(左から)鈴木亮平、元木大介 /  (C)TBSスパークル/TBS 撮影:ENO
【写真】印象ガラリ…プロデューサーも絶賛の演技を見せた元木大介

元プロ野球選手・元木大介が、鈴木亮平主演の日曜劇場「下剋上球児」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)の最終回(12月17日放送)に出演することが決定。元木は、越山高校が三重県大会の決勝戦で対戦する伊賀商業の監督役。本作で描く“高校野球”時代も走攻守三拍子そろった大型遊撃手として注目を集めた元木にぴったりの配役となった。

新井順子P×塚原あゆ子監督が手掛ける初の日曜劇場作品

同ドラマは高校野球を通して、現代社会の教育や地域、家族が抱える問題やさまざまな愛を描くドリームヒューマンエンターテインメント。

スタッフ陣は、「石子と羽男―そんなコトで訴えます?―」(2022年)、「最愛」(2021年)、「MIU404」(2020年、全てTBS系)をはじめ、多くの人気ドラマを世に送り出してきた新井順子プロデューサーと塚原あゆ子監督。また、脚本はこれまでも二人の作品を数多く手掛けてきた奥寺佐渡子が担当している。

同作では、主人公・南雲脩司を鈴木が演じる他、黒木華、井川遥、生瀬勝久、松平健、小泉孝太郎、小日向文世といった多彩なキャストが出演している。

元木が演じるのは甲子園予選決勝の対戦校の監督役

元木は1990年のドラフトで1位指名を受け巨人に入団。「クセ者」の愛称で親しまれ、引退後も2019年から今シーズンまで巨人のコーチを務めた。幅広い世代の野球ファンに愛され、バラエティー番組の出演やVシネマを中心に俳優業も行うなど幅広く活躍している。そんな元木だが、日曜劇場への出演は本作が初となる。

第1話から本作を視聴していた元木は「鳥谷(敬)が出演しているのを見ていいなと思っていたら、まさかお話をいただいて。しかも大事な最終回で監督役ということで、僕でいいのかなとプレッシャーを感じました(笑)」と話していたが、巨人でヘッドコーチの経験もある元木はプロデューサー絶賛の演技で監督役を難なくこなした。

撮影は三重県の球場で行われ、主演の鈴木と談笑する姿や、球児役のキャストと記念撮影をする姿も見られた。撮影の最後には、視聴者に向けて「皆さんにご迷惑をかけないよう必死にやらせていただきました、とてもいい作品になっていますのでぜひご覧ください!」とコメントした。

“日本一の下剋上”なるか、「下剋上球児」最終話あらすじ

星葉高校にサヨナラ勝ちし、ついに決勝進出を決めた越山高校野球部。しかしいざ勝ち進んでも、甲子園出場には高額費用がかかることが発覚。丹羽(小泉孝太郎)は地元の有力者たちを集めて皆で頭を悩ませていた。

そんなこととはつゆ知らず、南雲(鈴木亮平)の家で決勝へと決意を固める部員たち。三年生はみんな、高校生活最後になるかもしれない試合、そしてその後の進路について思いを巡らせるのだった。

そんな中、大学からスカウトを受けていた根室(兵頭功海)はそのことを姉・柚希(山下美月)に言えずにいた。さらに、犬塚(小日向文世)はある決意を固めていた。

そしていよいよ決勝当日。星葉高校の応援団も越山の応援のために駆けつけてくれるなど越山高校応援ムードの中、南雲と生徒たちの“日本一の下剋上”が懸かった、運命の試合がスタートする。

※このドラマは「下剋上球児」(カンゼン/菊地高弘 著)にインスピレーションを受け企画されたが、登場する人物・学校・団体名・あらすじはすべてフィクションです。