木ドラ24「ポケットに冒険をつめこんで」 の記者会見に西野七瀬、笠松将、平野綾、世古⼝凌、塚地武雅、内⽥理央が出席 / ※ザテレビジョン撮影
【写真】ゲームボーイを持つ西野七瀬&モンスターボールを持つ内田理央

西野七瀬が主人公役を務める木ドラ24「ポケットに冒険をつめこんで」 (10月19日[木]スタート、毎週木曜夜0:30-1:00ほか、テレビ東京系ほか)。同作の記者会見が10月16日に都内で行われ、西野のほか、共演の笠松将、平野綾、世古口凌、塚地武雅、内田理央が出席した。

“ポケモン好き”女子の成長物語が描かれる

同作は、「ポケットモンスター」を通じて主人公が成長していく世界初の“ポケモンヒューマンドラマ”。

憧れのゲームクリエイターを目指して小さな広告代理店に転職したまどか(西野)は、キラキラした想像とは無縁の世界に疲弊する毎日。そんなある日、実家から子供の頃に遊んだゲーム機とポケモンのソフトが届く。大人になって久しぶりに手にしたポケモンのゲームをきっかけに、まどかの生活に小さな変化が起きていくーーという物語が描かれる。

西野七瀬、自身の“初めてのポケモン”エピソードを語る

主人公・まどかを演じる西野は、同作のいちおしポイントを「ゲームボーイをプレイしているシーン」とズバリ。「毎話入ってくるんですが、ゲームボーイパートの撮影は特殊な撮り方をしていて。アングルやゲームボーイ視点など、監督たちが工夫して、いろいろ楽しめるように撮っていました」と明かした。

そんな西野は、幼少期からほとんどの『ポケットモンスター』シリーズを通ってきたポケモン好き。小さい頃を振り返り、「兄がやっていたやつを勝手にリセットして…(笑)」と話し始めると、共演者陣からツッコミが。「違う違う。許可はちゃんと取って! 兄は遊び終わったからいいよということで『じゃあ初めから』ってやっていたのが、自分の初めてのポケモンです」と思い出を語った。

まどかが務める広告代理店・ADventureで、イケすかないまどかと同い年の営業、どこか火が燻っている桧山景明(ひやま・かげあき)を演じる笠松は、見どころを「各々のキャラクターの成長物語」とコメント。「進化が見られるシーンがありますので、現場でもいろいろみんなで話してこだわって撮ったシーンになので、そちらをチェックしていただければと思います」と期待をあおった。

ADventureの最年少社員で、本人は前向きだがあまり仕事ができない小出優希役の世古口は「会社の雰囲気を皆さんに味わってもらいたい」と笑顔。「ちょっとした仕草やポイントで“ぽいな”と思ってもらえたら、すごく楽しんでもらえるんじゃないかなと思います」と話した。

ADventureのデザイナーで、マッチングアプリを駆使しハイスペック男性と出会うことを目標としている目黒洋子役の平野は「毎話ゲストキャラが登場するんですけど、そのゲストにもとあるポケモンがあてがわれたりしていて、毎回どんなポケモンが出てくるんだろうなっていう楽しみがあると思います」とコメントした。

ADventureの社長で、大事なところをドわすれしてしまう宿谷浩一(やどや・こういち)役を演じる塚地は「僕が胸キュンするポイントは、それぞれの名前にちゃんとポケモン要素がかかってるところ」と語った。

そして、まどかの地元の幼なじみで大手同業会社に務め、幼少期からまどかに対抗心を抱くライバル・工藤美登里役の内田は「ポケモンのゲームもライバルってめちゃくちゃ唐突に現れると思うんですけど、そんな唐突に出現するライバルも、今回のドラマでかなり楽しんでいただけるかなと思っております」語った。

ADventureでの楽しそうな裏話に内田「こんな楽しい現場だったんですね?」

撮影裏のエピソードを尋ねられた西野は「撮影部さんが、“目線はここを見てください”とテープでマーキングしてくださるんですけど、そこにピカチュウの絵が描いてあって、それが日に日に増えていって、ピカチュウが5匹くらいカメラのフレームのところに並んでいて。『私も描きたいです』って言って描かせてもらって、カラフルなかわいいカメラになっていました」とほっこりエピソードを回答。

また、世古口が「ポケモンGOのアプリを綾さんがやられていて、影響を受けて再インストールして始めました」と告白すると、塚地から「控室で『静かな状態やな』と思ったら手回ってて(笑)」と、仲の良さを感じられる現場の様子が明かされていた。

そんな平野は「ポケモンGOにポケモンと一緒に写真を撮れる機能があって。『だったら、このメンバーのポケモンとツーショットを撮ろう!』と自分の持っているポケモンを駆使していたんですけど、どうしてもガルーラだけがいなくて。どこかの国に行かないと捕まえられなかったので、その辺にあったカンガルーのぬいぐるみと長谷川(朝晴)さんにツーショットを撮ってもらいました(笑)」と告白。楽しげな裏話を語った。

塚地は「ヤドランモチーフの役なんですけど、デスクにヤドカリがペットとしていて…」と話し始めると、内田は「本物!?」と驚きの表情。そんな内田に塚地は「(ライバルだから)あんまり仲良くないもんね(笑)」と返しつつ、「本物がいて動いたりとかするので、それをみんなで見てニコニコしたりとか。そこにも注目してほしいです」とアピールした。

内田は、各々の現場でのエピソードを聞き「すごく楽しそうだなって。こんな楽しい現場だったんですね?」と、どこか寂しげな表情を見せていた。

「ポッポとホウオウを交換してくれて…」内田のエピソードに総ツッコミ

さらに、ポケモンにまつわる印象的な思い出を問われたキャスト陣。

世古口は「家庭が転勤族で、関東地方に引っ越してくる時に友だちがいなかったんですけど『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』を買って学校に持っていってみんなでやったら、友だちがブワッと出来て。縁をつなげてくれたんですよ」と幼少期のすてきなエピソードを披露。

続く内田が、「一番やったのが『ポケットモンスター 金・銀・クリスタル』で、どうしても伝説のポケモンを全部集めたかったんだけどなかなか捕まらなくて…。そしたらクラスの“ゆうじくん”が、私のポッポとホウオウを交換してくれたんですよ。今でも感謝してます」と明かすと、周りからは「好きだったんだよ」「絶対そうだよ」「ポッポとホウオウ!?」と口々にツッコミが入れられていた。

また、笠松は「初めてのゲームが『ポケットモンスター 金・銀』で、初めての映画が『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』なんです」と思い出を。さらに「金・銀どっちも買ってもらったんですけど、最初に銀をやって『まだ僕には金も残ってる。どんなゲームなんだろう?』と思って始めたら同じゲームだった(笑)」と告白。「二周目もしっかり面白かったんですけどね」と、ちゃめっけあるエピソードを明かした。

また一同は、『ポケットモンスター 赤』に出てくる3匹のポケモンの鳴き声を聞き当てる「ポケモン鳴き声クイズ」にもチャレンジ。「難しい!」と戸惑いつつも盛り上がりを見せていた。

最後に西野が「仲良くワイワイした現場で、この夏一生懸命みんなで面白いものを作りました。期待に応えられるようなものをお届けできると思いますので、ぜひ一緒に冒険を見守っていただけたらうれしいなと思います」と語り、会見を締めくくった。