“真実の愛”を育んでいく少女と人外の青年 / 画像提供/八丸真幸さん
【漫画】真実の愛があれば本当の姿に戻れる…少女と人外のカップルが迎えたラストに「新ジャンル確立」「最高のハッピーエンド」

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回ピックアップするのは、創作漫画をX(旧Twitter)に投稿している八丸真幸さんの『真実の愛で元の姿に戻る人外のお話』だ。

八丸さんが8月27日に投稿したポストには5600の「いいね」が寄せられ、さらにネット上では「愛は見た目じゃないですね」「最初の男が許せん…」といったコメントも多数集まっている。

そんな作者の八丸さんに話を伺い、創作のきっかけやこだわりについて語ってもらった。

“真実の愛”で本当の姿を取り戻した人外の物語

『真実の愛で元の姿に戻る人外のお話』(1/4) / 画像提供/八丸真幸さん
これは、オシャレが不慣れな少女と人外の青年の物語。ある日、少女はドレスにヘアスタイル、メイクとぎこちない手つきで異性と合う準備をしていた。しかし本を参考に必死の思いで仕上げた“外見”に対し、相手の男性から心ない言葉をかけられてしまう。

荒波の打ち付ける崖でただ1人、涙で頬を濡らす少女。その背中に「どうしました、お嬢さん」と声をかけてきたのは、2本の角を生やした細身の青年だった。少女は哀しく笑いながら涙の理由を明かす。すると青年はやさしく受け止めて、「そんなこと無いのに…」「僕も見た目で思うところがあります」とその見た目からは想像もつかない胸中を語る。

「今は呪いをかけられているのです」「真実の愛があれば本当の姿に戻れる……」

そして時は移ろい、春夏秋冬をともに過ごした2人は“真実の愛”を育んでいた。両手を重ねて見つめ合った瞬間、青年は大きな耳の生えたコウモリの人外の姿へと変身。青年は念願が叶って元の姿に戻れたが、少女は予想外の姿に唖然とする。そして、以前自分が男性にかけられた言葉を思い返し…。

同作では、“元の姿に戻っても人外のまま”という意外な展開が話題を集めており、ネット上には「逆パターンは多いけど、この展開は新しい」「美女とコウモリという新たなジャンルが確立された!」などの反響が相次いだ。

作者・八丸真幸さん「特に嬉しいのは“目覚めた”というご感想」

『真実の愛で元の姿に戻る人外のお話』(2/4) / 画像提供/八丸真幸さん
――『真実の愛で元の姿に戻る人外のお話』を創作したきっかけや理由があればお教えください。

人外キャラが真実の愛で人間に戻るお話を否定したいわけでは無く、人外のままでいてくれると嬉しいなあという性癖からです…!

――描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあれば教えてください。

特に考えていなかったので…読んでくださる方が注目してくれた点が…注目ポイントです…!

――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。

最終コマのコウモリくんが可愛く描けましたよ!!

――定番のストーリーだと化け物や獣の姿から人間に戻るという流れですが、今回のようなストーリーはどのような時に思いついたのでしょうか?

最初に答えちゃったーーーーーッッッ!!!!性癖ですーーーーーーーーーッッッ!!!!

――同作も含めて「人外」を扱う作品が多いですが、読者からの反響で特に印象に残っている・嬉しかったものを教えてください。

どんなご感想も全力で嬉しいのですが、特に嬉しいのは「目覚めた」というご感想です。

――今後の展望や目標をお教えください。

たくさんの人に…読んでほしい……!!!!

――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!

今年の秋の終わりぐらいか冬の始まりぐらいに八丸からお知らせがあるから、よかったら覚えておいてね~~~~ッッッ!!!