正直嬉しそうじゃん / (C)のなか海/KADOKAWA
大きな胸がコンプレックス。下着をつけ始めた小学生の頃の思い出/この大きな胸が嫌いで好きで(1)

周りの子よりも、早く大人の体になっていくのが不安だった…。

人よりも発達が早かったために、周りから「胸いじり」をされてきたのなか海さん。自分だけ先に女性の体になっていくことが恥ずかしく、モヤモヤは成長するにつれてどんどんと膨らんでいきます。

下着の着用をからかわれること、走ると胸が痛いこと、デリカシーのない陰口を言われること…周りの理解を得られないことから生じる様々な苦しみから、生きづらさをずっと感じ続けることに。

ボディコンプレックスを抱えるひとつのきっかけとなったエピソードをお送りします。

※本記事はのなか海著の書籍『この大きな胸が嫌いで好きで』から一部抜粋・編集しました

この悩みは人に言ってはいけない

分かってくれた…! / (C)のなか海/KADOKAWA
てか海ってさ / (C)のなか海/KADOKAWA
あの涙は、あの感情は / (C)のなか海/KADOKAWA
自分のこの悩みは人から疎まれる / (C)のなか海/KADOKAWA
体型について大声で話されたり指摘されるのは本当に辛いですよね。

現在はコンプレックスを乗り越えて、「自分の体をジャッジしていいのは誰がなんて言おうと自分だけ」とポジティブな考え方ができるようになったというのなかさん。

体型については「個性」のひとつとして尊重される世の中であってほしいですよね。

著=のなか海/『この大きな胸が嫌いで好きで』