小南満佑子が初写真集「Luce」(講談社)発売記念イベントを開催 / ※ザテレビジョン撮影
【写真】まさに奇跡の一枚…小南満佑子がお気に入りに挙げた神秘的なカット

俳優の小南満佑子が初めての写真集「Luce」(講談社)を発売。10月21日に都内で発売記念イベントを開催した。

等身大の小南満佑子が表現されている

連続テレビ小説「エール」(2020年、NHK総合ほか)で注目を浴び、“ミュージカル界の新女王”として活躍する小南。沖縄で撮影した本作は、ビーチやプールでの王道ビキニカット、泡風呂カットの他、少女のような無邪気な笑顔から27歳の大人の色気を感じさせる大胆なランジェリー姿まで、美ボディーを惜しげもなく披露している。

初写真集発売を迎えたことに、小南は「思っても見なかったんですよ。自分が女優として、表現者として活動している中で、写真集を出させていただく日が来るとは夢にも思ってなかったんですけど、こうやって実現することができて本当に幸せです」と笑顔を見せる。

完成した写真はこの日初めて見たそうで「さっき見たんです。色校や編集の段階からだんだん形になっていってるっていうのは、ふつふつと実感が湧いてましたけど、いざこうやって本になって、いよいよ発売されるっていうのを見ると、“わー作っちゃった”みたいな。いや、“できちゃった”、“作っちゃった”みたいな。本当にこんなことあるんやなっていうぐらいのことができちゃったので、なんか自分じゃないみたいだけど、でも写っているカットは全部、等身大の小南満佑子が表現されているので、こんなにありがたいことはないなという、すごい感謝の気持ちでいっぱいです」と感激した様子。

また、イベントに130人のファンが集まった他、囲み取材にも多くの報道陣が駆けつけたことについては、「今日こうやって朝から皆さん集まっていただいて、正直誰もいないのでは、どうしようかなと思ったんです。こうやって一人でイベントとか取材の皆さんとお話しさせていただく機会というのが初めてなので。でも、さっきマネージャーさんからこうやって皆さんがいらっしゃっていると(控室で)聞いてびっくりして、本当にありがたいです。感謝の気持ちでいっぱいですし、すごく幸せな今日を迎えられました。ありがとうございます」と感謝した。

お気に入りカットは「奇跡的に撮れた幻想的な、神秘的なカット」

沖縄は初めて訪れたと言い、「すごく美しい海と緑の数々で、すごく自然いっぱいの所で撮影させていただきました。今回は『ナチュラル、ヘルシー』というコンセプトだったので、まさにそれがぴったりだなと思うような、すごくすてきなロケーションで撮影をさせていただきました」と振り返る。

「一番最初に船で撮った、ピンクのお衣装の写真があるんですけど、もうめちゃくちゃ暑くて、手すりとか本当に鉄板みたいだったんですけど、でもすごく海がきれいで、“ザ・沖縄”だなというような所で初めてのカットを撮らせていただきました」と撮影で印象に残っていることを語る。

また、「裏表紙は私が選ばせていただきました。一番ラストのカットだったんですけど、ちょっと曇りの中で、奇跡的にすごくきれいな夕日が見られて、すごく幻想的な、神秘的なカットが撮れたなというふうに思うので、すごくお気に入りのカットの一つです」と、お気に入りのカットとして紹介した。

2冊目へ意欲「海外とか行けたらいいな」

「ミュージカルの先輩方は、よく写真集よりもCDをお出しになる方は多いんですけど、私はCDもまだ出していないのに先に写真集を出すという、異例のちょっと突飛なことをさせていただいたんですけど(笑)、27歳という今の等身大の姿を形に残したいと思ったんですよね。舞台をさせていただくと、お客さまに劇場に足を運んでいただかなければ見ていただけないという醍醐味でもあるんですけども、なかなか残るものが少なくて。DVDだったり写真だったりというのもなかなか残らなくて、残ったとしても役のビジュアルが多いので、小南満佑子のナチュラルな姿というものを、ありのままを存分に残していけたらうれしいなと思って、今回写真集に挑みました」という本作。

今後のグラビア活動については「身体表現という意味で、総合芸術として表現者、女優として活動していく中で、もちろんお顔だったりも大事だけども、プロポーションを大事にしていくというのはすごく大切なことだというのを、芸能界のお母さんの前田美波里さんからずっと教えていただいていて、スタイルを維持していく、そしてパフォーマンスも常に向上していくということを常に考えて生きているので、そういったものをもし楽しんでくださる方がいらっしゃるのであれば、そういったトレーニングを積みながらお見せできる機会があればうれしいなと思います」と意欲を見せた。

そこで、「次に撮影で行くならどこに?」という質問が。小南は「えぇ、どこやろうなぁ。ハワイとか?(笑) ニューヨークに以前行った時に、やっぱりすごく芸術にあふれた街だなというのが印象的だったので、そういった劇場だったり、ニューヨークの芸術にあふれた街並みで撮影するのも楽しそうだなと思いますし、海つながりで次はハワイとか、海外とか行けたらいいなと思ったりしていますけど、そんなことがかなえばうれしいです」と、すでに2冊目へのやる気が満ち溢れていた。

“満佑子”は着物の似合う女性になってほしいという思い

今後の目標は「表現者として活動している中で、あまりジャンルにとらわれずにいろんなことにチャレンジしていくということをモットーに生きているので、これから舞台ももちろん大好きだし、これからも愛して続けていきたいと思いますけども、映像だったり、バラエティーだったりということもチャレンジしていけたらなと思います」と、幅広く活動していきたいと明かす。

そんな中で、「個人的には今一番、大河ドラマに出たいです。というのも、昔からずっと大河ドラマが大好きで、今も見てますけど、“満佑子”は着物の似合う女性になってほしいと思って名付けてもらったので、いつか大河ドラマに出たいと思っています」と告白。

「黒髪ロングを維持して、ピアスもつけず、父は美容師なんですけども髪を染めたこともございません! なので、黒髪ロングを維持しているので、いつかそんな機会があればいいなと、近々の目標です」と熱烈アピールをしていた。