MAZZELが2nd.シングル「Carnival」を10月18日に発売 / 撮影=梁瀬玉実
【写真】妖しげな魅力を放つMAZZEL「Carnival」の最新ビジュアル

5月に「Vivid」でCDデビューし、早くも2nd.シングル「Carnival」を10月18日(水)に発売するMAZZEL(マーゼル)に、結成されてからの自身の変化や一番変化したメンバーを聞くと、ステージを重ねた8人だからこその強い絆を感じる答えが返ってきた。

“BMSG”第2弾ダンス&ボーカルグループ“MAZZEL”

MAZZELは、SKY-HIがCEOを務める“BMSG”の第2弾ダンス&ボーカルグループ。幸福を意味する「Mazel」に迷路「Maze」と情熱「Zeal」を掛け合わせたグループ名で、YouTubeで配信されたオーディションドキュメンタリー番組「MISSIONx2」から誕生。

BMSGトレーニー(練習生)だったRAN、SEITO、KAIRYU、一般公募から選出されたNAOYA、RYUKI、TAKUTO、HAYATO、EIKIで結成された8人組で、3月31日に「MISSION」を配信リリースしプレデビュー、5月17日に「Vivid」でCDデビューを果たす。この度、待望の2nd.シングル「Carnival」が10月18日に発売される。

この夏LIVEを多数経験し、メンバーそれぞれが成長を実感

――MAZZELというグループは着実に進化していると感じていますが、ご自身の気持ちやパフォーマンスの面で「成長した」と感じている点を教えてください。

KAIRYU:自信を持ってステージに立てるようになりました。今、自分がステージの誰よりも輝いているんだという気持ちでパフォーマンスできるようになったと思います。

NAOYA:僕は歌唱が成長したなって思います。今まで、息つぎをしないと歌えなかったフレーズが1フレーズで歌えるようになっていたときに、成長を感じました。

RAN:ステージ上で堂々とできるようになりましたね。もちろん、それは自信にもつながっていて、パフォーマンスがより楽しくなりました。

SEITO:ひとつはすごく支え合えているなと感じます。誰かが少しミスをすると、次の人が助けて…みたいな感じで、どんなときも助け合っています。そして何より楽しむ事ができるようになりました。パフォーマンスを成功させるっていうのはもちろんなんですが、ひとりひとりパフォーマンス中に目がたくさんあうようになりました。

RYUKI:ラップだったり、LIVEの魅せ方が進化した気がします! あと、なんといっても夏フェスだったり、ファンミーティングツアーで、メンバーの絆がさらに深まりました!

TAKUTO:曲中でアドリブやアレンジをいれるようになりました。毎回のLIVEで、同じ曲でも内容の違うものをおみせできるように努力しています。

HAYATO:ファンミツアーやフェスに出演していく中で、周りを見る視野がすごく広がったなと感じます。歌は変声期でずっと悩んでましたが、だいぶ落ち着いてきて、僕が歌いたいスタイルで歌えるようになってきました。

EIKI:いい意味でステージ上での余裕が生まれてきて、メンバー同士やMUZE(ミューズ:ファンの名称)とパフォーマンス中に目が合う回数が増えたことです。

一番変化したと感じるNAOYAの言葉にTAKUTOがニコニコ

――オーディション「MISSIONx2」から今までで、パフォーマンスだけでなく精神的な面も含め、一番変化したと思うメンバーは誰ですか。

KAIRYU:やっぱり年下組2人、HAYATOとRYUKIですね。やっぱり弟なんですけど、素が出せるようになったからこそ、パフォーマンス部分の自信につながってくると思うので、ステージ上の表情ひとつとっても、末っ子2人はすごく変わったなと思います。

RYUKI:僕は末っ子のトム(HAYATOの愛称)が。もうビジュアルも見てもらうとわかるんですが、オーディション当時より垢抜けてますし、レコーディングとかしていると本当に歌声が全く違うんでビックリしています。

TAKUTO:そうですね、EIKIかな。オーディション中とかデビューしたての時は、結構ダンス面でよく「ここ、こうした方がいいかな」みたいに聞いてきたんですけど、今もあるはあるんですけど、自分で試行錯誤して、かっこいい角度を見つけてやっているので、変わったなって思います。

NAOYA:もう本当に全然みんな成長しているんですけど、僕はたっくん(TAKUTOの愛称)です。ライブのときとか、イヤモニにメンバーの声とか自分の声が返ってくるんですけど、そのときにたっくんのラップで、結構「ウェイ」って気持ちが上がったりするんです。ラップって、強弱の付け方とか抜き方とか正解がないんですけど、たっくん、すごいアーティストになったなって。オーディションのときも一緒のチームだったんですけど、もう全然別人になっていると思います。

RYUKI:(NAOYAの話の途中からニコニコが止まらないTAKUTOを見て)気持ちいい? 気持ちいい?

TAKUTO:(満面の笑みで)気持ちいい!!

名前を挙げあったEIKIとHAYATOが固く握手しハグ

EIKI:僕はRYUKIとHAYATOですね。年下組の2人なんですけど、最初は多分メンバーにも気を遣っていたと思うんですよ。でもそれがだんだん溶けてきて、すごくちゃんと弟をしてくれるようになりました。なんか、2人ともかわいいです!

HAYATO:僕はEIKIです。やっぱりダンス未経験っていうのもあって、自分では振り入れとか大変だったっていつもいってるんですけど、「いやいや、ダンス未経験じゃこんな踊れないから」って毎回驚かされるし、パフォーマンスしていくごとに上手くなっているEIKIを見て、もっと頑張らなきゃって思っています。

(お互いの名前を挙げあったEIKIとHAYATOが目を合わせたと思ったら、固く握手をしてハグをする)

RAN:RYUKIもHAYATOもそうなんですけど、僕はTAKUTOが結構変わったなっていう印象があって…。オーディションのときは、ほとんどしゃべらない人で、最初は話しかけずらいぐらいだったんです。でも今はよくメンバーとしゃべるし、なんなら結構率先してしゃべるぐらい(笑)。なんかすごく殻が破けた感じだし、普通に何にもないときも歌を歌っていて、今や音楽好きのよくしゃべる人って感じになった気がします。

SEITO:えぇ〜(しばらく悩みこむ)。もう全員でお願いします。今は結構深いところまで話せるようになったというか、ちゃんと話し合えて意思疎通ができるようになって、どんどんいいチームになってきていると思うので。

ドームツアーや世界公演も…末長く愛され常に進化し続けるグループであり続けたい

――今後のMAZZELとしての夢をお聞かせください。

KAIRYU:率直にまだまだ有名になりたいし、たくさんの人に応援してもらえるようなグループになりたいです。わかりやすくいうと、ドームツアーや世界公演をできるアーティストになって、夢見ていた大きなステージでMAZZELらしくパフォーマンスして、僕がアーティストを見て夢をもったように、そういう憧れの人みたいにもなりたいです。

RYUKI:末長く愛されるグループでありたいですし、誰が見ても「MAZZELって輝いているよね」っていってもらえるようなアーティストになっていきたいなって思います。

TAKUTO:結成してから1年経ってないですが、それだけでも確実に成長できているのを感じていますし、今後5年後・10年後も成長することをやめない、常に進化し続けるグループであり続けたいです。

NAOYA:長く愛されるグループになりたいです! ひとりひとりが本当に輝いていて、何より僕たちがずっと幸せに楽しくできたらいいなって思います。

◆取材・文=綱島深雪