイメージが少ないと思いますが、実際は多くの企業のビジネスギフトとしてお役立ていただいています。また、カタログギフトも日々進化しており、現在は種類も豊富でそれぞれ内容や装丁、コンセプトも異なりさまざまな場面で使用できるようになっていますので、ギフトでお困りのことがあればお気軽にご相談いただければと思います」

多様性が尊重される時代。ギフトもバラエティー豊かなものが好まれるようだ。何を贈るか悩んでいるなら、カタログギフトを選択肢に入れてみてはいかがだろうか。

【調査概要】
調査期間:2022年8月25日~2022年9月8日
調査機関(調査主体): リンベル株式会社
調査対象:従業員規模5名から300名未満の中小企業に勤める有職者でギフト導入関与者
有効回答数:500サンプル
調査方法:インターネット調査

文=伊藤めぐみ