RIIZE、NewJeans、NCT、BOYNEXTDOORなど人気K-POPアイドルが続々登場。BTS・Vのスペシャルステージも! / (C)PLAYLIST
【動画】「NPOP」でのBTS・V 「Love Me Again」特別パフォーマンス

Huluにて独占配信中のK-POPバラエティ「NPOP」(エンポップ)に、NCTのテヨン、テン、ドヨン、ジェヒョン、マークの5人がやって来た。オンラインでファンと交流したり、難しいミッションに挑戦したり、また、会場に応援に来たファンの前で新曲「Baggy Jeans」をパフォーマンスしたり…と、多様な姿を見せて、ファンを喜ばせた。

NCTは、派生グループや人数に制限の無い、次世代ボーイズグループ

「NPOP」は、韓国のNAVER社とPLAYLIST社が制作。NCT、RIIZE、NewJeansなど、人気のK-POPアイドルが続々登場。毎週水曜夜8時15分に新エピソードの字幕無し版が追加され、字幕版は翌木曜日に配信される。

また、「NPOP SPECIAL」として、BTSのVがこの番組の為に特別にパフォーマンスした「Rainy Days」「LOVE ME AGAIN」「Slow Dancing」も公開中。

NCTは2016年に結成されたボーイズグループで、グループ名は「Neo Culture Technology」の略。活動グループやメンバーの人数に制限が無い、新たな概念の次世代グローバルグループだ。メンバーの国籍も、韓国、アメリカ、カナダ、中国、日本などワールドワイド。現存するグループは、楽曲ごとにメンバーが変わる“NCT U”、ソウルの経度をグループ名に入れた、韓国を基盤に活動する“NCT 127”、デビュー当時の平均年齢が15歳だったユース世代の“NCT DREAM”、中華圏を中心に活動する“WayV”、ドヨン、ジェヒョン、ジョンウの3人組“NCT ドジェジョン”、日本人のメンバーで結成され、去る10月8日に日本でプレデビューしたばかりの“NCT NEW TEAM(仮)”となる。

7年ぶりの集結で感じた、お互いの変化と成長

今回「NPOP」にやって来た5人は、今年9月に“NCT”として1年8ヶ月ぶりに発売された4枚目のアルバム「Golden Age」のタイトル曲の1つ「Baggy Jeans」に参加しているメンバー。彼らは、NCTのデビューを飾った“NCT U”の1stシングル「The 7th Sense」のメンバーで、「7」の韓国語の「チル」と「sense(感)」の韓国語の「カム」を繋げて“チルガムズ”と呼ばれている。今回7年ぶりに集結し、ファンを喜ばせた。テン以外は“NCT 127”、テンは“WayV”のメンバーでもある。

7年ぶりにこのメンバーで活動する感想をきかれたドヨンは、「当時もメンバーを見た時、カッコいいと思ったけど、今回カッコよさに磨きがかかってました。4人とも元から上手かったけど、時間を経て熟練されて、スゴく上達したなぁ、と練習してて感じました」と、それぞれの成長に感慨深げ。

そして、デビュー前日のホテルではしゃぐメンバーたちの懐かしい動画が流れ、それおを観ながらテヨンが「当時のマークは慎重なタイプだったけど、スゴく変わった」とマークのキャラ変をツッコんだ。すると、ドヨンが「テヨン兄さんもスゴく変わったよ」と話し出す。「リーダーとして、トップの座を守る為に虎みたいだったけど、今は歯が抜けたよ」と続け、その独特な表現に「虎の歯が抜けたの?」とマークがウケる。表現はともかく、テヨン自身も「前より親しみやすくなったって言われるよ」と、丸くなった事を認めていた。そして、「みんな成長したよ」と、グループの長男らしくまとめた。

ファンのお願いに次々と応える”チルガムズ”

「Buggy Jeans」にちなんで、それぞれがカッコいいポーズを披露し、続くダンスチャレンジでさらにカッコよさを見せつけた後は、コネクションルームに移動して、オンラインで彼らを見守っているシズニ(NCTファンの名称)とコミュニケーションタイム。掲示板には「ホントに会いたかった!」「“チルガムズ”をリアルタイムで見れてる(涙)」など、一気にコメントが溢れ返る。

「Baggy Jeans」でのマークのキリングパートの「ヤッポーーイ!」を、他のメンバーもやってみて、というお願いを見つけた彼らは、ドヨンに振ると、彼は「喉が痛くなるんだよな…」と言いながらも挑戦。だが、何だかオモシロな感じになってしまい、メンバーは大爆笑。他にも「Baggy Jeans」子守歌バージョンのリクエストに応え、アカペラで囁きながら歌うサービスも。この番組でしか聴けない超特別バージョンだ。

マーク、難しいミッションに心折れる…

ファンとたっぷり遊んだ後は、メインのミッションへ。彼らへのミッションは「絵カードを探せ」。“鬼”となったメンバー1人が、カードの絵を指定された方法で1分以内で説明し、その他のメンバーとファンは、5枚のカードから該当する1枚を選ぶ、というルール。

最初の鬼となったドヨンは、ウサギの鳴き声と動きで説明。悩みながらもわかりやすかったのか、メンバーもファンも答えが一致。見事正解した。だが、次のテヨンはNCTの歌とダンスでの説明に大苦戦。ファンも「ごめん…難しい」とお手上げ。追加ヒントのチャンスを貰い、何とか正解する事ができた。最後はマーク。お題のカードを見た途端、「オーマイガッ!」と叫んだ。その上、説明方法は「表情だけで」。頑張って伝えようとしたが、残り10秒で「これはムリだわ…」と心が折れてしまった。そんな彼を「諦めるな!」と励ます4人。ファンも「末っ子に迫った試練」「難しいね…」と同情の書き込み。ファンの答も割れたが、最終的に無事正解を導き出した。

「Baggy Jeans」を溢れるカッコよさでパフォーマンス

難しいミッションをクリアして、協力してくれたオンラインのファンたちに別れを告げ、彼らは実際のファンが待つ“STAGE N”に移動。披露するのはもちろん「Baggy Jeans」。誰もマネできない、こぼれ落ちるほどの魅力で自信に溢れている様子を表現したヒップホップ。サビの「バギバギバギバギ…」のフレーズは一度聴いたら忘れられないインパクト。ダンスブレイクでは、K-POPではおなじみの、メンバーの名前を順番に呼ぶ掛け声がかかる。

歌い終わった後、ステージを囲んでいるファンにお礼を言いながらファンサービスする5人。この収録が今回の活動の最初だったようで、テヨンが「皆さんがこうして喜んでくれるのを見たから、頑張れそうだ、今週!」と言うと、ジェヒョンが「これから僕たちの活動が始まるから、最後までたくさん応援してね」と語りかける。ドヨンも「みんなのおかげで良いステージができて感謝しています。『Baggy Jeans』、たくさん愛してくださいね」とファンに感謝。マークも「いいスタートが切れました。ありがとう」とお礼を述べ、最後にテンが「今週はずっと5人で一緒に活動するんで、体調に気をつけて、みんなも一緒に楽しんでくださいね」と締めくくった。そして、5人は名残惜しそうに何度もファンに手を振っていた。

◆文=鳥居美保/構成=ザテレビジョン編集部